「少し残念」アベンジャーズ エンドゲーム Nozomu Kawasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
少し残念
もう、これでアベンチャーズともお別れかと思うだけで贔屓目にみてしまいます。
でも今までのアベンチャーズシリーズが素晴らしすぎたのか(特にインフィニティウォーは最高でした)、エンドゲームは尻つぼみに感じました。
一番やめて欲しかった時空を超えての解決。
これだったらなんでもできてしまう。
もう少しひねって欲しかった。
アクションも少なすぎ。
最後なんだから疲れる程のアクションがあっても、3時間あるから十分ヒューマンドラマも入れれたはず。
ストーンを過去に取りに行くときに
「ようやく、アベンジャーズ出動!」と奪略戦を期待しましたが、
簡単に見つけて奪うというより取りにいっただけ。
ファンサービスで過去の出来事と色々絡ませたんだろうけど、そこはもっとアクション欲しかった。
最後までおデブちゃんのソーも不満。
荒れて酒におぼれているのはいいけど、あんなお腹にする必要あったのでしょうか?
最後の全員集合は決まり事でしたが、ここは期待通りでよかった。
もっと映画全体にこういうアクションシーンがちりばめられていたらエンターテイメント性が上がっていたのに。
最後に少し不可解なシーンがあります。
指パッチンで消えた人が5年後に戻ってきたんですよね。
みんな、それぞれ五年後の家族に戻っていくのですが、なぜ
ピーターはまだ高校生?
ピーターが年を取っていないのはわかるけど、友達もまだ高校生。
この矛盾に気づかなかったのだろうか?
気づいていれば
5年後じゃなくて半年にするとか、あえてピーターのシーンを使わずにごまかすこともできたはず。
まぁ、しょせん漫画からの映画だからこういう矛盾は目をつぶれますが、なんかエンターテイメント性に欠けるエンドゲームで残念でした。
他にも同じ疑問を持たれた方がいましたね。(^^;
結論から言うと、ネッドも5年間消えていた、です。
あのシーンをよく観ると、普通に廊下を行き交っている学生たちの中で、
ピーターとネッドだけでなく、他にも何人かの学生たちがハグしあってます。
学生全員がハグしあってるわけではなく、ピーターとネッドだけがハグしているわけでもないのは、
ハグしていたのが5年間消えていた人たち、ということではないのでしょうか?
だんだんマーベル公式の解説も出はじめていますので、
それらを見た上でもう一度見返してみると、よりエンドゲームが理解できるかもしれませんよ。
なお、7月のスパイダーマンの新作の劇中で、ピーターが高校に復帰するあたりの話が
描かれているらしいですので、そちらを待つものよろしいかと。