劇場公開日 2018年3月16日

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リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価

全527件中、141~160件目を表示

4.0ヒッチコッキー

2019年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

世界のトップを走るアニメーションのディズニーは映画という業界でもトップを走っている。

アニメーション映画というのは、技術的にいうと映画の要素を全てコントロールできる。撮影に然り、演出に然り、美術に然り、コンピューターの中で全てを作り出すことができる。現在の技術では数億個のパラメーターを調整し、3D世界を作ることができてしまうので、時間と労力はかかるにしても、監督が頭に描いたものを100%近く表現することが可能になっている。
それゆえ、今作品で気付いたのは、映画言語として歴史が作り上げてきた技術をアニメーション映画だとしても映画として使われているということ。

ヒッチコック①
映画界最大の偉人、ヒッチコックが築き上げた、カメラを通して映画を取るという技術がディズニー・ピクサー映画には使われている。映画を見進めていく上で、「あー、あのときのあれか!」って思うことがディズニー・ピクサー映画には多くある気がしませんか?
例えば本作でいうと、ミゲルが映画の音楽に合わせて歌うところだとか、小さなところでいうと、花火の音で扉を開けるところとか、靴のサイズでミゲルを見つけるところとか。気付きにくいところでも、ヘクターの歯の色とギターの模様だったり。ほとんどのすとーりーを前進させる要素がこのように前後でつながっています。それを頭で考えることは、それほど難しくありませんが、それを映像を通して、さらには音を通して視聴者に伝えるということ。しかも、それをただ、だだっ広げにするのではなく、頭の隅に残る程度の情報量を与えるということがヒッチコックの技術。色々な要素をコントロールできるという利点を使って、それらを成し遂げているところはさすが。映画に大切な謎解きの要素。

ヒッチコック②
ヒッチコックが天才と評されるのには、もっと深い理由があります。視聴者全員が意識の中に気づけなくても無意識的にその情報やトーンを吸収させるレベルで、テーマやアイロニーを隠すという手法。芸術っぽさですね。
今作のわかりやすいところでいうと、「チョリソー」。ある老人からギターを借りるときにチョリソーを飲むシーンがありますが、そのシーンは、飲み干され逆に置かれたグラスと、飲まずに残されたチョリソーが2秒ほど映されて終わります。そこで何人かの人は「あれ?」ってなりませんでしたか?前との繋がりでは、ヘクターがチョリソーで窒息死したと馬鹿にされるところと繋がり、後にはミゲルのターニングポイントと大きく繋がります。しかし、飲み干されたチョリソーと飲まれていないチョリソー、空でひっくり返されたグラスと飲まずに残っているグラスからは、もう少し感じ取ることができます。
大きく言って、生と死だったり、人間と骸骨(スケルトン)だったり。そこからさらに、ヘクターが抱える秘密を隠すかのような、逆向きのグラス。メキシコの文化を象徴するような儀式。自分が毒死したチョリソーを躊躇なく飲むヘクターのキャラクター。などなど、読み取れることはたくさんあります。さらには読み取るだけの時間もしっかりと与えてくれます。それだけ細かいところにこだわることができるのが、ディズニー・ピクサー。大人になって観ても大きな何かを感じ取ることができます。

観終わって思ったのですが、”千と千尋の神隠し”に似ていませんか?でも、どう観ても、文学的にも、アニメーションとしても、映画としても、ジブリの方が優れているように感じるのは私だけでしょうか?

さて、次の作品は、どうなるんでしょうか。楽しみです!

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Editing Tell Us

5.0色彩と光の魔術が素晴らしい!

2018年12月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

家族の絆とか人間味の部分も素晴らしいけど、色彩と光の魔術が素晴らしかった!
めちゃんこリアルな表現とかどうやって作ってるんだろ…

期待せずに観たけど、想像以上によい!

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soleil

4.0Coco

2018年12月16日
iPhoneアプリから投稿

おばあちゃん表情の微細な変化がたまらない。宝石が散りばめられたような美しい町、映像。ピクサーならではの技術力。それだけでみる価値がある。映画館に行きそびれたのは愚かだった。解像度の高いテレビでも買おうか。
家族や血縁が中心に据えられているが、どちらかというとそれがメインテーマのようではないように感じた。逆に卑近な掟や規律のモチーフとして家族が存在し、そういった規律を絶対視せず、客観的に受け取り、人生をより自由に豊かに捉えることを教えている。忘れられることが本当の死である。裏を返せば記憶に残るために日々を自らに従い、懸命に生きる。
それにしても、よくできた脚本。全てを回収している。できすぎが難点かも知れない。

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Kj

4.0大人も楽しめる!泣ける!

2018年11月9日
iPhoneアプリから投稿

映像クオリティは相変わらずすごい!映像を見ているだけで楽しめます。 物語も哲学的な内容が含まれていて、興味深い!最後は号泣。よかった!!

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へまち

4.0なかなか良かった

2018年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

泣けるしなかなか良かったです☆。

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hide1095

4.0極音にて鑑賞

2018年11月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

極音ってよくわからなかった。。それだけが残念で映画とは関係なく☆マイナス1(T-T)

ようやく映画のレビュー
いい大人が泣きました、ストレス溜まってたのかな?笑
私が深く考えすぎかもしれないけど、
家族や家庭環境、教育の仕方。。
自分の価値観や経験だけでこれはだめ!だから家族にもさせない!だなんて。。それが理不尽すぎて泣いた。現実でもそういう家庭あるんだろうな、と悲しくなってしまった。
子は親を選べないし、その逆も。
その観点でみていたせいでより一層感情移入して最後爆泣き。。
そして音楽&犬好きも楽しめます!犬かわいい笑

みてよかったです、本当。

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マリエ

3.0良いストーリー、でも…

2018年10月30日
iPhoneアプリから投稿

世界観は素晴らしく、映像表現も豊か。最後にちゃんとどんでん返しもある面白さ。

しかし…定番、ありがちなストーリー。

舞台はメキシコ。音楽をやりたい少年、ミゲル。しかし彼のひいひいおばあさんからの家訓で、「音楽禁止の家」のため、隠れて演奏を練習していた。

そんな彼が、日本でいうお盆のような「死者の日」に、生きているのに死者の国に行ってしまい、ご先祖様に会って生きている世界に戻ろうとする話。

死者の国は、みな骸骨で表現されているけれど、とても綺麗な世界だし、ユーモラス。メキシコもお盆みたいな考え方があるのが面白いと思った。

ただ、話としては、勧善懲悪だし、人前で全く演奏をしたことがないミゲルがコンテストで大活躍したりするし、やはり子供向けだなあと。

お子様のいる家族にはとてもオススメ。
大人が観るには、映像を楽しむのがいいかなと思う。

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yamapple

4.0お盆の時期におすすめ

2018年10月29日
iPhoneアプリから投稿

わかりやすくまとまったストーリー
お盆というのは異国でも存在するんだなぁという不思議
それもあんなにカラフルな。メキシコに興味が湧いてきますよね。
素直に見れば楽しめると思われる。

ミゲルの一部家族の煩わしさが受け付けない人がいるかな。
押し付けがましい愛みたいな、身近に毒になる人がいる場合は苦痛かも。

私は勿論手放しで楽しめました。
大好きな作品です。

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8rumak1

2.0家族観が凡庸

2018年10月28日
iPhoneアプリから投稿

もうちょっとひねりがあるのかと思ったらわりとストレートに家族(血族)礼賛。
家族を持てなかったり、家族に恵まれなかった人たちはひっそりと消えてしまうの?親が好きになれないのは悪いこと?もっと多様な家族観を織り込んで欲しかった。

死者の国はカラフルで楽しくて、ときどき混ざるスペイン語も生き生きしてる。でも死に方でバカにされたり、有名人は優遇されてたりして資本主義色が強いのがちょっとなあ。

それにしてもああいうアゴの人は絶対悪者なんだな。

あとひいひいおばあちゃんの前の時代になると写真ないだろ!死者の国は20世紀にできたんだろう。

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hyvaayota26

3.0音楽と映像

2018年10月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ストーリーも、ディズニーだからなのかけっして悪いわけではないけど、記憶には残らない。しょうがないのはわかるけど、アナ雪部分は無くていい。

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WALLE

3.0写真にそんな意味が。

2018年10月16日
iPhoneアプリから投稿

映像、音楽ともに良し。
ミュージカルぽい映画って好きだな。
お盆の時期に家族で見たいかも。

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ラッキー7

4.5“許し”が入った稀に見る作品

2018年10月12日
iPhoneアプリから投稿

映画ではなかなか描かれない“許し”が入っている。
恨みがある相手を許すのは並大抵のことではないが、この映画では時間をかけて家族の間にあった恨みを解消していく。
見終わった後に心がじんわりと温かくなる作品である。

何しろ伏線が全て回収されて行く快感があり、主人公の歌が抜群にうまい(日本語英語どちらも)。
ピクサー映画は元気でハチャメチャな大冒険が多いが、この作品は一味違う。

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peter

3.0家族みんなで楽しむには良い作品!是非思い出作りに観て欲しい!

2018年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

単純

幸せ

人が夢を追いかける時には必ず誰かに反対をされるもの?
しかし、その反対を乗り越え、自己の夢に向かい努力を続けると、その先には予測を超えた幸せが待っていてくれると言う、正にアメリカンドリームそのままを素直に物語に描き出す本作は、怖い筈の死者の世界もこんなにHAPPY!になってしまう。

それはミゲル少年の愛する音楽への情熱、その気持ちの全てを象徴するように、この映画が描いている死者の国は、それはそれは美しい天国!

私は本作を劇場で惜しくも見逃してしまったので、一人自宅でDVD鑑賞となったが、本作をミュージカル作品とカテゴライズ出来るのかは別としても、やはりこの様な音楽が一つの売りになる映画こそは映画館の大スクリーンで観ると感動が数段上がるのだろう。残念な事をした。

私は「トイストーリー」が大好きで初めてあの作品を観た時に感動を今もよく覚えているものだ。それ故「トイストーリー3」の監督アンクリッチ監督作品であると言うだけで、少し甘い点を付けてしまいたくなる。

家族みんなで一緒に楽しめる映画って良いですよね。大人になっても決して忘れる事はないですからね。そう言う意味ではディズニーは安心出来る作品をコンスタントに制作し続けられるチームワークが素晴らしいと思います。

日本のアニメももっともっと多くの国で安心してコンスタントに楽しんで貰える様な作品が制作されるようになれば良いのにといつも、こう言う作品を観ると思ってしまうのですよね!

ハロィーンがもう間近いので何となく本作を鑑賞していなかったので思い出して観たのですが、
もう既に劇場で鑑賞されたあなたも、またハロゥーンパーティーを家族みんなで楽しむ時には、是非本作をDVDで観られたら如何でしょうか?きっと楽しい思い出作りになると思います。

お子さんと映画を見終えたら、家族みんなのそれぞれの夢について語り合えたら、きっと盛り上がるだろうね!

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ryuu topiann

5.0泣いた

2018年10月1日
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飛行機の中で見ました(大丈夫かなこれ)

亡くなったあとの世界がこんなんだったらいいなあと思った。故人を大切にし、敬うことを忘れてはいけない。

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もっ

4.0曲も良い、内容も展開も面白い。テンポも良い。家族、祖先について考える。

2018年9月25日
iPhoneアプリから投稿

曲も良い、内容も展開も面白い。テンポも良い。家族、祖先について考える。

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こば

5.0忘れないで。

2018年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

終活だ墓じまいだと個人を優先する現代に先祖の魂を思い出させる作品。

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ハチコ

5.0毎年観たい。

2018年9月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

楽しい

よくある「家族礼賛」ものなのか、というとそんな事はなく
序盤は家族という近しい間柄だからこその縛りというか、
「呪い」とさえ呼ばれるデメリットが主人公の夢を潰そうとする。

むしろ中盤まで家族は敵そのものであり、
主人公の行動はその呪縛から逃れるためのものだった。

しかし、洞窟に落ちてからの終盤はその構図が一転。
家族は守護者となり、一体感と頼もしさが克明に描かれる。
ここの転換がキモであり、作品のメッセージ性は強まったと思う。

画の美しさと表現の緻密さはさすがディズニー。
「死者の街」やキャラクターの表情・仕草の描写は息を呑むほど美しい。
全年齢対象ということでストーリーはだいぶデフォルメされているけど
「家族の絆」という意味では分かりやすくて好印象。
本当にそつなくまとめられていて、最後まで楽しめた。
特にラストのココおばあちゃんのくだりは涙腺直撃。

お盆あたりの定番として、毎年テレビ放送すればいいのに。

【追記】日本語吹き替えで歌まで担当した石橋陽彩の歌声が素晴らしい。ミゲルのひたむきさと音楽への情熱・才能を感じさせる演技と歌唱力で、サントラで聞くだけで泣けてくる。

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mar

3.5絵が素晴らしい!

2018年9月1日
iPhoneアプリから投稿

死者の国の街並みが美しすぎて思わずスゴッ!て言ってしまいました!映像めちゃくちゃ綺麗!
ラストは感動的です!泣けました!
ただ、悪役のインパクト、ハラハラ感、スカッと感みたいなのが薄めです。

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アポロン

4.0陽気なメキシコのイメージ

2018年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

幸せ

死者の国や死者と生者を分ける橋、道案内の動物と全てにおいてお国柄が表れており、メキシコテイストのBGMがぴったりハマっている。
ハデハデ賑々しい感じは日本とはかなりの相違があるが、家族への想いは国が違おうが変わりはない。
ガイコツキャラがどこまで受け入れられるか?がポイントとは思うが、迷い混んだミゲルの成長物語と家族愛を理解できるなら、低年齢でも観られそう。
お盆とは趣が違うが、祖先を敬う事は大切と教えてくれるし、生前を知らない親族について、お年寄りと話す機会が出来る良い作品ではないかと思う。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)