ラスト・タンゴ
劇場公開日 2016年7月9日
解説
アルゼンチンタンゴの伝説的ペア、マリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスを描いたドキュメンタリー。それぞれ14歳と17歳の時に出会い、その後50年近くにわたってペアを組んだマリアとフアン。何度も別れを繰り返しながらも必ずまた手を取り合ってきたふたりだったが、やがてフアンはマリアの元を本当に去ってしまう。現在80代になったふたりが若きダンサーや振付師を聞き手に、ふたりの愛と葛藤の軌跡や互いへの思いを明かしていく。そしてその中でも特にドラマチックな場面を、若きダンサーたちが美しいタンゴの振付で再現する。ビム・ベンダースが製作総指揮に名を連ね、「ミュージック・クバーナ」のヘルマン・クラルが監督。
2015年製作/85分/アルゼンチン・ドイツ合作
原題:Un tango mas
配給:アルバトロス・フィルム
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2017年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
アルゼンチンの有名なタンゴダンサーのペア、マリア・ニエベスとフアン・カルロス・コペスの人生をタンゴの踊りを交えて描いていく。
二人の確執もタンゴの官能的な踊りですべて語りつくされてしまう。
2016年9月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
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仕事のパートナーとしては完璧、男と女としては噛み合わない…それがどれだけ悲劇的なことかは本人たちにしか分からない部分ですが、そこを上手く上辺だけなぞって見せています。
映画の構成、ストーリーなどは所々うぅん?となる部分がありますが、再現シーン(?)のダンサーたちも、もちろんご本人たちのダンスも息を呑むほど美しいです。このシーンだけでも観る価値があります
ただ最後のカットに踊らへんのかーいwと思ってしまったのは私だけではない、と思う。
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一つ目は、ダンスホールを追い出されて、新しいタンゴダンスを確立したエピソード。
二つ目は、コンビを解消したエピソード。
これらのエピソードを軸に話を進めて、当時のタンゴがどの様な状況だったのか、もっと切り込んで欲しかった。
ダンスの再現シーンに関しては、当時の二人を模倣するだけでなく、心情などを考慮してダンスしている点は、見応えあった。また、当時の映像とフェイクドキュメント映像を交互に見せる手法も違和感なく観る事ができた。
2016年8月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
マリアの生き方、タンゴ、愛、コペスの生き方など、素敵な音楽とタンゴを見ながら感慨に浸った。
若いダンサーの素晴らしいタンゴ、かなり昔の映像、再現シーンに出てきたダンサー達とマリアの会話など、リアリティとファンタジーが入り混じり溶け合っていた。
マリアの表情には、彼女の言葉にはない感情、失意などが、カメラによって捉えられている。
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