君の名は。のレビュー・感想・評価
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軽蔑してたのに
続きが気になるが
日本のみならず海外でも人気だとは知っていたが、先入観を持たないように大してあらすじも知らずに観た。
男女の心の入れ替わりが起こるというのは昔からよくあるストーリーだが、途中で重大な事件により思わぬ方向に話が向かう。そして遠くに離れた二人が初めて時空を超えて出会う場面、三葉が右手に書かれた文字を見る場面、そしてラストに再会する場面。
泣けた。
いい歳になり、感動する心を失いつつあった自分に久しぶりに感動を与えてくれたことに感謝したい。
ストーリーの伏線もあちこちにあり、何回も観てやっと分かった部分も多い。
よく詳しい考察をして矛盾点を指摘したり、全く評価しない人もいるがいいではないか。映画は娯楽、全ての人が楽しめるわけでは無い。そういう人たちも別の何かには感動を覚えるのだろうし。
少なくとも私は感動したし、批判する人がいてもこの映画の価値は変わらないと思う。
正直ラストはハッピーエンドではあるものの、どうせならエンドクレジットの背景でその後の二人の幸せな様子でも少し表現して欲しかった。SSがたくさんあるので今はそれを読んでいるが。
タイムリープ系プラトニックラブムービー
全然期待してなかったのに
大切な人、場所、想い。
アラを消しとばす仕上げにはなまる
多くの人がアラ探しされていますし、わたくしも上映後アラを、あげたくなりました。が、怒涛のように蘇る良いところの方がはるかに多く、アラなど、どうでもよく思いました。人も、情景も、細かなエピソードも、全部マルです。
5つ星に一つ足りないのは、TV版だったのでカットしてありそうなところ。カットしてる?してない?? そこ、未チェックです。
ということは、放映版がカットなしなら、そこが、私にとっての「アラ」に見えるところ。しかしそれは合わせて、「もっと描写してほしいところ」であり「もつとゆっくりみたいところ」。それが監督の本意・真意なのかどうか知りたい、というかんじですかね。
つまり、自分にとっての未解決部分を残しているので星半分残してます。
まぁまぁ良かった(・∀・)
話題になってたものの、映画館まで足を運ぶ気分にもなれなくて地上波待ってました(・∀・)
男女入れ替わるのは、ありがちなストーリーだけど。引き込まれる内容でした。
入れ替わってる事に気付いてスマホにその日の出来事を記録しておく
・・ってやってるのに、3年前と3年後を気づかないのは
ちょとおかしいけどね(笑)
大体スマホで日記つけてたんだからカンレンダー見たら西暦出てるだろうしさww
あとお互い好きになる描写が分かりにくいというは
多くのレビューにありますが・・
私はそんなことよりも、う~ん??と思うのは・・
入れ替わりが終わって自分の身体に戻ったときから、
だんだん記憶が薄れるんですよね??
だったら好きだったことも忘れるのでは・・?
・・と頭の固いことを考えしまいました(;´∀`)
それに三葉が東京に行ってる時は瀧クンの事を本人に出会うまで覚えているのに、
最後の彗星が落ちてくるって時には、もう名前忘れてるし・・
記憶が薄れる時間が曖昧すぎるかなぁ・・って思った。
そんな私は頭が固いのでしょうか(´・ω・`)
ただ全般通しては面白かったです。
RADWIMPSの曲も凄くあってたし、音楽流されてなのか・・
泣きそうになるシーンが何回かありました。
アニメ要素としては、景色が綺麗でリアルなのでよく出来てると思いました。
作画ミスも目立ちましたが、ストーリーには支障ないのでまぁいいかな(;´∀`)
芸能人の声優起用は反対派なのですが、
この作品は全く違和感なしで良かったです。
結論は・・凄く良いでもなく・・悪くもなく・・
「まぁまぁ良かった」
後半から引き込まれる
面白いけど、、
率直な感想
初見がテレビ放送の録画でした。2016年興行収入1位らしいけど、どーせビジュアルが綺麗なだけの男女入れ替わりもんだろ。スマホをイジリながらの視聴でしたが、さにあらず。最初こそしょーもなと思いながらチラチラ見ていたのですが、中盤からグイグイ引き込まれ、涙が止まらない事態に。
物語を作るとき、登場人物を殺すのは人を最も簡単に感動させる手法であり、最も卑怯な手段でもあります。それをしてなお涙が止まらなかったのが、この作品の良さなのかもしれません。ストーリーの分かりやすさ、音楽、ビジュアル、全てがいい方向にリンクしたんでしょう。
劇場ではなく、部屋で見たのもストーリーに引き込まれた一因でしょうね。全てを知った上で見た2回目は最初から涙の嵐でした。3回目はまた何年後か、に取っておきます。
ツッコミどころ満載の作品でしたが粗探しはしません。絶賛ではなく「賛」の評価です。
気にしなければ、かなり面白い!
2人が恋に落ちた理由がわからない人へ
劇場で5回鑑賞しブルーレイも購入するほど大好きで大切な作品ですが、レビューをずっと書きそびれていたので、地上波放送をきっかけに書きます。
映像美や音楽、キャストのお芝居の素晴らしさなどは他の方がたくさん書いてらっしゃるので割愛。
「瀧と三葉が恋に落ちた理由がわからない」「どんなところに惹かれたのか説明が不十分」という感想が散見されます。
たしかに明確な説明はなく、ぼかして描いてある部分も多くあるのでそう感じるのかもしれませんが、瀧の書いた日記で
「授業中にお前(三葉)の陰口を言ってる奴らがいたが、あんな奴らのことは気にするな。お前はお前らしく〜…」というような文章が映るカットがほんの一瞬ですがあります。(前前前世が流れるシーン)
2人は体の入れ替わりを通してお互いの生活を少しずつ知り、スマホの日記でこのようなやりとりを重ねるうちに強く惹かれていったのでしょう。具体的な描写をしすぎないところも新海誠監督作品の醍醐味だと、一ファンとして勝手に思っています。
余談ですが、先月都内で開催されていた「新海誠展」で新海監督の描いたコンテ(?)を見てきました。
作画スタッフに指示を出すためのやりとりが隅に書いてあったのですが、全てのものに「○○様 丁寧なお仕事ありがとうございます」から始まり、「ここは○○なのでもう少し〜にお願いいたします」「○○にしていただけないでしょうか」とやんわりかつ具体的な指示を出し「なにとぞよろしくお願いいたします」と締めてあり、監督の人柄の良さをひしひしと感じることができました。
君の名は。のラストカットの締めの言葉だけが「なにとぞなにとぞよろしくお願いいたします!!!」になっていたことからも、この作品にかける思いがどれだけ強いかが感じられて涙が出そうになりました。この世界的大ヒットは偶然ではないと確信しています。
新海誠監督、キャストの皆様、スタッフの皆様、素晴らしい作品をありがとうございました。
昔どこかで観たこと有るような…
この作品の不思議な力
大ヒット作であるが、この映画を傑作と見るか、駄作と見るかは、ラストの見方で決まってしまうと思う。ラストの再開のシーンに感動する人と、ありふれたハッピーエンドで片づける人の差である。ここには新海監督が伝えたかったことが集約されている。それは人智を超えた不思議な力に共感するということである。瀧と三つ葉は本人の意志とは関係なく「運命の人」になってしまう。それをさせたのが神なのか自然の偉大な力か、人間が無意識に持つ力かは分からない。その力が二人の心と体を入れ替えさせ、町の滅亡という運命に立ち向かわせる。「組み紐」「口噛み酒」「かはたれ時」など、不思議の力を暗示するものが散りばめられている。それまでの展開で不思議の力に共感してきた人が、記憶はなくてもすぐにわかる二人の再会シーンに感動できるのである。
前半の軽い青春ストーリー的な感じも面白いし、後半の緊迫感ある幻想小説風な展開も見ごたえある。抒情的で美しい絵や、RADWIMPSの少し大げさな音楽とも相まって、多くの人の支持を得たのでしょう。
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