ダンケルクのレビュー・感想・評価
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過度の演出はせず、リアルにすくいあげ、その中で人の愚かな部分と英雄...
過度の演出はせず、リアルにすくいあげ、その中で人の愚かな部分と英雄的な行為を描いてる。
退屈。。
終始退屈だった。。
なんだろう、設定としては面白いはずなのだけど、旧ハリウッド的演出?のせいで感情移入できない。。
ハラハラして欲しいのは分かるけど、そのために終始BGMを鳴らしっぱなしは安直過ぎると思う。
ただ、映像はとても美しかったです。
他の監督がリメイクするなら見てみたいです。
スピットファイア!
ダンケルクの制空戦を戦ったのはほとんどがハリケーンだとか時期的にスピットファイアの仕様がおかしいとか言う人はいるだろうなと思うのですが、そう言うことは脳内で補完しましょう。
時系列が前後しながらクライマックスに向け収束するという形式なので、前もってその構造を知ってないと混乱する人もいるかな。
あと歴史的な経緯や状況についての知識も無いと何が起きてるのかわからないと思う
スクリーンで見てこそ体感できる映画。
始まってすぐに戦場の只中に入ってしまったような緊張感。
一発の銃声が聞こえるだけで、まるで自分のすぐそばを掠めたような気さえした。
近年の戦争映画に見られるような死体描写などはない。
それでも確かにこの映像、そして何より音にリアリティを感じた。
ストーリー云々ではなく、戦場の只中に放り込まれたような演出。
これは"観る"ではなく"体感する"映画だ。
家で見るときにはぜひヘッドホンをつけてほしい。そして視界いっぱいにスクリーンの向こう側の戦場を感じ取ると良いと思う。
全てを終え緊張の糸がほどけた時、安堵とともに言い知れぬ感動が待っているはずだ。
臨場感最高の映画
映像の美しさ、臨場感は最高だと思う。IMAXでぜひ見たかったが、DVDでも十分味わえるリアリティ。
そして、その臨場感から感じるものは、人は戦争、災害やテロなどに巻き込まれたとき、誰もが、全体像が見えず、ただ、もがいて、必死で生き抜くしかないということがわかる。
歴史ものを見るとき、私たちは結果がわかっている上で見ているわけだから、その時の英雄の発言や行動を その視点で見てしまう。
でも、現実に自分がそこに巻き込まれたら、無我夢中で怯えながら必死で逃げるしかないのだ。その恐怖は、体験した人にしかわからず、後から知った私たちは、そんなことしなければ良かったのになんて、無責任に考えるものなのかもしれない。実は、本当の恐怖と戦いながらも国を守る、仲間を守ると命をかけて思えるのかどうか、人としての生きる価値はそこから生まれてくるのかもしれない。
新しいタイプの戦争映画
戦争の苦しみを、まるで自分が体験しているかのような気持ちになる。
台詞も少なく、緊迫感ある音楽がずっと流れています。
映画の8割が苦しい状況ですが、終盤2割になると、まるで解放されたかのようなシーンになります。
これは観ないと分からないと思いますが、新しいタイプの映画でした!
迫力の映像
実話は知らなかったのだけど、第二次世界大戦中のある救出作戦を描いた、たった数日間の話。
陸、海、空、それぞれの世界の時間軸が徐々に重なりつつエンディングへむかってゆく。クリストファー・ノーランらしい演出。
疲れ果てた兵士たち、色のない戦場、言い争い、飛行機の爆音、空からの景色、襲ってくる銃弾、ひたすら続く航海、沈没に次ぐ沈没・・・
シーンは淡々と続いていくのだけど、音と映像のリアルさというか説得力が凄く、特に戦場シーンへはぐいぐい引き込まれていき、見ているだけでも辛い。
ラストの安心はひとしお。心の底からほっとした。
助け出そうとする人々の人間ドラマにも胸が熱くなる。
敵軍の兵士の顔が一切出ないことが気になった。
底の知れない恐怖の演出?戦争の意味=敵の存在 をわざと空虚にする?
特殊な映画
クリストファー・ノーランらしさ全開だと感じました。
この緊迫感、絶望感、暗さ。
ダークナイトを思い出します。
昼のシーンが多く画面や映像が暗い訳ではないのですが、なんとなく雰囲気が暗い。でもこの暗さがいい味を出してます。
分かりやすい娯楽映画ばかり観ている人には理解しにくいかも。
とにかくBGMの映画
冒頭から最後まで止まらない。
セリフ2割、BGM8割と言ってもいいくらいの感覚。
逃げる者、助ける者、守る者の感覚を劇中全体を通してBGMを主に緊迫感を表現している。
空中には爆撃機、水中にはUボート、海岸に迫る独軍。逃げ道がないその状況の中でも独兵の姿を映すことはなく、それら作品全体の雰囲気が露骨に恐怖感を掻き立てる。前置きなし説明なし、主人公なし、ストーリーや感情移入もない。始まった途端に戦場の中に放り出された気分になり、落ち着いた頃には映画は終わっていたような感じ。
初めてのパターンの戦争映画を観た。
しかし、最後まで防衛線張ってくれる仏軍て…(°_°)
鑑賞記録
2020/2/10
映画鑑賞
色々と立て込みすぎて鑑賞のタイミングを逃すところでしたが、久しぶりの109で、IMAXで観てきましたよ。
戦場にいるかのようなライブ感が売りの本作。やはりIMAXで観た甲斐があった。特筆すべきは音響!エンジン音、銃声、時計の秒針のような音。これら全てが劇中の緊張感をこれでもかと増幅させます。上映時間は二時間未満なのに、観終わった後の解放感といったら…。
3つの時間軸がクライマックスに収束するという展開もカタルシスがあっていいですねー!『パルプ・フィクション』を思い出しました。
本作は珍しく父と観てきました。観終わった後、「イギリス人にとってのスピットファイヤは俺たちにとっての零戦と同じなんだ」とニコニコしながら語ってましたよ。。
IMAXで観た!映像も綺麗でイケメンいっぱい出てる みんな必死で生...
IMAXで観た!映像も綺麗でイケメンいっぱい出てる
みんな必死で生きようとしてて、仲間を助けようとしてて。日本の戦争映画とは違うものを感じた。
史実に基づいて淡々と…
ダンケルクの戦いについては全く知らず,予告編とクリストファー・ノーラン監督の作品ということだけで見てきました。結論から言うと,自分にはいまひとつな作品でした。というのも,ダンケルクの戦いについての詳しい説明やストーリー的な盛り上がりがなく,淡々と進行していく印象だったからです。史実に基づいている作品なのだから,しかたのないことかもしれませんが…。
とはいえ,陸・海・空と場面がめまぐるしく変わり,時間軸も異なって展開していくのは,なかなかおもしろかったです。正直言って,頭の中でうまくつながらなかったところもあったので,機会があれば改めて見直したいと思います。
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