カトマンズに散る花
劇場公開日:2016年4月23日
解説
ネパール映画研究の第一人者で、2008年に「カタプタリ 風の村の伝説」で日本人として初めてネパール映画を撮った東京情報大学教授・伊藤敏朗監督が再びネパールでメガホンをとり、ネパール文学の最高傑作といわれる女性作家パリジャートの名作「シリスコフル(シリスの花)」を映画化。第2次世界大戦で英印軍のゴルカ傭兵として日本軍と戦い、心に深い傷を負ったスヨグ。ある日彼は、飲み友達であるシブラージュの自宅に招かれ、青い花が咲き誇るシリスの木に囲まれた大邸宅を訪れる。そこでシブラージュの妹サカンバリと出会ったスヨグは、厭世的で意地の悪い彼女と激しく衝突する。その一方で、それぞれ心に孤独を抱えるスヨグとサカンバリは、いつしか惹かれ合っていく。15年4月にネパールで起こった大地震の復興支援を目的に、16年4月に日本公開。上映で得られた収益を、被災地域の文化財再建などを目的としたプロジェクトに寄付する。「カタプタリ 風の村の伝説」も同時公開。
2013年製作/134分/ネパール
原題または英題:Shirish ko Phool
配給:フィルム・クリエーション・ネパール
劇場公開日:2016年4月23日
スタッフ・キャスト
- 監督
- 伊藤敏朗
- 製作総指揮
- ガネス・マン・ラマ
- 原作
- パリジャート
- 脚本
- ナヤン・ラジ・パンデ
- 伊藤敏朗
- 撮影
- ガウリ・シャンカ・ドゥンズ
- 音楽
- デニス・スナム