「はじめて飲み込めた悪という概念」スター・ウォーズ 最後のジェダイ しんばさんの映画レビュー(感想・評価)
はじめて飲み込めた悪という概念
低評価多かったから映画館行かんでDVDで観たらむっちゃおもしろいやないかい!
エピソード1〜3世代で、アナキンが悪に染まる過程を見てきたけれど、結局悪が何か分からなかった。
感覚として飲み込めなかった。
それが、この作品のレイとカイロ・レンの葛藤からやっと理解することができた。
それだけでなく、戦いとはなにか、生き延びるんだ、というメッセージもエモーショナルなドラマに芯を与えていて素晴らしい!
前作でよく分からなかった、3人の主人公の役割もはっきりしてきた。
そしてなにより、ルークへのリスペクトにあふれた演出!
本当にかっこよかった。
俳優さんたちも演技に磨きがかかって、アダム・ドライバーなんかは魅力的な悪役を体現している。
それもこれも、内面を深く掘り下げ、ドラマを練り上げた監督さんの功績だと思います。
本当に楽しかった!
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