劇場公開日 2016年9月24日

  • 予告編を見る

「生命より大事なものがある?」ハドソン川の奇跡 Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5生命より大事なものがある?

2020年10月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ニューヨーククイーンズのラガルディア空港から、北カロライナのシャーロット空港まで
飛ぶ飛行機、US Airways Flight 1549 の事故。Sully機長の判断でハドソン川に不時着し、百五十五人全員の命を救ったという機長の勇断を NTSB(National Transportation Safety Board)がこの飛行機はラガルディアに戻るか、テターボロー空港にいけると異論を唱え、機長の個人的判断の誤りにまで発展する。

この映画は機長と副機長が2009年に出版した体験談を元にしたものだと。Highest Dutyという本になっているが、クルーも入れて、百五十五人以上の生命を預かる二人にとって、本当に責任の重い仕事だった。咄嗟の判断力と長年の経験で、ハドソン川に無事に水着したわけだが、二人のチームワークも重要だったと思う。この自叙伝とクリント監督のこの映画によって、機長、副機長、クルーの心の負担は少しでも軽くなったと思う。それに、乗客の彼らに対する感謝は何倍にもなったろう。

この映画は専門用語で、少し難しすぎたから、シミレーションの話をしているところなどはあまり理解できていない。

Socialjustice