スクール・オブ・ナーシング
劇場公開日:2016年3月19日
解説
少子高齢化による医師不足、看護師不足などが叫ばれ、看護や介護を取り巻く環境が大きく変化している現代日本社会を背景に、看護の道を志す学生たちの葛藤や苦悩、彼らの成長を描いたヒューマンドラマ。夫の浮気でシングルマザーになった者、突然リストラにあった元居酒屋店員など、性別も年齢も境遇も異なる仲間たちとともに看護師になるため演習に励むあかね。病院での実習を迎えたあかねが看護を担当することになったのは、自分の死期を悟っている余命わずかの患者・古村明だった。あかねは古村の包容力に父親を感じ、古村もあかねの素直さに心を開いていく。主人公あかね役を新人の桐島ココが、彼女と心を通わす古村役を榎木孝明がそれぞれ演じている。
2015年製作/116分/G/日本
配給:スタジオレヴォ
スタッフ・キャスト
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2016年7月20日
Androidアプリから投稿
人が生きていくことと死んでいくことに寄り添おうとする看護師の卵たちをうまく描いていたと思います。榎木孝明が秀逸で心ゆさぶられました。エンディングテーマが素晴らしくてこの映画を見事に締めくくっているのが印象的。
2016年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
導かれるまま、淡々と、乗っかってゆくと・・・・・、
どこで盛り上がったのかは気付かないうちに気分の良くなっている、そんな旅行から帰って来たように感じる、元気の出てくる作品でした。
一緒に観た知人と、3日後に会った際、最初の言葉が、「このあいだの映画(スクール・オブ・ナーシング)は良かったね」、でした。
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看護学生の視点で観させていただきました。
学生の立場としてどうなのかな?という場面はたくさんありまたし、休みの日はカラオケなんて行ってる暇ないし記録に追われてるよ、、って思っちゃいました
演技に気になるところはありますが、人吉の地域の方々と共に築いていった映画なんだろうな、と感じます。それ以上にだんだんストーリーに引き込まれていき、自然と涙が溢れてきました。最後は、あたたかい気持ちになって、一度しかない生と死について、色々感じさせてくれます。日本の映画で、看護師の現場をここまで誠実に描かれているものはないのでそれだけで貴重なのでは。
いい映画が観れてよかったです。