君の名は。のレビュー・感想・評価
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運命に寄り添い抗う奇跡の物語
観るまではシンプルな入れ代わりのストーリーなのかなと思ってたので想像以上に奥深い物語の構成に心を打たれました 暖かみの有る映像美も素敵だと思いました 紆余曲折の旅路の果てに辿り着くラストに涙します
RADWINPSの豪華なMV
絵がとにかく綺麗、演技も申し分ない。
けど、自分にはすげー豪華なミュージックビデオにしか見えなかった。
多分いい場面や場面が切り替わるシーンですぐRADWINPS が歌うからだと思う(笑)
決して悪い作品じゃないのに、映像と音楽に話持ってかれてる感じ…かな?
あとあれだけ入れ替われば日付を見たり、誰かに事情話すだろと思ってしまう…
相変わらず美しい背景
待ちに待った上に秒速5センチメートルのもどかしさを解消してもらった感動のストーリーでした。
展開の要素は事前に知っていても裏切らないストーリーはティーンから私のような還暦前のおじさんまでもキュンとくるものがあります。
完成までは時間がかかったようですが、素晴らしい映画をありがとう。雨の描写は前作同様流石です。
往年の「君の名は」や「転校生」、「マクロス」のオマージュシーン、「秒速5センチメートル」の新たな解答、「言の葉の庭」のその後など、「星のこえ」、「雲の向こう、約束の場所」などの集大成になっていて、笑いあり感動ありの映画好きには楽しめるところ満載の映画ですね。
新海誠の蛇口
圧倒的な映像美。
そして繊細な心理描写。
今回、新海誠の名前が大きく取り上げられたのは非常に嬉しい。
そして大々的な宣伝を組まれ、周囲の期待や注文も増えた中で、これだけの作品を作り上げた監督に賞賛を送りたい。
今回の「君の名は。」は、映像×音楽、そして観客がどのような場面で心を動かされ、感動するのかという、今までの作品で探求してきたものを、最大出力で描いた作品のように思う。
まさに新海誠の集大成。
これは間違いないだろう。
ただ、メディアの取り上げ方の中で、
「ポスト宮崎駿」というのが目につく。
これには正直首をかしげる。
もちろん偉大な監督であり、
新海も目指すべきレジェンドかもしれないが、何でもかんでも「宮崎駿」に置き換えて売り出そうとするメディアには、はっきり言って虫唾が走る。
宮崎駿は宮崎駿だ。
新海誠はこれからも「新海誠」という名で、
素晴らしい映画を作っていく。
違う名前の陰に、新海誠の名を埋もれさせてはいけない。
過去のインタビューの中で、「世に水を与える蛇口のようにありたい」と新海は述べていた。
きっとこれから、才能に溢れた水源から沢山の物語と映像が蛇口から溢れ出す。
その大事な一歩として、この作品を評価したい。
君の名を忘れた我々に
トランスセクシャルモノ、俺がお前でモノとして、語られる事の多い本作品だけど、
僕としては、つい数年前の出来事を思い出せない我々の世代をかなり正確に描いているのではないかとハッとしてしまう。
作品中に8年という時間的幅がある本作だが、自分の事に置き換えてみると、8年前の出来事などはもはや他人の人生くらいに自分から切り離された記憶である。
だからこそ、今この時を忘れるものかともがきまくる主人公達には好感が持てる。
今のところ今年1番よかったです。
よかったです。
今年1です。
RADWIMPSには興味なかったけど聴きたくなりました。
新海誠監督の作品は初期の2作品しか見たことなかったけど印象変わりました。
オススメです
ぜひみんなに見て欲しい
自分はRADWIMPSの大ファンであってすごく前からこの映画を楽しみにしてて、いざ見ると本当に見てよかったと思いました!
ラッドの曲とシーンがマッチしてて鳥肌が立ちました。特に「スパークル」のサビが始まったところは鳥肌マックスでした!
夢灯籠 前前前世 スパークル なんでもないや どれも素晴らしい!
『秒速5センチメートル』のバージョンアップ版
孤高の映像作家「新海誠」。緻密な自然描写と目も覚めるほどの幻想風景に乗せて、描くはアドレセンスの塊である十代の少年少女。それらを統合して出来上がるのが新海ワールド。観る者の心を掴んで離さない。
だけど、だけどもこの人の作品にずっと付いて回る印象っていうのは、素朴さ、手作り感、青臭さ。
正真正銘のプロなんだけども、時折、鑑賞中に何処かでふっと覗かせる素人っぽさというか、未完成さ?はたまた未成熟さ?なのか。それらを感覚的に察知してしまう映画好きさん達は、彼の作品には常に一家言あるというか。「いやいや全然好きなんだよ?好きなんだけどもさ、ついつい難癖をつけたくなるんだよなあ」的な。的なものがね、あるんです。
その「隙」とでも言えばいいのかな、まあそれがこの人の持ち味でもある部分で。良きと悪きの紙一重(言ってること、伝わりますかね?)。
……しかし一体どうしたことでしょう?と。この『君の名は。』にはそれがなかった。全く見当たらない。これが東宝からのメジャーデビューを果たした男の底力なのか?進化なのか?と。
いやあああ、ちょっとびっくりですね。大傑作ですよ、これ。
ヨーロッパ圏で大活躍してた映画監督がハリウッドに招待されて作ったら瞬く間に凡作ばっか連発するってパターンあるじゃないですか(誰とは云いませんが)。それとは真逆。メジャーの力を手に入れたら数段階すっ飛ばしてのパワーアップを果たしちゃった。
いや、デビュー作から在る彼らしさみたいなもの、センスは勿論作品内のコアであるのに変わりはなくて。それはもう作中の随所にあって。
青春の儚さ、脆さ、切なさ、甘酸っぱさ、胸を焦がされるモノローグ、もう全部あります。それらを総動員しても尚、ネック(敢えてこう表現します)となる青臭さが出ない。むしろ全編を通して滲みだすのは甘酸っぱさ。甘酸っぱさが作品を包み込み、そしてそれを最大限に引き出すのが『RADWIMPS』の楽曲達。「これはこういう世界観ですよ」としっかり指し示している。我々はその世界軸に乗っかる。
ラブコメ路線なノリから中盤で一気に転調して、まさかここまでに壮大なSFラブファンタジーに発展するとは!という世界。世界観、世界軸。やあ、もう大満足ですわ。ふわふわとした心持ちでね、鑑賞中も鑑賞後も。甘酸っぱさに包まれて。今もふわふわとしてる。
で、鑑賞後にね「あ、これってひょっとして」となって。この人の名前がぶわーっと世間に注目されるきっかけとなったのは『秒速5センチメートル』という作品です。これはまあ、内容を観てもらうと分かると思うんですけど、なんとなく『君の名は。』と、ちょいちょい被るんですね、全体的に。ラストにも賛否があった作品で、今でもファンの間では解釈を巡って小競り合いが起こるという。それについて新海誠も知らない訳ではなくて、コメントも出してたりしてて。それでね、自分ふと思ったんですよ。
『君の名は。』って『秒速5センチメートル』のバージョンアップ版なんじゃないか、て。メジャーの力を借りて、また新たな『秒速5センチメートル』をやり直したんじゃないか、て。あ、んーいや違うな。『秒速5センチメートル』へのアンサーが『君の名は。』だったんじゃないか、の方がしっくりくる。
あの作品での問題を、この作品で解いたのかもしれない。皆さんは、どう思われたでしょうか。
そんなことをだらだら考えたりしながら今は『RADWIMPS』の『前前前世』を聴いています。
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