バーニング・オーシャンのレビュー・感想・評価
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非アトラクション
事故の壮絶さ。
取り返しのつかない事態。
死の予感。
圧倒的な恐怖。
素晴らしい表現だった。
役者さんの演技も素晴らしい。
スリルを楽しむタイプではない。
事故が起きてからは、
これは映画と分かっていても、
終始眉をひそめ、
口元に手を当て、
皆の無事を祈らずにいられない。
アメリカ史上最悪の人災を描いたで賞
文句なしの傑作。
やはり、バーグコンビに間違いはない。
想像したとおりの内容だったのに、
期待を飛び越えてきた。
映像、音、演者、
すべてが素晴らしく、
まさに目が離せない。
前半のうちに人間模様がわかり、
後半は手に汗握る展開で、
実話であることが恐ろしくなる。
前半から嫌な予感が
プンプンしてくるのも良かった。
今回マーク・ウォールバーグより、
カート・ラッセルが強い!
本当にカッコよかった。
より音響の良い映画館でぜひ。
そこら辺のアクション映画より遥かに凄い
この事件については、全く知らない状態で観ました。
試写会で観たのですが、上映前にトークショーイベントがあったため、本編もトークイベントでの内容が出てきたので、詰まることなく鑑賞出来たのですが、全く知らない状態で観ると、少し違和感を覚えるかも知れません。ちょっとした予備知識は必要かと。
内容ですが、アカデミーにノミネートされていただけあって、音響と映像は素晴らしかったです。
映画後半はノンストップで爆破シーンが続くため見ごたえがあります。
満足です。
邦題がイメージしやすい(というか原題がイメージしづらい)
Filmarksで当選した、神楽座(飯田橋)での試写会に参加しました。
いや、ものすごい映画でした。
世界最大級の人災を扱った映画ということで、すごいことになるのはわかっていて観ているわけですが、それでも圧倒される迫力。
これはやっぱり大きなスクリーンで観るのがいいんじゃないかな。おうちのビデオとかスマホやタブレットでは、この迫力は伝わらない気がします。
痛々しい怪我の、あるシーンでは、血に弱い人は、ちょっと気持ち悪くなるかもしれません。
でも、最悪の状況の中で最善を尽くす人々のドラマは胸を打つものがありました。
それにしても、起こるべくして起きた人災。
責任者への起訴が取り下げられたというのが、なんだかもやもやします。
世界最大級の人災
2010年4月20日にメキシコ湾沖80kmで作業中の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で発生した原油流出事故をリアルに再現する本作からは、「欲張りの丸損」、「大事の前の小事」、「愚者は失敗に懲りず、凡人は体験して初めて気付き学び、賢者は未萌に将来の危険を察知する」という言葉が浮かぶ。
様々な事情で工期が遅れて予算が超過した「ディープウォーター・ホライゾン」では、焦りから本来踏んでいかなければならない手続き、テストや工程毎のチェックを省略し、「多分大丈夫だろう」という過信や盲信の付けが回って大惨事を招いていく。
舞台の「ディープウォーター・ホライゾン」は、サッカー競技場程の広さのデッキと25層からなる高さを持ち、146人の居住スペースがある巨大施設。
これ程巨大ながら、自動船位保持装置を備えた半潜水式石油プラットホームで、海に浮きながら自動で位置を調節して大水深の海底から石油を掘削出来るという最先端技術施設。
しかし、どんなに優れた施設でも使うのは人であり、使い方を誤るとそれは牙を剥く。
「ローン・サバイバー」のピーター・バーグ監督と主演のマーク・ウォールバーグが再タッグを組んだ本作では、安全性を無視し、利益を最優先させて起こした大事故のパニックの中、掛け替えのない家族や恋人の元に帰ろうとする人々のサバイバルを、手に汗握るスリルと共にスケール大きく描いていく。
人にとって何が大切か、何を優先すべきかを、本作は世界最大級の人災を通して浮き彫りにする。
2010年のメキシコ湾原油流出事故を描いた実録ドラマ。軽快なSF戦...
2010年のメキシコ湾原油流出事故を描いた実録ドラマ。軽快なSF戦記アクション『バトルシップ』でスマッシュヒットを放ち、かねてからの念願であった企画を実現した『ローン・サバイバー』が高く評価されたピーター・バーグが再びマーク・ウォールバーグとタッグを組んだ作品で、余計なドラマを排除し事故現場での作業員達の行動をつぶさに描写されており、観ているこちらの手足が震えるほどに恐ろしい臨場感。テンションの高い映像の雨霰の後に静かに訪れるエンディングで生命の尊さがしみじみと胸に沁みる素晴らしいドラマでした。脇を固めるカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ケイト・ハドソンらの堅実な演技も実に重厚で見事でした。
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