劇場公開日 2017年2月11日

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たかが世界の終わり(2016)のレビュー・感想・評価

全130件中、21~40件目を表示

5.0グザヴィエ・ドランの作品で一番好き

2018年9月1日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

グザヴィエ・ドランの監督作は本作で全部見終わった。個人的には「マミー」を超えて彼の作品で一番好きな作品となった。
ストーリーは寿命が残り短いゲイの息子が帰還しての家族の様子を描いたもの。
グザヴィエ・ドランは他の作品でも"不器用で少し変わった人たちの不器用なコミュニケーション"を描いている。本作はそれを彼の演出の力で見事に表現したように思える。
しかしながら、セリフから読み取れる部分よりもセリフの行間や表情から鑑賞者が推量しなければいけない部分も多い。したがって、曖昧な描写も多く、好き嫌いが分かれる作品であることは間違いない。そして、解釈も人によって変わってくるであろう。キャラクターの表情のクローズアップを撮っているシーンがやけに多い。これは表情からキャラクターの感情を読み取ってほしいという意図だと思うが、俳優陣の演技が素晴らしいため、それが実現できている。音楽も滑らかに映像とマッチしていた。
自分も正直、本作の全てを理解できた自信は無いが非常に興味深い作品で、完全に作品の世界にのめり込んでしまった。また改めてもう一度鑑賞してみたいと思う。

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ジンジャー・ベイカー

2.5大切なことは言葉にしなきゃいけない

2018年8月25日
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鑑賞方法:DVD/BD
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☆ユウ☆

3.5家族だからこそうまくいかないナイーブな人達

2018年6月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

エキセントリックな家系。
皆隠れ喫煙者。
攻撃的で毒舌なDV疑惑のある長兄
両腕入墨がっつり末っ子長女
ケバケバメイクの未亡人ママ
次兄のゲイ志向が理解出来ずどう扱っていいのか持て余し気味。
本人もどうしていいのか分からず12年間実家には寄りつかずいつの間にか家も変わってたぐらい。
長兄の嫁さんが終始オタオタ。
それにしても豪華キャストの競演。
次兄は結局何も言わずじまいやったけどやっぱりHIVで余命僅かってことなんかね。あんな狭いとこで小鳥飛んだらぶつかって死んでまうがな、と思ったらほんまにひっくり返って終わった。
夏の午前中から夕陽が差し込む夕方までの話。
流行曲をチョイスしたのは意外。
イライラしてる時に車の運転させちゃダメね、怖い。
血の繋がりを煩わしいと思っている人が見れば絶賛するはず。

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消されるので公開しない

3.5ひとコマひとコマが繊細で美しい。最初はよくわからななかったが話が進...

2018年5月29日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ひとコマひとコマが繊細で美しい。最初はよくわからななかったが話が進むにつれて何気ない日常の残酷さと奥深い言葉の重みに圧倒された。

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tsumumiki

4.0濃厚で平凡な家族

2018年5月20日
iPhoneアプリから投稿

さしぶりに実家に戻り、家族の抱えるいろんな問題を他人目線で見つめ、ついには自分が死ぬことを言えず去っていく、非常に悲しい、後味の悪い作品に感じた。

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素子

5.0才気あふれる

2018年5月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

次男(ギャスパー・ウリエル)が久しぶりに実家に帰ってくる。
余命わずかの報告をするつもりだったがなかなか言い出せない。
母親(ナタリー・バイ)は久しぶりなので舞い上がっている。
長男(バンサン・カッセル)はどういうわけかちょっと不機嫌だが、妻(マリオン・コティヤール)は家族の反応を眺めている。
入れ墨だらけの妹(レア・セドゥー)は甘えたくてしょうがないみたい。
グザビエ・ドラン監督、芸達者な役者をそろえて、アップの多用で見せていく。

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いやよセブン

5.0おおお〜…これは。キャストのオシャレっぷりから、よくある泣けて素敵...

2018年5月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

おおお〜…これは。キャストのオシャレっぷりから、よくある泣けて素敵系かと思いきや、リアルでイタい家族の、あるわー、わかるわー、と身にしみる作品でした。
しばらく離れてた田舎の実家に帰ったときのあの感じ。うんざりと優越感に浸っていたら、やっぱり親だし姉(兄)だ、と突きつけられて自己嫌悪になっちゃうような。やだねー家族って。
いやーおもしろかった。

しっかしこの主演俳優、いい男すぎだろ!ハンニバル少年かつサンローランの人か!キレイで演技もうまいとか、神が創りたもうたか!
んで元祖・神が創りたもうた男ヴァンサンカッセルとの2ショットとか、もうありがとうとしか言えない。

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まるぼに

5.0叫びと沈黙

2018年5月6日
Androidアプリから投稿

人の人生は、語れないことが九割だ。
黙っている者もそうだが、語れば語るほど饒舌な口も 語らぬ真実が盛り土となりついには山となってゆく。

自分の家族を見ているようで避けていたが、ついに観賞。
血と破壊。集約と逃亡。偏愛と憎しみ。生傷と古傷・・・
我々人間だけが開いてしまったパンドラの箱の残酷。

「これだよね、そうだよね・・・」と差し出してくれた監督の優しさ。
ああ、監督もそうだったのか。僕は孤独から済(すく)われた思いだ。

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きりん

3.0もやもや

2018年4月3日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

坦々と進んでいき、急に終わります。

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ma_jp

3.5切ない家族模様

2018年2月2日
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鑑賞方法:DVD/BD
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soleil

2.5怒りん坊のお兄ちゃん

2018年1月17日
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鑑賞方法:映画館
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なお

4.5観て見てみてしまい、そしてまたみたくなる。

2018年1月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

レア・セドゥ、マリオン・コティヤールは大好きな女優さん。「たかが世界の終わり」監督グザヴィエ・ドラン撮影アンドレ・タービン、ドランとタービンの相性は抜群。音楽も間違いなくいいのだがカメラワークが最高すぎる飽きない美しい俳優陣のアップがイヤらしくなく美しく画面に流れ映る。言葉があり表情があり心がある。繊細な優しい物語は不器用な愛の表現を
美しすぎる映像で流れていく。まさになんどもなんども見たくなる作品だ。

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G・・HT3

3.52回見て、伝わって来るもの。

2017年11月5日
iPhoneアプリから投稿

最初見た時は、言い争う場面ばかりで良く理解出来なくて、何か見落としていないか、オープニングの場面をもう一度確認したら、つい、最後まで見てしまいました。

12年ぶりに帰郷してきた、次男に、久しぶりに会える喜びと、なぜ?という、強い思いが、入り交じって、時には激しくぶつかり合う家族。愛しているけど、素直に受け入れられない。2回目から、それぞれの想いが、シミジミと、伝わってきました。

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ゆう

4.0ん〜

2017年11月3日
iPhoneアプリから投稿

「他人とは地獄のことだ」というのはサルトルの言葉だが。家族ってのは、どうなんだろうな。終始もどかしい作品。

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そうたん

4.0何度か考えさせられる

2017年10月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

難しい

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mfmf__

2.0されど苦手のドラン

2017年9月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

カナダの俊英グザヴィエ・ドランが、カンヌ国際映画祭グランプリを受賞した辛口の家族ドラマ。
余命僅かの作家が家族に自分の死を伝える為、12年ぶりに帰郷するが…。

どうもドランの作品は…、自分には合わない。
それでも前作『Mommy』や今作は、ドランの作品の中では話に入って行き易い方だろう。
再会を機に、家族の間で燻っていた感情が爆発し始める。
そんな軋轢の中で、身内なのに、伝えたい事が言い出せない。
少なからず、誰しも経験ある筈。
ワン・シチュエーション、エモーショナルなドランの演出は見事。

だけどやはり、不得意。
何処がどうと言うより、感性の問題。

採点は実力派のアンサンブルへ。
レア・セドゥー、マリオン・コティヤール、麗しいフランスの2大女優の顔合わせが見れただけでも。

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近大

フランス映画は、にがてです

2017年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

フランス映画はにがてかもしれない。どーしてかまた、見たいって思わない。ひとの感情とかなにか、いつも複雑で、そうした映画より米国映画の単純さがすきです。
マリオン・コティヤールは、いつもどーでもよい俳優でした。
たぶん、この映画の彼女はこれまで見た中でいちばんかな? そう思います。
残念だけど、これからもこの「感じ」って変わらないと思う。
ほんとうは、また観ない映画を評価すってまちがっているって思っている。だって、評価するって「くだらない」から。

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そんぼの本棚

4.0さすが

2017年9月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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Takashi

2.5たんたんと覗く

2017年7月14日
Androidアプリから投稿

前情報ゼロで見たのでイマイチ話がつかめず苦労したが、掴みにくかったということはそれだけ説明的な余剰がなかったということ。

会話で物語が進んでいただけに言葉を発する登場人物の感情が核になっていた。しかしその感情の面が強すぎるだけに、感情移入というより社会問題的にとらえてしまったようにおもう。
ゲイのくだりもどんな意図があるのかちょっとわかりずらかった。

あといかにもフランス映画的なBGMの合間に挟まったヴィヴッドな音楽達が最近ぽいなておもった。

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