「それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静か...」ハドソン川の奇跡 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静か...
それぞれの出演者たちの知的で落ち着いたたたずまい、時間の短さ、静かなのに迫力のある映像、クリント・イーストウッド監督は果たして年を取っているのかと思えるほど、この作品も感動的でした。
最後のエンディングロールでも感動して涙が出ました。安全に飛べて、目的地について当たり前の今、あれだけ乗客に感謝された機長がかつていたでしょうか。
もちろん、トム・ハンクスの役作りも素晴らしかったです。
お返事をありがとうございました。
事故は飛行機のみならず、鉄道でも船でも車でも起きますが、事故にあわれ亡くなられた方にお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。
ペット論争。
大切なペットを置き去りにしなければならなかったそのお気持ちにはお悔やみを申し上げます。
半面、なぜ、ペットを飛行機で輸送しなければならないのか、疑問です。先頃乗った飛行機では、乳幼児が気圧の変化で「耳が痛いよ」とずっと泣き叫んでおりました。大人の私でもきつい時もあります。ペットには影響ないのか。そのような負担をかけてまで輸送する必要はあるのか。転勤やUターンとか、なんらかの仕事上の理由で輸送しなければならないのなら仕方がないと思うのですが、それでも、動物に負担のかからない方法を選ぶべきです。それが飛行機ならそれもありですが。あの時、盛んに「かわいそう」と発言していた人たちは、自分が旅に出かけたい、でもペットと離れたくないから連れていくという自己中なシチュエーションばかりだったように思います。
また、私のように臭いがダメな人、アレルギーを持っている人もいるはずで、もしペットを機内に持ち込むのなら、女性車両のように分けて欲しいです。列車なら、どうしても我慢できないときは席の移動(デッキで立っているを含む)で車両変更もできますが、飛行機では逃げ場がないので嫌悪します。
この映画にはペットの顛末は描かれていませんが、乗客が脱出した後飛行機は沈むので、貨物室は水没。もし、貨物室に動物がいたらお亡くなりになっているでしょうね。
この映画でも何回も語られていることですが、着水という操縦技術がかなり高度な技術のようです。『紅の豚』で複葉機が簡単に海に着水しているので、私などは飛行機は皆それができるのかと勘違いしてしまいますが。(パラシュートができるからと言って、訓練なしに『MI』でのイーサンと同じことをしようとするみたいな?)それも含めて諮問委員会では「墜落」と言われ、無謀なことを行ったと、サリー機長の判断にチェックが入っていました。
判断+己の技術の見極め。普段から己の技量を磨いている人でなければ成しえぬことと、あらためてサリー機長に敬意を表します。
とみいじょんさん、こちらこそコメントありがとうございました。
私も飛行機に乗るので、偶然事故機に当たってしまった乗客たちを思うと、本当に胸がつぶれる思いです。今年のJAL便の事故も、ペットは亡くなったと聞き、仕方ないことではありますが、飼い主の方々は本当にお気の毒でした。
余計にサリー機長の勇気ある決断に拍手を送りたいです。
共感とコメントをありがとうございました。
本当に。
日々滞りなく回っていることに感謝したくなります。
サリー機長も、長年の仕事を積み重ねた経験と腕があってこそですし、
キャビンアテンダントや救いに走った船のクルーたちの動きですね。
今年正月の羽田でも、地上での連携でしたが、奇跡が起きました。
人間の力って捨てたものではないですね。
フォローありがとうございます。
私、10年位前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo映画レビューなどに、映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報掲載です。こちらのサイトには昨年2月に登録しました。
宜しくお願いします。
本作、イースドウッド監督はまだまだ制作意欲旺盛だと感じました。
引退なんか考えずに、命尽きるまで映画を作り続けて欲しいです。
では、また共感作で
ー以上ー