バーニング・オーシャンのレビュー・感想・評価
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まあまあだった
油田火災や爆発はすごい迫力でスクリーンで見れてよかったのだが、実話だからか予定調和で物語的な見応えはなかった。あまり心に残るものがなかった。
素っ裸で爆風に晒されるのはすごく嫌だった。絶対に味わいたくない。
海に油が浮いて燃えているところにボートで行ったらボートが燃えるのではないかとハラハラした。
非アトラクション
アメリカ史上最悪の人災を描いたで賞
そこら辺のアクション映画より遥かに凄い
邦題がイメージしやすい(というか原題がイメージしづらい)
Filmarksで当選した、神楽座(飯田橋)での試写会に参加しました。
いや、ものすごい映画でした。
世界最大級の人災を扱った映画ということで、すごいことになるのはわかっていて観ているわけですが、それでも圧倒される迫力。
これはやっぱり大きなスクリーンで観るのがいいんじゃないかな。おうちのビデオとかスマホやタブレットでは、この迫力は伝わらない気がします。
痛々しい怪我の、あるシーンでは、血に弱い人は、ちょっと気持ち悪くなるかもしれません。
でも、最悪の状況の中で最善を尽くす人々のドラマは胸を打つものがありました。
それにしても、起こるべくして起きた人災。
責任者への起訴が取り下げられたというのが、なんだかもやもやします。
世界最大級の人災
2010年4月20日にメキシコ湾沖80kmで作業中の石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で発生した原油流出事故をリアルに再現する本作からは、「欲張りの丸損」、「大事の前の小事」、「愚者は失敗に懲りず、凡人は体験して初めて気付き学び、賢者は未萌に将来の危険を察知する」という言葉が浮かぶ。
様々な事情で工期が遅れて予算が超過した「ディープウォーター・ホライゾン」では、焦りから本来踏んでいかなければならない手続き、テストや工程毎のチェックを省略し、「多分大丈夫だろう」という過信や盲信の付けが回って大惨事を招いていく。
舞台の「ディープウォーター・ホライゾン」は、サッカー競技場程の広さのデッキと25層からなる高さを持ち、146人の居住スペースがある巨大施設。
これ程巨大ながら、自動船位保持装置を備えた半潜水式石油プラットホームで、海に浮きながら自動で位置を調節して大水深の海底から石油を掘削出来るという最先端技術施設。
しかし、どんなに優れた施設でも使うのは人であり、使い方を誤るとそれは牙を剥く。
「ローン・サバイバー」のピーター・バーグ監督と主演のマーク・ウォールバーグが再タッグを組んだ本作では、安全性を無視し、利益を最優先させて起こした大事故のパニックの中、掛け替えのない家族や恋人の元に帰ろうとする人々のサバイバルを、手に汗握るスリルと共にスケール大きく描いていく。
人にとって何が大切か、何を優先すべきかを、本作は世界最大級の人災を通して浮き彫りにする。
タイトルなし(ネタバレ)
2010年のメキシコ湾原油流出事故を描いた実録ドラマ。軽快なSF戦記アクション『バトルシップ』でスマッシュヒットを放ち、かねてからの念願であった企画を実現した『ローン・サバイバー』が高く評価されたピーター・バーグが再びマーク・ウォールバーグとタッグを組んだ作品で、余計なドラマを排除し事故現場での作業員達の行動をつぶさに描写されており、観ているこちらの手足が震えるほどに恐ろしい臨場感。テンションの高い映像の雨霰の後に静かに訪れるエンディングで生命の尊さがしみじみと胸に沁みる素晴らしいドラマでした。脇を固めるカート・ラッセル、ジョン・マルコヴィッチ、ケイト・ハドソンらの堅実な演技も実に重厚で見事でした。
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