「単なる救出劇ではないのがよい。」ハドソン川の奇跡 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
単なる救出劇ではないのがよい。
ハドソン川に不時着した飛行機で1549便155人全員無事だったという奇跡の物語。
ただ、不時着して救出するシーンはそんなに多くなく、川に不時着しなくても空港に引き返して無傷で着陸できたのではないか、というシミュレーションやPCの計算が公聴会などの検証が主な流れになっている。
バードストライクがあり引き返すということが出発前から分かっているならば起こった時点ですぐその動作へ移るが、実際はこういうことが起こることを想定して運航しているわけではないし、何が起こって何をすべきか計器の数値はどうかを判断するわずかな時間が必要となる。そのことをシミュレーションなどは想定してない。
ウッドくんの映像の組み立て方は相変わらずスムーズに物語へと導いてくれる。
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