忍びの国のレビュー・感想・評価
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時代ものでは、今まで一番面白かった
相方のお付きあいで観に行ったが、単純に面白かった! まず大野のアクロバティックな殺陣は、アクション映画並みの見応えで驚いたし、凄みのある台詞回しも良かった。
更に、伊勢谷友介演じる日置大膳は、物語の要所を締め、文句なしに素晴らしかった。大野と石原さとみの夫婦愛も意外な展開が待ち受け、もう一度観てもいいなと思っている。
無門とお国の掛け合いが最高!また観たい!!
飄々として怠惰な無門が180゜豹変するアクションシーンは凄い!ギャップにやられます!そしてこの作品のもう1つの醍醐味は無門とお国の掛け合いの場面!抱腹絶倒です!!虎狼の民も身近な人には弱く、そして人としての心に気付かせてくれる存在だということを教えてくれます。笑いあり涙ありの感動エンターテインメント時代劇です!
攻めたエンターテイメント作品
攻めたエンターテイメント作品だった。
忍者を題材にしている映画は数が少ないけれど、だからといって無難におさめずに、演出はハチャメチャで型破りなところもそれなりに。ただ、それが不思議とハマっていてクセになる。
ハチャメチャ具合に目がいくとそこに意識が向きがちだけど、細部を見れば、押しつけがましくないメッセージ性と奥深さの妙があったりと、なかなか考えさせられる。
大野さんがとても良い味を出していた。大野さんと鈴木さんの一騎打ちは見応えあり。ラストが良い。見る人を選ばない良作。
意外とスルメ映画かも
観終わった時「面白かった!」って言葉が、なんの引っ掛かりもなく出てきました。
ワクワクしたり、鳥肌立てたり、ウルウルしたりできますよ!
アクションだったり、忍術だったり、侍の仁義だったり、夫婦の愛だったり・・・たくさんの要素が入っているけど、複雑さを全く感じなかったですね~。ものすごく見やすいです。小ネタもたくさんありそうなので複数回見ると楽しめそう。
最後はカラリとした後味の良い終わり方。これぞ戦国エンターテイメント。中村監督のセンスを感じました。
子供でも高齢の方でも、友達とでもデートでも、みんなが楽しめる映画だと思います。
久々にまた見たいと思える映画だった。
前半はコメディータッチで軽快なテンポで進んでいくのだが、これにより後半のシリアスで壮絶なアクションシーンが際立つ作りになっており、素晴らしい演出だった。
無門と平兵衛の一騎打ちの「川」のシーンは、両者の息づかいと刀のぶつかり合う音だけが響く迫力のシーンで、息をするのを忘れて見入ってしまった。普段は飄々とした無門の、本気になった鋭い眼差しにぞくぞくした。鈴木さんのアクションはとにかくパワーがあり迫力が凄く、鬼気迫る表情と相まって、流石ストイックに役作りをすると評判の役者だと思った。
クライマックスのお国と無門のシーンは、声を震わせ絶叫する大野くんの声と表情の演技が素晴らしく、思わず涙してしまった。悲しい過去を持つ無門が、やっと愛する存在を見つけ変わり始めていたのに、あまりに悲しいラストだった。
あと意外といったら失礼だが、知念くんの演技が思いの外素晴らしく、偉大過ぎる父をもつ信雄の葛藤を吐き出すシーンはぐっとくるものがあった。
その他脇役の皆さんの演技も本当に素晴らしく、特に國村隼さんの演技は時間としては短いのだが、流石の存在感だった。(國村さんが意外と動けることに驚いた)
忍びの国は涙あり、笑いあり、「人間とは何か」という訴え掛けるメッセージも詰まった超大作であった。時間が許せばまた見に行きたい。
無門は忍びか人か…?
大野君を主役に据えた時点で、監督は原作を読んでない人も含めて、誰もが観て楽しめるエンターテイメント性のある映画にしたかったのだと思います🎬
本来なら、織田と伊賀の争う戦国時代の設定であり、もっともっと緊迫感のあるストーリーとして仕上げたいかな…というのは個人的な意見ですが、それでは若い人は観ないのかも。今日も若い人が多く観に来ていて、満員でした😳❓
でも、大野君は監督が狙っている弱さと無慈悲さを持ち合わせた忍び役を、巧く演じていたと思います。そして、伊勢谷さんやマキタスポーツさんがしっかり支えていたかな。
無門は愛を知らずに忍びとして育ち、お国との出会いより人としての拠り所を見いだす姿をもっと前面に出しながら、戦国絵巻の大河ドラマで観たい感じがします。
評価の分かれる作品
友人3人で観てきましたが、見事に評価が分かれました。
私はこの作品、単純で何も考えずにただただ面白かったのですが、重厚な時代劇や社会派の映画好きの友人は酷評していました。
原作を読んでいたのもこの友人だけで、どうも原作のイメージが固まっていた友人にはしっくりこなかったようです。
そして、アニメ好きの友人は大絶賛でした。
何度も最高!を連発しておりました。
嵐の大野くんのキャラクターがとても良かったそうです。
今までもよくこの3人で映画を観てきましたが、ここまで評価が分かれたのは初めてです。
自分でも驚く
『忍びの国』を見た自分の感情の変化が意外すぎて驚いている
心が震えるのを感じた映画は久しぶり。
私はまんまと大野智演じる無門の術にかかってしまったのかもしれない
娘に誘われて急遽見ることになった『忍びの国』
私と主人と娘と息子
史実に基づいた作品ということもあり主人と息子もすんなりいくことになった
家族全員で映画を見るなんて何年振りだろうと思いながら見始める
軽快なストーリー展開の中に、人間とは何か。本当に大切なものは何か…色々と考えさせられ心が忙しくなる
鈴木亮平演じる下山平兵衛と
大野智演じる無門の心の変化を感じながら見た
2人の圧倒的なアクション
娘は息をのみ主人と息子は凄いと見入っている
終盤の無門の表情の変化が何しろ秀逸
そして無門の涙に私の心はすべて持っていかれた
苦しくて苦しくて涙が止まらなかった
自分が一番驚いたまさかの涙
そして主人と息子が涙していて更に驚く私
2人の涙なんて何年振りに見たことか
娘に誘われて
もう一回二人で見に行くことに決めた
大野智ファンの娘のみならず
家族全員が心震えた『忍びの国』
沢山の方に見て頂きたいと思える作品だと思った
誰でもが楽しめる時代劇
登場人物が減ってしまったものの、脚本が原作の和田さんという事で、悪くはならないだろうと期待していた。
中村監督は誰もが楽しめる映画を目指したとの事。
戦国ものといえば、歴史好きや男性中心で若い女性や子供は足が向かない事が多い。
そんな中、時代劇に縁遠い方々にも楽しめる作品、いや、特にそういう方々向けになっているのは間違いないのではないかと思う。
それに合わせてか、音楽もロックでポップなのだが、意外と合って違和感を感じなかった。
大膳と北畠具教のサムライっぷりの伊勢、三太夫と下山父の人でなしっぷりの伊賀は(撮影現場もそうだったらしいが)、全く雰囲気が違って対比が面白い。
そして全てのキャラ立っていて、いかにもでわかり易い。
織田側では大膳と信雄の確執シーンでの伊勢谷さんはもちろん、失礼ながらバーターだと思っていた知念くんの幼い表情の変化が良かった。
伊賀側では、やはり無門とお国の関係性。家では女房に頭が上がらないのに外では最強って、女性は好きな設定なのかも。
原作では理解できない関係性が映像になると、お国の美しさに納得できてしまうほど、石原さとみが凛とした美しさがあった。
そしてアクション、川と呼ばれる忍者の決闘は迫力満点。
手品のタネのような忍者の術は昭和感満載。
無門は運動能力を含め、キャラから言い回しまで大野くんしか思いつかないほど。
監督インタビューで最後の30分の為の1時間半の前ふり、というほど目と声の印象が変わるのにゾクゾクした。
無門が人に成る物語のはずだが説得感がイマイチ
映画としては中途半端でモヤモヤして残念でした。
アクションに特化したり、人物も伊賀忍に徹すればいいところ所々へんなテンポで進むので違和感がある。
例えば、無門と呼ばれてるエピソードが皆無で納得感がない、なぜ石原さとみを攫ってきたのか居続けているのか分からない、なぜ急に信雄を見逃したか・十二評定衆に逆らったかわからない、など。
いい演技だったのはわかるけど、北畠暗殺とか、信雄の駄目エピソードなどより無門そして伊賀者に注力して欲しかった。
2回目でやっと!
1回目みてちょっと気になったりわからなかったりした所もあって、2回目を見ました。
2回見てすっと入って行けたし面白かったし泣きました。
とても感情が揺さぶられる映画でした。
想像していたよりもポップな仕上がりで大人も子供も楽してるのではないかなと思いました。
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