バースデーカード

劇場公開日:

バースデーカード

解説

橋本愛と宮崎あおいが母娘役で初共演し、亡き母から毎年届く誕生日カードに励まされながら人生を歩んでいく少女の成長を描いた人間ドラマ。両親や弟と暮らす内気な少女・紀子は、優しくて明るい母・芳恵のことが大好きだった。しかし紀子が10歳のある日、芳恵は病気でこの世を去ってしまう。自分の死期を悟った芳恵は、子どもたちが20歳になるまで毎年バースデーカードを贈る約束をしていた。その約束どおり、紀子たちのもとには毎年、母からの手紙が届くように。そして20歳を迎えた最後の手紙には、紀子が10年前に母に投げかけた質問への答えが記されていた。監督・脚本は「キトキト!」「旅立ちの島唄 十五の春」の吉田康弘。

2016年製作/123分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2016年10月22日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第40回 日本アカデミー賞(2017年)

ノミネート

優秀助演女優賞 宮崎あおい
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(C)2016「バースデーカード」製作委員会

映画レビュー

3.5公開当時あまり話題にならなかったのが残念でならない、隠れた良作

2021年3月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

橋本愛と宮崎あおいが母娘役で初共演を果たした、吉田康弘監督・脚本作。公開当時あまり話題にならなかったのが残念でならないが、隠れた良作と言い切れる作品。
設定として目新しいものがあるわけではない。亡き母から毎年届く誕生日カードに励まされながら人生を歩んでいく少女の成長を描いている。
20歳を迎えた誕生日に届いた最後の手紙には、娘が10年前に母へ投げかけた質問への答えが記されているわけだが、鼻がつんとすること必至。どちらかというと忙しない日中ではなく、夕食後の“これ見たらお風呂入ろう”という状況で見てもらうのがベストタイミングかもしれない。

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大塚史貴

4.0こころがいっぱい

2024年10月22日
iPhoneアプリから投稿

ピクニックでのカレーのシーンを見て、私が小さい頃毎年誕生日は母が作ってくれたカレーだったことを思い出しました。
愛に溢れた作品で、終始涙が止まりませんでした。

自分に心があってよかった、心がない人間がいるかどうかは分からないけど。
両親が与えてくれて、育ててくれた心。
両親がつけてくれた名前。歩みは遅いけれど、名前の通り必ずたどり着きます。

友達はあまりいないけれど、映画を観ていると友達を知ることができる。
あまりいい恋愛をしてこなかったけれど、映画を通して経験することができる。
いろんな視点で物事を見たり、感じたりできる。
映画って本当にいいな。
役者って本当にすごい仕事だな。
演技を通して、人と繋がることができる。
作品を通して観ている人の心を動かすことができる。
絶対、俳優でお金を稼いで生きていくんだ。

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みのすけ

2.0大きな波はなく、紆余曲折もなく、ハラハラドキドキもしない。

2021年11月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

終始ほのぼのとしていて、気が付けばほっこりしている。ストーリーに入り込むというよりは、その雰囲気に浸るのがこの作品の楽しみ方なのかもしれない。

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くそさいと

3.5ジンワリ感動

2020年5月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

幸せ

20歳までの誕生日ごとに亡くなった母から贈られるバースデーカードを通して描かれる娘の成長物語。(息子のバースデーカードはどうなってたんだろう?)

物語は実に淡々と進み、娘もごく普通の成長を遂げる。
「アタック25」も優勝しないし。
(東宝だったら、何か無理矢理に山場のシーンを作ったと思うけど…)

でも、なんだかジワーという感動を覚えた。
その辺は、宮﨑あおいさんの存在感なのかなぁ。
父と息子のコミカルなシーンや、母の故郷・小豆島のエピソードも、良いアクセントになったと思う。(でも、木村多江さんの使い方はちょっと勿体なかったかも)

出来れば、最後のベールを被せるシーンでは、母親が実際に結婚式場に現れたようなファンタジーにして欲しかった。
死んでも子供たちの成長を見守っていたという意味で…。

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マシュー