はらはらなのか。

劇場公開日:

はらはらなのか。

解説

女子小学生向けファッション雑誌「キラピチ」の専属モデルやテレビ番組「おはスタ」の「おはガール」などで活躍する原菜乃華が、本人役で映画初主演を果たしたファンタジックなドラマ。子役から女優へのステップアップを目指す女の子ナノカは、ライバルたちより美少女で芸歴も長いはずなのになかなかオーディションに受からず焦りを感じていた。そんなある日、亡き母親が出演していた舞台が再演されると知った彼女は、主役の座を勝ち取るべくオーディションに挑む。ナノカは劇団員や演出家、偶然知り合った喫茶店の女店主ら様々な人たちとの出会いを通し、女優として少しずつ成長していく。ナノカを導く喫茶店店主に松井玲奈、ナノカが憧れる生徒会長に吉田凜音。監督・脚本は「いいにおいのする映画」の酒井麻衣。

2017年製作/100分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2017年4月1日

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(C)2017「はらはらなのか。」製作委員会

映画レビュー

3.5「今や大活躍!」という付加価値があって成立する面白さもある

2024年3月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

今やうどんをシェイクし、CMにもイメージキャラクターとして起用されるようになった原菜乃華さん。そんな彼女の6年前の作品。子役上がりから1人前の女優にステップするための葛藤をミュージックに描く。上手くはないけど悪くはなかったかな。 フライヤーをずっと持ってて温めていた作品なのだが、個人的にチャラン・ポ・ランタンが出ているのもポイントが高かった。おとぎ話を音楽で引き出しつつ、舞台に上がるまでの姿を上手く引き出していたと思う。ワガママに見える思春期特有の行動も、自分の今と未来へのギャップと不安、共に戦える友の存在…上手くブレンドされていて観やすい。 ただ、ちょっとタッチが軽いというか、外野の視点で転がっていくので、ミュージカル調に変わっていくシーンに付いていくのが少し大変だった。その分、吉田凜音さんのパートが(大袈裟に言えば)シスターフッドを感じさせ、静と動の音楽で対ながら目指す所に共鳴していくのは好感。そして何より、この成長をした原菜乃華さんと、それを見出したSPOTTEDの手腕よ『無限ファンデーション』の南沙良さんといい、小規模作品で金の卵が躍動する様は、やはり熱いものがある。 主演は先述の通り、原菜乃華さん。ここ3年ほど作品を観ていても思うのが、作品の厚みを生む深い演技がとにかく秀でている。今作では、知らないから分からない感情に詰まりながらも果敢に挑む姿が描かれているが、そこを磨いた彼女の凄みを改めて感じる。また、川瀬陽太さんや松井玲奈さん、松本まりかさんといった演技派を、あえて色濃くせずに描いてるのもなかなか良い。上手く現実的にさせすぎないように現実を描いている所も上手い。 ワチャワチャしているけど、何処か地に足が離れすぎていない作風。メッセージ性をもう少し描写で観たかった気がするが、これもまた悪くないとも思う。ホント、彼女の今の活躍は素晴らしい。そして、「未来の私、何をしてるの?」との問いを自ら大きな方角へ振り上げた勇ましさに拍手を送りたい。

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たいよーさん。

4.0原菜乃華さんの本髄を知りたくて視聴。

2023年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

とても引き込まれる作品だった。果たしてあれは菜乃華さん本人の実体験なのだろうか?そうであればすごいと思う。

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KENDAMA

1.0『中学生○記』を思い出した。

2023年3月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

ガキの頃見ていた旧国営放送の『中学生○記』を思い出した。 『現実じゃない話し見せて、お金を貰って良いのか?』 「良い事に気づくなぁ」と思った。 日本の芸能界なんて、大なり小なり、こんな男目線な所はある。昔からね。 さて 『観客に見せる演技』を演出家は演者に要求する。しかし、観客は演技を分かる訳では無い。つまり、その演者にあった演出を施せば良いと言う事。カワイイ子にはカワイイ役柄。信長役は大柄な自分勝手な男役。だから、誰一人苦労しなくとも、泣ける映画が出来てしまう。つまり、問題の根源は見る側にあると思う。

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When I am 75♥️

2.5女子中学生ミュージカル・・・ハラハラ

2022年4月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 ミュージシャンを目指す吉田凜音だけは良かったかな~さすがミュージシャン。主演の原菜乃華はイマジナリーフレンドとして二役をこなすという難しさもあるだろうけど、ちょっと物足りなかった。まぁ、地方のオーディションだから合格したのだろう・・・設定に無理はない。  女優やミュージシャンの道は険しいもの。仲良しクラブ的な展開かと思いきや、しっかりとロリコンカメラマンを入れていたのはOKだ。説明する台詞なんかはさすが12歳という無理のない脚本だったり、プロットも心温まるものがあっただけに演技面や細かな演出さえ良ければいい作品になったと思う。

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kossy

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