「丁寧さと粗さが混在」アベンジャーズ エンドゲーム Toshiさんの映画レビュー(感想・評価)
丁寧さと粗さが混在
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各々が大きな喪失感を抱く中から、再び立ち上がろうとする前半は実に丁寧に描かれている。ロバート・ダウニー・Jrをはじめとする演技陣の実力も見事に発揮されている。
それに対して後半は粗さが目立つ。MCUヒーロー総出演で生じるムリはガマンできる。だが前作の主人公といってもいいサノスが単なる悪役になってしまったのは残念。前作のテーマを背負っていたサノスの扱いが今回はこれなのか。
もしかしたら3時間では中途半端だったのではないか?前半を2時間半で1本、後半を2時間半でもう1本作っても良かったのではないか?『インフィニティ・ウォー』のテーマ性と完成度からするとちょっと物足りない。
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