忍びの国のレビュー・感想・評価
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演技やストーリーはよかったが…
役者さん達の演技は素晴らしい映画でした。ぐいぐい物語のキャラクター達に引き込まれていきました。ストーリーもグッと見せる所が随所にあってテンポが良い映画でした。
が…
演出が役者さんの演技やストーリーにしては軽いノリの演出に見えたのは私だけでしょうか…。
という印象の映画でした。
最高、ざっくり言えば男のロマン
人生で見た映画の中でダントツかもしれない
終わった後も頭の中は忍び忍び忍び無門お国、日常生活に支障がでるほど面白く、最高な映画でした。
織田軍の侍、伊賀忍び、もう系統が違うがイケメンすぎた。
あと、前半から後半にかけての無門の姿は、言葉にできないヤバさです(語彙力)
無門、無門…!ってかんじです。
もう語彙力がないのでとにかく興奮したし、自分的には3箇所(中盤、後半、最後の前)大泣きするところがあったし、だけど何十回も自分と周りみんながクスッと笑うところがあって、本当に楽しかった。忍びかっこいいし、たくさんの人に見てほしいです。
映画とかあまり詳しくないので、こんな語彙力のない意識の低いレビューを書いてくいません。
でも伝えたいです!最高ですこの映画。
かっこいい。
誰が見ても楽しめる、すごく満足する映画だと思うけど、特に男子中学生男子高校生が見たらめちゃくちゃ満足すると思う!
中途半端な面白さ
コテコテの時代劇にならないように、ワールドワイドな忍者を意識した野心作だというのは非常によく伝わってくるけれど、何となく中途半端に感じてしまい、これであればもっと古典的時代劇に寄せた作品を見たかったと思ってしまう。
そう言いつつも、結構現代的なアクションやら今風の笑いやギャグなどで楽しめる作品だと思ったし、実際自分も楽しませてもらった。それを楽しんだが故に、もっと弾けるくらいに現代的にしてほしかったと、勝手な願望を抱いてしまった。
それとは逆に、ロケーションやセットなどに素晴らしさを感じて、それ故にスタンダードな時代劇という幻影を見てしまったのかもしれない。
現代的要素と歴史的要素それぞれ興味深いところがあったものの、融合することなく乖離しているという印象が強く、だから中途半端に楽しんだという見解になってしまった。
画面の中に照明と人形を認識してしまったことも、観賞におけるマイナス要素になった。
最後に、無門がお国に言う言葉がすべて
映画は、原作の軽さをうまく周到していてた。
個人的にその軽さは、薄っぺらさを感じるもので、けして好印象のものではない。だいたい、下忍たちは銭に眼がくらんでいるし、十二家評定衆も我欲の塊で、出てくる忍者どもはろくでなしばかりだ。侍との対比がさらにその感を際立たせていた。
無門でさえ、人殺しをしても屁とも思わないし、自分の技が優れていることを好いことに好き放題だ。だから、アクションに興味がなければつまらない映画で終わってしまう。
だがそれではこの物語が伝えたいものを見失うことになる。
すべては、お国の問いかけに無門が答えた言葉に尽きる。(そりゃあなんと言ったかは映画を、または原作を読んで)
その生い立ちを思えば、現在の無門の背景がよくわかった。そして切なくなった。なぜ、銭に執着するのか、人を人とも思わないのか、そしてお国に好かれようとするのか。
哀しいねえ、忍者は。
滅多に観ない時代劇だけど
暴力や殺戮シーンが苦手なので時代劇は滅多に観ないがこれは夫が観たいと言うので一緒に観た。
私でも大丈夫な、しかも面白い映画でした!
しかも1回じゃよくわからない所があったのですぐ二回目を観てしまった「君の名は」のパターン笑
二回目観たら1回では気が付かなかった細かいおもしろさや深さに、なんていうか嵌りました。
気がつく場面が夫と違うのがまた面白い。
ストーリーは少し穴があるかな。。
侍側は良いが忍者側の心情をもっと深く描けてたらもっと良かった。
ストーリーは少し残念な部分もあるが役者さんたちの演技はとにかく全員素晴らしい!
主演の大野智、ハマり役!
アクションシーンや殺陣もさる事ながら不敵な笑みや心情の変化を見せる顔の表情の演技がとても良かった。
伊勢谷友介はとにかくカッコイイ!
外国人にこれが侍、これが日本男児ぞ!と見せたい笑
知念侑李、初めて演技観たけど演技上手いんですね。
みっともない殿様役を凄く上手に演じていました。
鈴木亮平や美しい石原さとみも良かったけど意外に心に残ったのが百地三太夫役の立川談春さんと信雄の妻役の平祐奈。凄く良い演技でした。
北畠具教役の國松準さん、シーンは短いけど圧倒的な存在感!
違和感あった前半は慣れてきた後半が面白い!
とにかく惹き込まれました
アクションだけじゃない、ヒューマンドラマ
夫婦で鑑賞しました。
歴史好きな主人も、時代劇は苦手な私も最後まで
一気に観れました。
登場人物それぞれの葛藤や成長を、俳優陣が見事に演じていて、特に北畠当主、國村隼さんの演技は見事でした。
飄々としていた無門の、平兵衛との対決は、アクションはもちろんの事、魂のぶつかり合いという表現も素晴らしく見応えありました。
人を人とも思わぬ無門が、大切なものに気づいた時…ラストシーンに少し救われた気がします。
原作も購入して読了
二度目の鑑賞をオススメされている方が多いので、週末もう一度観に行ってきます。
忍の技が楽しい
大野君のための映画でしたね。
ストーリーも、忍の人ならざるものの業を主軸に頑張っていましたが、大野君というもうひとつの柱が大目立ちしてしまって今一つ映画の中には入り込めない感じでした。
忍の技の見せ方は楽しかったので星ひとつ加点。
忍びサイドの石原おくにさんはとてもかわいくて良かったのでおくにさんの無門への愛をもう少し描くと深みが増したような気がします。
織田サイドも豪華な俳優陣が手を抜かすに素晴らしく演じておられたのでストーリーの方向が散漫になってしまったのは残念。
中村監督の狙い
史実を基にした侍対忍びの戦い、
侍側の描写と忍び側の世界観の対比
コミカルさとシリアス部分とのGAPと
最初戸惑いがあったが そこが中村監督の狙いかと
2回目鑑賞時、感嘆。
キーとなる人物、誰もが主役のようや
力がこもった熱演が、全員素晴らしい。
知念くんも情けない信雄を、情けなくそしていとおしく演じてくれていて
今まで彼の演技にそこまで注目していなかったので、驚いた。
石原さとみちゃんの目力と美しさと凛とした妻役には、無門が一目惚れする説得力と 母性と愛情が感じられて、今まで苦手だった彼女の演技だったが、とてもはまり役と。
大野くんのシリアスとコミカルのギャップのうまさ。
伊勢谷さんのかっこよさとカリスマ性。
鈴木亮平くんの熱さと気迫。
國村隼さんの殺陣。
マキタスポーツさんも複雑な心境を。それぞれがそれぞれにしっかりと仕事をされていて素晴らしかった。
賛否両論あるかもしれないが
下忍側のコミカルさは、やはり中村監督の狙い通りかと。面白い。特に小松さん演じる吹き矢をよく吹く下忍には、つぼった。
最初の違和感も敢えての計算かと初回観るときより、強く感じた。
また、観たくなる映画だ。それこそが、中村監督の狙いかと。
キレキレなアクションが最高
本を原作としてるのでストーリーにブレがなく、はじめに置いといた伏線はほとんど回収していて、分かりやすい映画になってると思う。
かっこいい音楽に合わせてかっこいい忍者アクションを決めていくので、観ていて爽快。
人でなしの里で、確かに人でなしの者ばっかだが、なんだか憎めないキャラばかりでテンポのいい笑いも最高。
アクションや映像に金をかけた分、ロケ地やセットに金がかかってない感じがあるが、逆に場面が二転三転しないのでとても分かりやすい。
時々大野さんのアテレコのズレが気になるが、それを置いてもいい映画。
人で無しなので、共感できる話ではありません
大野くんは、ハマり役だと思いました。
アクションも良かったと思いました。
國村さんがかっこよかった!
しかし、何故戦っているのか?
何故そう考えたのか?わからなかった。
信雄の首を預けとくのは何故?
自分の持っている茶入れで、懸賞かけて、好きな人が死んで、なにがしたかったのかもよくわからなかった。信雄倒すと5000貫だとか言うが、自分は簡単に枕元まで行けるのに、何故懸賞なのかな?
北畠氏の娘から茶入れで、敵討ち引き受けたのも果たせてない。
お寺に戻ってきて、上忍になにかするのかと思ってたけど、中途半端。
お国が殺されて、無門は帰るだけ?
無門とお国の関係も、家に入れてもないやん。
お国が、無門に戦えという理由もわからない。
まあ、人で無しなので、そんなもんですよ。と言われたらそれまでですね。
私には全く合わない映画でした。人に勧めることはないです。
出演者が良かっただけに、好きな人から観たら、いい映画なんだろうなぁと思います。
レビューの点数が高いから、行ってみようなんて思わないことにします。
どこが家族で楽しめる映画なんですかね。
新しい時代劇
何度も観てます。登場人物全部嫌いになれない。銭につられて忍者たちが参集するところかっこいいと思っちゃう不思議。(少数派?)無門槍よけてカメラ目線でとびっきりの笑顔最高。え、どう動くかわからんてこういう感じだっけ?原作者寛容だ。忍術はチープだし、時代劇はこうあるべきだと決めちゃってる人はイライラするかな。遊び心ないとこの映画の趣は理解できないかもね。でも必殺シリーズもそれ以前の時代劇からは考えられない程現代的だったし、昔の時代劇映画ミュージカル調を挿入したものいっぱいあったよ。(時代劇子供の頃から大好きでした。)でも殺陣はうまくないとどんなにいいドラマでも私は許せない。今回最高!その形の斬新さ。今後あらゆる後続の映画に影響を及ぼす出來といえる。そしてどの役者さんも表情がよかったー。大野くんぶきみでいいね。武家のチームワーク感動。忍者チーム最低で切ない。お国もっと出してほしかった。無門のどこが良くてついてきたの?その表現が不足でした。それが私にとってマイナスポイント。ゆるいところはとことんゆるく、かっこいいところはストイックにクールにかっこよく、だから何度も観れるワクワクする映画です。
無門。
忍びの国、無門の人の心を自ら封印した生い立ち。守りたいひと。涙涙です。私の主人は3年前に急逝しました。主人も、守りたい様々な事があったんだと思います。無門みたいに強くはなかったけど、主人 は私にとっての無門です。とにかくいい映画です。
ニンジャ・オブ・イガ 組織票の陰謀
公開楽しみにしていました!
すっごく、面白かったです!
ハラハラ、ドキドキ、ワクワク!
大野くん、カッコイイ~!
笑える所もいっぱいあったし、感動もしました!
もう一度見たいです!
…ってのは冗談で、
同日公開のハリウッドが海賊なら、こちらはニンジャー!
実際にあったとされる伊賀忍者と織田軍の争いを基にした和田竜の小説を、中村義洋監督が映画化。
ちなみに、今ヒットしてる「22年目の告白」を観に行かず(理由は他にもあるけど)、こちらを観に行った理由は、実話を基にした忍者vs侍、「のぼうの城」の和田竜原作、そして中村監督作であるという点に期待して。
で、その期待は、微妙だった。
確かに、昨今久しい忍者を題材にし、素直に楽しめる戦国エンターテイメントではあった。
でも…、思っていた以上に軽いノリ。それはそれで見易いが、初っぱなからこのノリなので、乗れるか否か。
日本人でも興味引かれる忍者vs侍がどう描かれるのかと思ったら、もう完全に漫画。史実の重みナシ。
幾ら忍者とは言え、あんなアクション出来ないでしょ。海外で公開された暁には、またヘンな誤解が生まれそう…。
普段はテキトー、自由を愛し、銭で動き、隣国からさらってきた女房に頭が上がらない。
が、誰もが認める伊賀一の忍び。
無門のキャラはユニークで魅力的だ。
だけど何だか、同日公開の海賊ヒーローと被って…。
さらにそれを大野が演じると、藤子不二雄の名作を汚したあのキャラをただ忍者に置き換えたにしか感じなかった。
で、あるワンカット、カメラ目線があったり、大野のPVみたいなアクション・シーンあったり、エンディングは勿論嵐の曲で、かなり辟易…。
ずっとこんな感じだったらヤだなぁ、と思っていたが、中盤から後半にかけてはなかなか持ち直し。
伊賀の国に攻め入るは、信長の“小倅”・信雄(のぶかつ)。
親の七光りで今の座に居る彼の、絶対に追い越す事など出来ない父を持った彼の苦悩。
その本音をぶちまけ、忠誠心薄かった家臣が彼に忠誠心を向けるシーンは結構グッと来た。
“川”と呼ばれる忍び同士の一対一の対決。合戦シーンはリアリティーの欠片も無いのに、“川”は大野と鈴木亮平の熱演と体を張ったアクションも相まって、凄みと真に迫るものがあった。
鈴木亮平演じる平兵衛は元忍者だったが、ある理由から忍者全てを嫌悪し、織田軍へ。
彼の役回り、彼の父もメンバーである伊賀忍者のお偉いたち=“十二家評定衆”の企み…。
“虎狼の族(やから)”“人でなし”と呼ばれる忍びの者たちの非情さ。
無門自身もそうだったが、ある悲劇によって…。
前半は内容やノリも含めイマイチで2・5採点にしようと思っていたが、中盤~後半でプラスで、採点3。
それでも3。人それぞれ好みはあるだろうけど、氾濫する5採点にはならないなぁ。
それにしても、あからさまな組織票としか思えない本作一本だけの高得点大量レビュー。
きっと、十二家評定衆の術にでもかかってるんだろうね。
どれ、自分もその術にかかって、絶賛レビュー&採点5にして、共感沢山得ようかな(笑)
コメディ時代劇
想像以上にゆるく軽く見せる演出で、少し拍子抜けしてしまった。
忍者達の合戦のシーンは迫力あるはずなのに明るくポップな音楽が流れ重い場面でもヘラヘラしてる、その独特な空気感は面白いんだけども、
クライマックスをどこに持って行きたいのか分からなかった。
対織田軍の合戦の扱いはあまりにも軽く、平兵衛VS無門の一騎討ちは魂の入ったアクションに迫力と凄みがあって最高だけどクライマックスと言うには少し物足りなく感じてしまった。
最後に伊賀忍者VS無門に大きく展開するのかと思いきや、お国の死であっけなく終わるしなんだか消化不良な気持ちになる。
そもそも無門をはじめ伊賀の忍者達に全く共感、感情移入できないのがキツいのかな…
平兵衛を討ったあと人が変わったようになる無門にはおお〜っと思ったけど。
一人一人結局何がしたいのか終始イマイチ分からなかった。
ただ大野智や鈴木亮平のアクションシーンは本当に最高だった。
物凄い努力してきたんだろなと思えるし役者陣の演技も良かったので、もう少し構成と演出をしっかりして盛り上げて欲しかった。
迫力溢れるアクション時代劇が観たかったなー。
コメディとしては笑いどころ多くて良かったんだと思う。
あと見間違えかもしれないんだけど、忍者の中にもと弾丸ジャッキーのオラキオいなかった?笑
突然のテイッ!でめちゃめちゃ笑えた…
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