ブラックパンサーのレビュー・感想・評価
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衣装は素晴らしいがアクションとストーリーは期待未満
民族衣装等の作りこみは素晴らしく、本当にそんな風習の部族がいそうに思えるほど。
キャストも強引に主要人物に白人をねじ込んだりしていないことも、好感が持てる。
良いと思った点はそれくらい。
アクション映画はストーリーが単純明快でも、楽しめればそれで良いと思っているが、
戦闘シーンは正直パッとしなかった。
ブラックパンサーとしては圧倒的に強そうなのに、あっさり敵を取り逃がすし、
生身での普通の戦闘シーンも多くて長い。
かと言ってストーリーは内輪もめの域を出ておらず、設定の割にスケール感はイマイチ。
主人公の最後の決断は民族の伝統からの脱却なのに、その理由が乏しい。
植民地時代等、今以上にアフリカ系が虐げられてきた時代はいくらでもあり、
その中でもワカンダは外界から隠れて関わらないという決断をしてきたはず。
その時代に比べれば、今はまだマシとも思える。
主人公の自分たちの技術で世界をより良くするという決断は現代の感性では勿論賛成だが、
何故歴代の国王たちが外界と隔絶した国を維持してきたのかという部分の深堀が足りていない気がした。
技術を武器利用されてしまう可能性に対するリスクヘッジもできていなさそうなさそうなことも、モヤモヤしてしまった。
レクサス
脚本がへた
オコエ(ダナイグリラ)さまの意志の強さと凛々しさに惚れる。 意気軒...
オコエ(ダナイグリラ)さまの意志の強さと凛々しさに惚れる。
意気軒昂で王座への執拗以上とも思える毅然とした忠誠心。
それでいてティチャラとナキアへのとてもとても温かい目線。
ウィッグ装着時もチャーミング。
相手の武器を原始的と言っておきながら次の瞬間、自分の武器がさらに原始的なところが素敵。
(武器自体はめっちゃ未来的で高性能のようだが)
監督が言っているアフリカは女家長制的でそれを前面に押し出したかったというところは、
ティチャラが3人(妹、元カノ、親衛隊)のそれぞれポジションが違う女性、母親に支えられて成長していく姿が本当によく表現されていると思う。
ワガンダ王国の風景映像、音楽がアフリカテイストでマーベルっぽくないところがまたいい。
まるで世界遺産かなにかの絶景を景観しているかのよう。
朝焼けやご来光、美しい自然の景色を見ているとなぜか涙がこぼれるのだが、最後のワカンダからの景色が最高過ぎて泣いてしまう。
ヒーロー一族のお家騒動。
面白くねぇな・・・
モーガンフリーマンやウィルスミスみたいな いわゆる有名な黒人俳優じ...
賢者は国境に橋を架け、愚者は壁を作る
これほどわかりやすく面白いのは無い!!
人種差別撤廃を考える機会では使えないが内包したテーマはある
丁寧に作っているのに、何か引っ掛かる…。
素直にヒロイックファンタジーを観られないのは年齢からくるものか?
人の世界は正統性などは大きくなった組織の中では何色にも変えられる。
ワカンダも同じ事であり、主人公たちの主張を素直に受け入れず、「裏はあるもの」と穿ってみてしまう。
これだけのオーバーテクノロジーがありながら、ここまで他国への侵略もせずにいたことに驚きを感じる。
と、こんな事を思うようになったら、このジャンルの作品を観られない。
世界を変える手助けと言う為にオーバーテクノロジーを欲深い先進国に教えるとその優位を失い、平和な関係性も早々に壊す輩が出てくるだろう。
「農業国に何ができるんですか?」と皮肉めいたセリフからグローバルスタンダードの中で先進国が有利を確定した状態から富や儲けを産み出して、「農業国」から食い物や資源を買い叩いてきた歴史から見ても、白人社会との争いは仕方ないものだと思う。
ギルモンガーの先制攻撃からのマウンティングでないと先進国に風穴を開けることは出来ないのかもしれないが、それでは人材を失ったり、力関係のみの支配しか作れず、延々と相手を押さえつけるしかなくなってしまう。
容易に解決しない問題がこの作品の根底に見える為、答え、アンサーを欲しがる私のような人間には曖昧さで終わってしまうとウーンと悩んだまま終わった気がした。
ヒーロー作品としては平均的なアクションで部族の衣装や戦い方など目新しさはあるものの飛び抜けた感じがなかった。
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