ぼくは明日、昨日のきみとデートするのレビュー・感想・評価
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複数回視聴がおすすめ♪何度も観返すことで、愛美からの逆軸人生が見えてくる。
はじめに時間軸の整合性など細かい点にひかかると楽しめないから注意が必要です。設定としてそれはふんわり飲み込む。あとは、純粋なラブストーリーに没頭するのがおすすめの楽しみ方です。
小松菜奈ちゃんは、文句なしに可愛い。いつまでも眺めていられる絵になる女優さんです。若かりし福士蒼汰くん、東出昌大さんがまた初々しい。それになんといってもロケ地は京都⛩️見慣れた場所がたくさん出てきてそれだけでテンション上がります⤴︎今はなき「京都みなみ会館」が出てきたのも大感激でした😭叡山電鉄、風情がありますね。電車が行ったり来たりするホームが、時間軸のすれ違いをあらわしているようでとても印象的でした。
高寿に会いたいがために、予定調和された人生を歩む愛美と、彼女のその人生に思いを馳せ涙する高寿。どちらの人生においても初恋という儚くも眩しい30日間。永遠ではないものほど切なく美しいものです。
ここがピークなんだね。あなたと恋人じゃなくなって、あなたとすれ違っていくんだね。
すれ違ってなんかない。僕たちはすれ違ってない。端と端を繋いで輪になって、ひとつにつながってるんだ。
2人で、ひとつの命なんだ。
ラスト5分(電車の中)
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
(高寿を見つけて、にっこり笑う愛美)
愛美:「あっ」
(気がついて、カバンから本を取り出し、それを広げてそっと電車の窓から外を眺める愛美)
(愛美の方をはっとみつめる高寿)
愛美:「彼の元へ辿り着いた。」
〜エンドロール曲〜
「Back Number ハッピーバースデー」
✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼
ここまでのラストシーン
何度見返しても素敵💕秀逸です!!
電車とプラットフォームが象徴するもの
高寿が電車内で愛美に一目惚れし、降りた駅の反対側ホームで声をかける。終電で帰る愛美をホームから見送る高寿。深夜0時の瞬間、電車がホームを通過すると愛美が消えている。印象的なシーンに頻出する電車とプラットフォームは何を象徴しているのか。
並行する上り線と下り線を逆向きに走行する電車は、時間に順行して成長する高寿と、時間に逆行して成長する愛美の、すれ違う人生のメタファーだ。そして、逆方向に進む乗客がしばし留まって同じ時間と場所を共有するホームは、5年に一度の高寿と愛美の逢瀬に重なる。
原作の面白さを損なわず、的確に効果的に映像化できた好例だろう。福士蒼汰と小松菜奈、若手で屈指の美男美女だが、嫌みがなく、どちらにも容易に感情移入できる。愛美の視点と時間感覚でダイジェストを見せるラストも切なさ満点。SF的な仕掛けだが、有限の人生で誰かに出会い愛し合うことの素晴らしさを謳うメッセージは普遍的だ。
観れば観るほど号泣してしまう。
こんなの反則や、と思う設定はボロ泣きです。
しかも、結末がわかり二度三度と観れば観るほど泣くという。三度目はもう冒頭からずーっと泣いてた気がする。
僕にとって初めてが、彼女にとって最後。
最初彼女が泣き虫だったのが、最後は僕が泣き虫。
この意味が分かってしまうと。。。
ラスト彼女側の回想は、もう耐えれなくなります。
こんなにも、辛く幸せな30日。
映画タイトルが出るタイミングも抜群でした。
泣きたいときにはとにかくこの映画です。
今更ですが観ました
はじめは時間軸が分かりづらくて混乱しました。だけど最後の方には彼女側からの視点もあったのでゆっくりと理解できました。もう一度見直したいな。
今更だけど小松菜奈の良さが分かった!あー泣いたな
小松菜奈がキラッキラ
バクマンなどで見てるはずだが全く印象に残ってない女優さんだったが、本作のキラキラ度合いは凄い。シナリオは和製ベンジャミンバトンって感じの意味不明設定だが、それを健気に演じる小松菜奈をぼーっと眺めておけば、それでええねん、それだけでええねん。って感じ。
設定よりテーマが大事
もしも、自分の人生を逆から振り返ったら
転機 突然の出来事
また明日も今日と同じだと思っていたら、その日が最後だった。
同じ日は二度とやってこない。
この日常の奇跡を意識する人は少ない。
「だって、昨日まで…」
それが過去に対する後悔となる。
今ある奇跡をないがしろにした後悔
「いつでも会える いつでもできる」
その「いつ」は決して来ないのだ。
だから今このひと時を精一杯意識して楽しむ。
これがこの作品が伝えたかったことだろう。
すべては、失って初めて気が付く。
いまこの瞬間にある奇跡
特に彼女の立場でそれは、あまりにも切ないことだろう。
彼にとって彼女に告白した最初の日は、彼女にとっての最後の日。
事実がわかれば、その切なさに泣けてくる。
5年に1度 30日間だけで会うことができる二人
それを選択した二人
「二人はすれ違ってなんかいない お互いの点と点を結んだ輪」と言ったところで苦しい胸の内は変わらないと思う。
人生を逆から辿ってわかること。
あの時…
その「あの時」を十分に意識して楽しむことが私の人生のためにできる最高のことなのかもしれない。
あの時は「いま」
いま「ある」ことへの感謝と祝福
35歳になった彼は、15歳の彼女に絵を渡す。
どう頑張っても戻れないあの時
人生の最高のひと時
彼女がずっと彼に寄り添っていたように、今度は彼が幼くなっていく彼女に寄り添う。
しかし、
そもそも35歳の彼女は独身だったのだろうか?
35歳になった彼も、独身だろうか?
この深掘りは作品に対するタブーのような感じがする。
でも、なかなか面白かったしテーマもよかった。
多少残念なところもあるが、楽しめた
主観として福士蒼汰でなく東出昌大が主役なら、より楽しめたかも。
でも大学生なのに中学生のような恋愛感覚の設定には、正直気持ち悪さを感じた。
にしても、小松菜奈は心理描写にあった素晴らしい表情でした。
良かった!
最初、彼女が秘密を打ち明けた時、正直「何を言っているのだ?」と感じました。また、彼女目線の話になるまで、全く話が繋がりませんでした。
ですが、彼女の目線になったとき、やっと理解することが出来ました。彼女の中では、出会った初日が最後の日、お別れの日が初めての日。序盤でものすごく泣いていた彼女の意味がわかりました!
少し、ん?となる時間が長かったので、星🌟4にしました。
まさかのまさかで、山田裕貴さんや、清原果耶さんが出ていて、びっくりしました👀
共に過ごした過去を共有できる素晴らしさ
・メッセージ
今、その瞬間の時間を共有できることだけではなく、過去や未来を共有できることの素晴らしさがわかる映画だと思った。
彼女との昔行った旅行の話やデートの話をして、楽しかったねと心から言い合えることには尊さがある。しかし、その有り難みを感じることは難しい。その有り難みを再確認できる作品だと思った。
また、この映画の中では彼らが共に共有できる時間は今この瞬間だけである。だから目の前の時間を共有して楽しめる相手がいることに感謝する。というのもメッセージだと思った。
・メッセージを考慮した物語の流れ
何も知らない彼は目の前の楽しさを堪能する。
時間軸が違うことに気づく。
彼女とは過去を共有できないと嘆く。
でも今一緒に過ごしてる時間は共有できると気付く。
・面白さ
自分にとっての初めてが相手にとっての最後。
これが面白い。悲しい。
・ツッコミ所
彼女の方はどうやって暮らしているのか気になった。
・好きなシーン
「また会えるよ」って会えない側が言うシーン
・嫌いなシーン
なし
君は知らない…どんどんソレが視えて来てキツイんだよ
数年前に原作ボロ泣きさせられて、内容は知っていたので、初っ端からキツかった。
独白後も一瞬陥ったが、詳細を考えると矛盾を感じてしまうが……、そんなの無視して入り込めるストーリー力に惹かれてしまう。
悲しいけど立ち向かわなきゃいけない進まなきゃならない未来、酷だけどその分瞬間々々は素晴らしい喜びに満ちてる。
視聴のキッカケは、切り抜き動画での各シーンと合わせた主題歌でウルっときて、全編視聴に至ったが…。主題歌はエンドロールだけだったのはちょっと残念…。
端々で流してくれれば、切なさ増加してただろう。(個人的に好きな楽曲だったから)
初回鑑賞だんだん涙、2回目は冒頭から号泣…
人の自由にならない時の流れが物語になる作品は数多くありますが、こんなに美しくて悲しい愛しい物語はないでしょう。
全ては"そういう仕掛け"の物語なのでそれに尽きるのですが、それなのにその仕掛けの中に何気ない日常を投げ入れるとこれほど色づくとは観るまでは誰も気づけなかったでしょう。
back numberのエンディングはまさにこれを歌っているのだとわかった時にはいい歳した男も涙は止められません。
そしてなんということか、映画館で見た人ならそこを出た時にいつもの景色が違って見えたことでしょう。
映画の世界とリアルがシンクロするのです。これはそういう映画です。
この"時の逆回転"で相手に対して認知症とも感じられる記憶の儚さを感じ、言い伝えることの強さも感じ、その伝える強い意志は美しく、それによりこの世の全てが愛しく思えるようになるでしょう。
1回目を観たあなたは物語が進むにつれて冒頭の小松菜奈の涙の意味がわかるでしょう。そして全てを知った2回目を観る時には冒頭の小松菜奈の涙はあなたの涙です。
初回で知ってしまった感情の全てが一気に押し寄せ涙は止まりません。
小松菜奈がよい!
運命的な一目惚れをした主人公が
やがて明かされる彼女の秘密を知り、
奇跡のような時間を過ごす
悲しくも美しいSFラブストーリー。
ふたりの時間は逆に流れていて、
5年ごとに30日くらいしか会えないので、
最大40年重なるのだが、次の機会は25歳と15歳、
その次は30歳と10歳、となるので、
恋愛にちょうどいいのはまさに
お互い20歳で出会えるこの瞬間しかないわけです。
しかし、その貴重な30日間も、
ふたりの時間の流れはまるで
上り電車と下り電車がすれちがうようです。
だんだん親しくなっていく過程も
彼女にとってはだんだん他人に近づく過程。
二度とない歓びと、それが永遠に失われる哀しみと。
彼女は静かに涙します。
そんな繊細で不思議な役柄に、
小松菜奈がドンピシャでした!
福士蒼汰も、なかなかよかったですが、
なんといっても小松菜奈。
彼女をみているだけでも、この映画は
最後までたのしめる。
こないだみた「溺れるナイフ」でも
そうだったけど、ほんと画面に
惹き付けられます。
若い女の子特有の硬さ、透明感がありながら、
ドキッとするほど妖艶な表情もあり、
魅力的な女優さんです!!
「渇き。」で日本アカデミーの新人賞を
取ったのですが…
これだけ映画映えする女優が
その後いくつかいい作品もあったのに
ノミネートもされていないみたいで。
日本アカデミーって……?
ジンときました。
いやいや、若い二人にジンとさせられました。
演技がいいね。
ただ一つだけ残念なのが、言葉かな。
皆さんきっちり東京弁は、あの設定ではないよね。
無理やりでも京都に引っ越してきた的な設定があったほうがいいかな。
あとしっくりこなかったのが主人公の男とお父さんの感じ。
そんなぎくしゃくさせる必要あるかなと思った。
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