「「私は絶対なのだ!」の、どこが悪いのだろう」アベンジャーズ エンドゲーム とけいさんの映画レビュー(感想・評価)
「私は絶対なのだ!」の、どこが悪いのだろう
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そもそも、こういうレビューを書くこと自体、「私は絶対なのだ!」という思いの連続ではないでしょうか。
(かなりの偏見かもしれません)
押し付けはよくないかもしれませんけれど、結局、力と力でぶつかり合って、勝ったわけです、アベンジャーズは。
哲学的に、思想的に、サノスに勝ったのか、というと、そうではない。
(いや、それじゃあアクション映画にならんじゃんという意見は認めます)
サノスの考えた総人口半分計画とか、まあ、押し付けたから「悪い奴だなー」とも思える訳で、サノスの最後の台詞、「私は絶対なのだ!」というのは、個人主義と思われるかもしれませんが、個々の自己尊重においてとても大切な感情なのではないでしょうか。
そういう意味では、サノスの気持ちも分かるなー、と(アイアンマンもかっこいいですが)思ったりします。
この映画が歴代興行収入で一位なのだと思うと、うかつに「私は絶対なのだ!」と言えなくなる気持ちも分かります。
ですが、やはり心の中の違和感は違和感として大切にしたいものです。それは絶対、大切なものだと思います。
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