何者のレビュー・感想・評価
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何者?
有村架純ちゃんが二階堂ふみちゃんに喰われてないか心配したけど、ちゃんとカスミちゃんがヒロインしていて安堵した。
映画そのものはパンチがなく余計な間が多い気がした。
就活の話だけど、人は就職したからって何者かになれるワケではないしね。
嫌な話
原作どおり良くできていたが、原作どおり嫌な話だった。こんな就活していて本当に事務の生産性を上げられる社員を雇えるのかしら?だらだら仕事して残業しまくって、うちはブラックだなんて嘆く社員ばかりができそうだ。いっそ縁故採用か一発試験採用にした方が後腐れなくていいじゃないかな。
それにしても理香という女はいやな奴だった。
採用する側から
今とは全く違う自分達の就活時代。それでも採用が決まった時は彼女のアパートに向かう坂道を自転車で駆け上がって喜んだことをハッキリ覚えてる。
あれから35年。自分が採用試験の面接官として、新規採用者の合否をする立場になって、最初の一言、第一印象は大切なポイントとなる。誰もが同じリクルートスーツに身を固めていても、その人が醸し出す、柔軟さや明るさ、センスは、ほぼどの面接官も同じ印象をもつものです。
ITを活用した情報収集合戦の現在の就活ですが、やはり最終的判断材料は、人柄と誠実さだと思う。
モンスター化
これは、ネタバレになるのか、タクトが最後にドアを開けて建物の外へ出ていくシーンがあるのだけど、ほっとする。先に人生を歩いた者としては、本当によかったと思う。
この映画は就職戦争をこれから迎える子供達には難しくて理解できないと思う。現在進行中か、経験した人じゃないと話の奥底が見えないだろう。
誰にでもあること、だけど言葉にして言えてた時代はなんでもなかったことなのに、今の子供達はつぶやくかわりにTwitter、SNSを使う。文字に残る。また残る。また残る。そうするとそれはその子を包み込んで巨大なモンスターになる。とても嫌なモンスターになる。怖い時代だ。この映画は就職戦争を描いた映画ではなくて、本当は文字が残ってしまうTwitter、SNSの怖さを描いた作品なんだろうと思った。
期待してたよりは、うーん…という感じ。リアルなんだけど、それでおし...
期待してたよりは、うーん…という感じ。リアルなんだけど、それでおしまいというか。
同じ群像劇でも「桐島部活辞めるってよ」の衝撃は無く残念。
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