リメンバー・ミーのレビュー・感想・評価
全524件中、141~160件目を表示
Coco
おばあちゃん表情の微細な変化がたまらない。宝石が散りばめられたような美しい町、映像。ピクサーならではの技術力。それだけでみる価値がある。映画館に行きそびれたのは愚かだった。解像度の高いテレビでも買おうか。
家族や血縁が中心に据えられているが、どちらかというとそれがメインテーマのようではないように感じた。逆に卑近な掟や規律のモチーフとして家族が存在し、そういった規律を絶対視せず、客観的に受け取り、人生をより自由に豊かに捉えることを教えている。忘れられることが本当の死である。裏を返せば記憶に残るために日々を自らに従い、懸命に生きる。
それにしても、よくできた脚本。全てを回収している。できすぎが難点かも知れない。
良いストーリー、でも…
世界観は素晴らしく、映像表現も豊か。最後にちゃんとどんでん返しもある面白さ。
しかし…定番、ありがちなストーリー。
舞台はメキシコ。音楽をやりたい少年、ミゲル。しかし彼のひいひいおばあさんからの家訓で、「音楽禁止の家」のため、隠れて演奏を練習していた。
そんな彼が、日本でいうお盆のような「死者の日」に、生きているのに死者の国に行ってしまい、ご先祖様に会って生きている世界に戻ろうとする話。
死者の国は、みな骸骨で表現されているけれど、とても綺麗な世界だし、ユーモラス。メキシコもお盆みたいな考え方があるのが面白いと思った。
ただ、話としては、勧善懲悪だし、人前で全く演奏をしたことがないミゲルがコンテストで大活躍したりするし、やはり子供向けだなあと。
お子様のいる家族にはとてもオススメ。
大人が観るには、映像を楽しむのがいいかなと思う。
お盆の時期におすすめ
わかりやすくまとまったストーリー
お盆というのは異国でも存在するんだなぁという不思議
それもあんなにカラフルな。メキシコに興味が湧いてきますよね。
素直に見れば楽しめると思われる。
ミゲルの一部家族の煩わしさが受け付けない人がいるかな。
押し付けがましい愛みたいな、身近に毒になる人がいる場合は苦痛かも。
私は勿論手放しで楽しめました。
大好きな作品です。
家族観が凡庸
もうちょっとひねりがあるのかと思ったらわりとストレートに家族(血族)礼賛。
家族を持てなかったり、家族に恵まれなかった人たちはひっそりと消えてしまうの?親が好きになれないのは悪いこと?もっと多様な家族観を織り込んで欲しかった。
死者の国はカラフルで楽しくて、ときどき混ざるスペイン語も生き生きしてる。でも死に方でバカにされたり、有名人は優遇されてたりして資本主義色が強いのがちょっとなあ。
それにしてもああいうアゴの人は絶対悪者なんだな。
あとひいひいおばあちゃんの前の時代になると写真ないだろ!死者の国は20世紀にできたんだろう。
“許し”が入った稀に見る作品
映画ではなかなか描かれない“許し”が入っている。
恨みがある相手を許すのは並大抵のことではないが、この映画では時間をかけて家族の間にあった恨みを解消していく。
見終わった後に心がじんわりと温かくなる作品である。
何しろ伏線が全て回収されて行く快感があり、主人公の歌が抜群にうまい(日本語英語どちらも)。
ピクサー映画は元気でハチャメチャな大冒険が多いが、この作品は一味違う。
家族みんなで楽しむには良い作品!是非思い出作りに観て欲しい!
人が夢を追いかける時には必ず誰かに反対をされるもの?
しかし、その反対を乗り越え、自己の夢に向かい努力を続けると、その先には予測を超えた幸せが待っていてくれると言う、正にアメリカンドリームそのままを素直に物語に描き出す本作は、怖い筈の死者の世界もこんなにHAPPY!になってしまう。
それはミゲル少年の愛する音楽への情熱、その気持ちの全てを象徴するように、この映画が描いている死者の国は、それはそれは美しい天国!
私は本作を劇場で惜しくも見逃してしまったので、一人自宅でDVD鑑賞となったが、本作をミュージカル作品とカテゴライズ出来るのかは別としても、やはりこの様な音楽が一つの売りになる映画こそは映画館の大スクリーンで観ると感動が数段上がるのだろう。残念な事をした。
私は「トイストーリー」が大好きで初めてあの作品を観た時に感動を今もよく覚えているものだ。それ故「トイストーリー3」の監督アンクリッチ監督作品であると言うだけで、少し甘い点を付けてしまいたくなる。
家族みんなで一緒に楽しめる映画って良いですよね。大人になっても決して忘れる事はないですからね。そう言う意味ではディズニーは安心出来る作品をコンスタントに制作し続けられるチームワークが素晴らしいと思います。
日本のアニメももっともっと多くの国で安心してコンスタントに楽しんで貰える様な作品が制作されるようになれば良いのにといつも、こう言う作品を観ると思ってしまうのですよね!
ハロィーンがもう間近いので何となく本作を鑑賞していなかったので思い出して観たのですが、
もう既に劇場で鑑賞されたあなたも、またハロゥーンパーティーを家族みんなで楽しむ時には、是非本作をDVDで観られたら如何でしょうか?きっと楽しい思い出作りになると思います。
お子さんと映画を見終えたら、家族みんなのそれぞれの夢について語り合えたら、きっと盛り上がるだろうね!
毎年観たい。
よくある「家族礼賛」ものなのか、というとそんな事はなく
序盤は家族という近しい間柄だからこその縛りというか、
「呪い」とさえ呼ばれるデメリットが主人公の夢を潰そうとする。
むしろ中盤まで家族は敵そのものであり、
主人公の行動はその呪縛から逃れるためのものだった。
しかし、洞窟に落ちてからの終盤はその構図が一転。
家族は守護者となり、一体感と頼もしさが克明に描かれる。
ここの転換がキモであり、作品のメッセージ性は強まったと思う。
画の美しさと表現の緻密さはさすがディズニー。
「死者の街」やキャラクターの表情・仕草の描写は息を呑むほど美しい。
全年齢対象ということでストーリーはだいぶデフォルメされているけど
「家族の絆」という意味では分かりやすくて好印象。
本当にそつなくまとめられていて、最後まで楽しめた。
特にラストのココおばあちゃんのくだりは涙腺直撃。
お盆あたりの定番として、毎年テレビ放送すればいいのに。
【追記】日本語吹き替えで歌まで担当した石橋陽彩の歌声が素晴らしい。ミゲルのひたむきさと音楽への情熱・才能を感じさせる演技と歌唱力で、サントラで聞くだけで泣けてくる。
絵が素晴らしい!
死者の国の街並みが美しすぎて思わずスゴッ!て言ってしまいました!映像めちゃくちゃ綺麗!
ラストは感動的です!泣けました!
ただ、悪役のインパクト、ハラハラ感、スカッと感みたいなのが薄めです。
陽気なメキシコのイメージ
死者の国や死者と生者を分ける橋、道案内の動物と全てにおいてお国柄が表れており、メキシコテイストのBGMがぴったりハマっている。
ハデハデ賑々しい感じは日本とはかなりの相違があるが、家族への想いは国が違おうが変わりはない。
ガイコツキャラがどこまで受け入れられるか?がポイントとは思うが、迷い混んだミゲルの成長物語と家族愛を理解できるなら、低年齢でも観られそう。
お盆とは趣が違うが、祖先を敬う事は大切と教えてくれるし、生前を知らない親族について、お年寄りと話す機会が出来る良い作品ではないかと思う。
ストーリーがよく練られているディズニーらしい作品
映画館で鑑賞したかったのですが、間に合わなかったのでDVDで。
死者の世界と生者の世界を描きながら、音楽は人を勇気づけることやご先祖様を尊ぶ事を教えてくれました。心に響く作品ですが、ちょいちょいギャグを入れたりクセのあるキャラクターが出てきたりとディズニーらしさが出ていました。
悪役が意外なキャラで驚きました。
全524件中、141~160件目を表示