ジェイソン・ボーンのレビュー・感想・評価
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ジェイソン・"Re"ボーン。
ボーンのスペルは違うけどそれはご愛嬌で。
よくも悪くもこの作品はあくまでも生き返り、再始動のためのプロローグ的立ち位置なのかな、と。
今年初といっていいくらいの洋画アクション大作、それを期待していたかのように当日ながらなかなかの客入りだったと思います。
ハードルの上がった中での鑑賞でしたが、迫力はさすがの一言。
序盤と終盤のカーチェイスは、邦画には決して真似できない演出になっていて期待を裏切らないものになっていました。
ただ、逆にそこ以外は…イマイチグッとくる展開がなかった気がします。上記のカーチェイスもさすがに長くて間延びしてるところがあったくらい。
次回に続く終わり方だったので、ポジティブに次回作に期待したいな、と思います。
今回抜擢されたアリシア・ヴィキャンデルですが、「がんばって演じてます!」っていうのが伝わってきました。が、喜怒哀楽が美しく魅せれる彼女なら、去年のコードネーム U.N.C.L.Eのギャビーのようなキュートな役どころのほうが素敵で似合うよなぁ、とも思いました。
彼女が笑顔を見せれるようなCIAになれればいいね。
ジェイソン・ボーン
洋画のアクション物が好きなのでこういう映画はよく見るので
似たようなシーンが多く使われていると思いました。
追跡シーンが多く作り手が緊迫感を出そうとしている所が
解りますが長すぎて飽きるというか疲れます。
前半はシリアスさを出すために舞台は欧州
ただ逃げるのに金髪ロングの女性はきれいで絵にはなるのですが
目立ってしまうという意味ではシリアスさに欠けると思います。
後半はアクションシーンがやり易いアメリカを舞台にする所は
見てて面白いけど良くある流れのようにも思えます。
トミー・リー・ジョーンズがやけに老けた顔でそれが気になって
しかたがなかった。
最後にこの映画で良かった点は狙撃手とアリシアの存在ですが
狙撃手が以外にあっけなく消化不良で終わってしまう所も
爪が甘いと思いました。
すべて上から目線の感想ですのでご理解ください。
脇役が特に良い
言いたい事は色々あるものの…
予習して見ないと…
「これで終わりにしよう」
結論から言うと、少し物足りなかった。
今回もまた期待しすぎた結果、自分で閾値を上げてしまったため満足できなかったということか。
前回までの3作と比べてどうなんだろ。。
シナリオが淡々と進むのとか、やたらとぶれるフレームワークなどで臨場感とかリアリティを強調してくるのはボーンシリーズのアイデンティティというか、いやこれポール・グリーングラス(監督)のアイデンティティなんだよね。
まぁ要するに私の好みではないということが改めてわかった。
終盤のカーアクションはもうハチャメチャで、映像としての見所にはなっているけど、それを映画としての見所にしてはいけません。
もうボーンシリーズはこれで終わりにしたほうが良い。ボーン・レガシーの失敗もあるし、みんな歳だしね。
ちょっと残念
最強タッグ!
これがボーン。
これ以外はありえない。
え、具体的に?
えー、レガシーなんてありえない。
「そうそう、これこれ!」
と言う思いで終始興奮しっぱなしでした。
何より評価したいのが編集。
ただの会話シーンでも無数にあるアングルから撮られたカットをパンパン切り替えて、常に緊張感を煽ってくるような編集は完璧で健在でした。
当然スピード感重視のアクションも健在ですよ。
装甲車とのカーチェイスなんてまさに開いた口が塞がらない、でした。
ボーンファンの期待に100%応えてくれた作品です。
さて、
絶賛なのに1.5点はどこに行ったのか。
減点理由は脚本として、ですかね。
あくまでレガシーはないこととして進めますが、
ボーンシリーズはいったん3部作として終結しています。
そして今作は新たなシリーズの始まりと言うよりは番外編的な感じです。んー、4作目ですけど、3.5って感じですかね。
悪く言えば作らなくていい続編なんです。この表現かなり辛口ですよ。ローランド・エメリッヒのエイリアンのやつとは違いますよ笑
ま、簡単に言えばおきにいった内容でしたね。
ボーンならではのカーチェイスや肉弾戦が好きな人はきっと満足されたでしょう。ボクもその1人です。
でもストーリーありきのアクション好きな人なら、
「へー」
という感じなのでは?
もっと意外性がほしかった。
いい意味で裏切られたかった。
ボーンの世界観をぶっ壊してほしかった。
ということでの-1.5です。
とは言ってもやはりポール・グリーングラスとマット・デイモンのタッグは何度でも見たい!
あ、
グリーンゾーン微妙でしたけどね。
ボーン VS 監視社会'16
個人的にシリーズ1作目の印象はイマイチなのだが、
本作の監督P・グリーングラスがメガホンを取った続編
『ボーン・スプレマシー』は別物かと見紛うほどの
大傑作だった。シリーズでは2作目が一番好きだが、
続く『~アルティメイタム』もかなり面白かった訳で。
そして9年ぶりに同監督・主演コンビでの本作である。
ええいやもうそりゃ楽しみにしてましたとも。
で、今回もスゲー面白かった!
これまでのシリーズには良い意味でのスケールの小ささが
あったと思うのだけど、今回は主人公自体はあくまでその
スケールのまま、だが主人公の周辺が大作並みに
増強されたという印象。大満足の4.0判定です。
* * *
目まぐるしく状況が変化する緊張感とスピード感、
無駄無く瞬時に相手を出し抜く高速度の知能戦、
そしてリアルでソリッドなアクションの数々は、
これぞまさしく待ち望んでいた〝ボーン”。
くわえて、スケールは地理的にも人員的にも
アクション的にも間違いなくシリーズ最大だ。
序盤、デモ隊と機動隊の衝突で数百人の群衆がひしめく
アテネの街を猛速のバイクで駆け抜けるシーン。
この時点でもう並のアクション映画のクライマックスを
とっくに超えるスケールと迫力!
夜のベガスで繰り広げられる最後のチェイスも
口半開きになるレベルで、「お前ら何十台廃車に
すりゃ気が済むんだ」というレベルの大大大破壊!
街の真ん中でいかにCIAの監視網を出し抜くか?
というシーンも多く、百人単位の人や大量の車など、
よくもまあこれだけの物量をさばいてひとつのシーン
(しかも凄まじいカット数)に落とし込めるものだと
改めて監督の手腕に舌を巻く。
* * *
新キャストもグッド。
A・ヴィキャンデル演じる上昇志向のCIA局員ヘザーは
可愛い顔して恐ろしくしたたかで本心が読めない。
T・L・ジョーンズ演じるデューイは正に老獪(ろうかい)。
分かり易い悪党ではあるが、デューイVSヘザーの
腹の探り合いもこれまた見所のひとつなので、
今回はこれくらいの分かり易さが丁度良い塩梅か。
V・カッセル演じる凄腕の〝作戦員”もボーンへの私怨が
絡み、これまでの強敵たち以上に執念深く予測不能。
あ、3作目でヒロインに昇格したニッキーがどうなるかは
伏せるが……「なんて健気な人か」とだけ言っておきます。
* * *
今回のボーンの目的は、自分の身内に関する記憶の探求。
そもそもなぜ彼は、人を殺人マシーンへと変える計画に
志願したのか? その理由とその裏の陰謀が語られる。
にべもなく言ってしまえば
本作は壮大にハタ迷惑な自分探しの旅なワケではあるが、
そこは人間性を一切無視したCIAの計画が発端なので、
いわばCIAが起こした火事の火消しにCIAが
右往左往するという構図。悪党デューイも、ボーンを
変に勘繰ったせいでドツボにハマった形だしね。
今回登場する『アイアンハンド計画』自体は映画として
さして珍しいアイデアではない。だが、劇中登場する監視・
追跡システムの数々と合わせて考えるとやはり恐ろしい。
衛星で標的を自動追跡、アルゴリズムで行動予測、
無数の監視カメラの映像から数百人の顔を同時に分析、
他人の携帯電話を介して他人のPCを破壊――。
さしものボーンですら回避困難だというのに、
こんなものが劇中で登場したような企業と結託したら、
一般人はどこにも逃げも隠れもできやしない。監視社会の
恐怖を描いた佳作『エネミー・オブ・アメリカ』('99)が
もはやお遊びと思えるレベル。まさしく神の眼だ。
使う人間が人間なら、危ない危ない。
* * *
なお不満点は、
舞台を移すたび1探索・1アクション発生という流れが
やや単純と感じた点と、『ベイルートの記憶の中で
アイツが出てきたり、全ての黒幕があの人なのは
さすがに話が出来過ぎ』という点だが、それでも
マッシヴ・スケールの〝ボーン”が観られて大満足。
いつものエンディングテーマも聞けたしねぇ。
ま、これまたシンプルな2作目のが一番好きだけど。
<2016.10.08鑑賞>
リアルなスパイ映画
ごくごく普通
段々と
期待値並
新章ですからね。前3部作と同様、これから盛り上がっていくのではない...
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