君の名は。のレビュー・感想・評価
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組紐
転校生と時かけがマッシュアップしたような話であるが、青春ならではの切なさや健気さはよく表現されていたと思う。日本的SFの流れを汲みながらキャラ背景も比較的うまく説明できていたと思う。311的な要素、大人の世界を代表するヒロインの父、地方と都会の対比、スクールカーストなど、しっかりとした詰め込みをする一方、エンターテイメントとしてうまく物語を推進させている。
しかし、そういった要素がその後の人生観に影響しているように思えない。伝統を継ぐヒロインは何も引き継がず、相剋した祖母のあり方と父のあり方は彼女に何ら影響しなかったようである。漠然ながらも地方で生きていくことを選択していた土建屋の息子は、時間の経過を示す為の記号と化し、さすがに説明なくそんな所にいるのは、どうかと思った。ストーリーを興味深くする為だけの道具として使って、使い捨てにするんだよな。
クライマックスと思えたタイムパラドックスによる再会以降の展開が正直、長く感じられた。又、2人の恋愛感情の発現がイマイチ不明瞭に感じられたのは、残念だった。細部においてはツッコミどころは多いが、それは野暮なので割愛。
悪くない、くらい。
上映中、何度も観たという声もききいただけにどんなもんかと観てみたけれど、なるほど。
アニメーションは綺麗だし、最終的にハッピーエンドだし、いいんじゃない、って感じ。
何度も観たいか、っていえば一度でいいかな〜って。
いろんなネタがバランス良く仕込まれていて映像美と独特の世界観で魅せる感じ。
悪くない。
意外と面白い
1000年ぶりという彗星の接近が1カ月後に迫ったある日、山深い田舎町に暮らす女子高生の宮水三葉は、自分が東京の男子高校生になった夢を見る。日頃から田舎の小さな町に窮屈し、都会に憧れを抱いていた三葉は、夢の中で都会を満喫する。一方、東京で暮らす男子高校生の立花瀧も、行ったこともない山奥の町で自分が女子高生になっている夢を見ていた。心と身体が入れ替わる現象が続き、互いの存在を知った瀧と三葉だったが、やがて彼らは意外な真実を知ることになる。
入れ替わりは3年ずれていた。彗星が三葉の街を壊滅させることを知った時、奇跡を起こす。その後二人はお互いを意識しながら別々に暮らすが、最後に出会う。
なんで売れた?笑
DVDがレンタルし始めましたので、あれだけ話題になったからと手にとって見ました。
映像美はとても素晴らしいです。
さすが日本のアニメーション技術。
見て損はないと思います。
ただこんなアニメは腐るほどありますしもっと作り込まれてる作品も山ほどあります。
なぜ社会現象にまでなったのか疑問です。
恐らく、RADの音楽が現代の若者にウケたからでしょう。ただそれだけです。アーティストが違ったら一切売れる事のなかった作品です。
しかし、うん。嫌いじゃない。
新海の自己満作品。 観客を置いてけぼりにして、もっかい観ないと腑に...
新海の自己満作品。
観客を置いてけぼりにして、もっかい観ないと腑におちないようにしているには、うまいのかなー。エヴァQを真似たかのような、、、
(興行収入的にはその作戦が大成功!)
四つ葉が、三つ葉(瀧)がおっぱい揉むとこをみて「自分のおっぱい好きやな」というところには笑いました!(序盤と終盤少しセリフが違ってあったと思います)
最後は秒速5センチを彷彿とさせる演出だったと思います。
しかし、いい歳したおっさんが、これ観て泣くのは理解し難い。
まぁ、普通
彗星のシーンはすごく綺麗でした。
あれが街に堕ちて町民全滅のとことかゾッとしました。
女の子が三年前に既に死んでて、夢で入れ替わってて、て面白いお話です。結末は個人的に、なんだそんな終わり方って思いました。出会えて良かったね
曲が変なとこで入ってくるし、ここ曲いるか?てとこがちょいちょいありました。曲自体はいいけど、シーンに合ってなかったりして違和感がありました。
ヒットする作品を作ろうとした?らしいので、その通りに作った当たり、監督の腕は確かです。
この監督さんの作品はこれが初めてですが、この作品を何度も見たいかと言うと、1回でいいかな、が正直な感想。1度矛盾を感じるとツッコミが止まらないです。
男の子と女の子が入れ替わりの間に惹かれあっていくのはちょっとときめきましたが、なんかそこに持っていくために様々な流れやラストに向けての強引さが、やはり興ざめしました。あれも原作設定なのでしょうか?そこが気になるので原作読んでみます
観てみました
ストーリー自体は悪くないと思います。この手のお話は好きです。
ただ、どうしたのか新海氏の描写のち密なところと現代風の描画について乖離が多すぎて秒速5センチメートルのような奇麗さが半分くらいになっていて興ざめです。
曲とお話の場面があってなくて、音楽の音が大きすぎます。音の処理もどうしちゃったたのかな??
もう少し時間をかけて作ってもよかったかなと思いました。
見ました
やっと見ました。
お話は悪くありません。
人気が出たのは、メディアの誘導のお陰でしょうね。
何せCG背景作画をめちゃ推してましたし、意外性の評価も相当していました。
キャラの演出は声優の努力の賜物ですね。
同じくらいの年代で、はじめて異性を認識して好きになる視点という前提をいれて見ればそれなりに良いものかも。
ですが、様々な知識や経験を入れてる方の視点で見れば、確かに貧相で矛盾がある内容です。
期待して価値観を当ててしまえば、途端に堕作となるので、まぁ暇つぶし程度で見て感じれば、うん、まぁまぁじゃんと思います。
絵は綺麗
偶然にもDVDを借りることができてラッキー。
映像は凄く綺麗でした。
音楽も素晴らしかったです。
ただ、ストーリーはいまいちだったかなと思います。
正直、なぜここまで話題作になったのかよく分かりませんでした。
やっと見た
女と男が入れ替わるって情報しかないまま見た、君の名は。
こんな大きな事故を題材にしてるとは思わず、
全身の鳥肌がたった。
それを知って何とか全員を助け出そうとする瀧くん、
それを信じる三葉、そして友達。
そして映像美にも圧倒された。
ストーリー構成も素晴らしく、後半はずっと泣いてました。
さすが社会現象にもなった作品。アニメだと思って侮ってはいけない作品でした。
どこで泣くの…
凄い評判だったけど映画館で見るほどじゃない臭がプンプンしていたので家で観ましたが…
やっぱり勘は当たりました。
3年のズレがあって実は町がとっくになくて三葉も死んでたことが判った時だけは「何これ面白いかも」と一瞬思いましたが、よく考えたら矛盾点だらけ。
他の低評価の方々も書いていますがテレビもカレンダーも見ないのか、スマホで日記付けてて西暦すら判らないのかさすがにおかしい。
電話は緊急時以外禁止って言う設定も強引。
入れ替わってる時点でかなり緊急だと思うんだけど。
私もネトゲで顔も知らない人を好きになったことがあるから入れ替わりで好きになるのは構わないんだけど、それなりに好きになるきっかけってもんがあると思うのにそれがない。
高校生の財力でいきなり相手の住む場所に行くほど好きになるきっかけがないから感情移入出来ない。
東京住んでりゃ判るけど、知り合いが多数いたってそうそうバッタリ会うことなんかない。
なのにお互い満員電車の窓側に立ってて「あ!」ってありえない。
瀧くんも5年も会えるか判らない人間想い続けてたとか気持ち悪い。
大学生活で何もなかったとかリアリティに欠ける。
何だかんだで結局みんな東京に出て来てて田舎の良さが伝わらない。
こういうのがあるから無駄に上京する田舎者が増えて東京がキッツくなるんだからやめて欲しい。
東京はそんなに甘くないから。
軽々しく出てきてスゴスゴ地元に変える人間も多いって知って欲しい。
東京マンセー!みたいな表現は表現者としていかがなものでしょうか。
「どうしたら売れるかだけを考えて作った」らしいから売れそうな安っぽい部品の寄せ集めにしか見えない。
こんなのにお金払って観に行って泣ける人が羨ましい。
日本人は右にならえや「みんながそう言ってるから」って洗脳されやすい人種だから「売れてるから面白い」って先入観も大きいんじゃないかな。
これが「つまんない、矛盾だらけ、あざとい」って酷評されてる映画だったらここまで★5の人いたかなーって思う。
結局「面白くないわけない」って補正かかってるから面白かったんだと思う。
号泣したとか信じられない。
かなり涙もろい方だけど終始真顔で観ました。
中高生ならいいけどいい大人が矛盾にも気づかず絶賛してるのはどうかと思いますね。
あいつに悪いかな…もみもみ…
滝君が三葉に会いに今はなき糸守町に向かったように、三葉が滝君に会いに3年前東京に向かったように、お互いがお互いを思う時間はあったけれど…
なにより2人がお互いのことを、確かに認識して話しあえた時間はほんの数分。その『かたわれ時』のシーンが2人にとって1番大切な時間だったのかなと。そしてあの短い時間、自分の名前より三葉への気持ちを手のひらに書くことを優先した滝君のその気持ち!!おれにはきっとできない…
絵がきれい
こんなストーリーを考えるなんてすごいと思いました。絵もきれいだし、曲もよく合っていてすばらしかったです。
入れ替わりが起こる中でお互いに気になっていくところ。どんどんお互いの名前がわからなくなるもどかしさ。よく伝わってきました。この続きをぜひ観たい❗️と思う作品でした。
糸をつなげることも、人をつなげることも、時間が流れることも
映画「君の名は。」(新海誠監督)から。
映画レビューの記念すべき1000作品目をこの映画に決め、
DVD発売まで、しばらく映画を観ない期間があったからか、
何気に目にした作品に関する前提知識が溢れてしまい、
真っ白な状態で鑑賞ができなかったのは残念であった。
予告編の数々を始め、多くの断片的な映像がイメージとなり、
それが、本編ではどう繋がっているか、の確認になってしまったから。
それでも「ムスビ」に関しては、メモが増えた。
主人公「三葉」の祖母「一葉」、彼女の言葉が説明している。
「土地の氏神様をな、古い言葉で産霊(ムスビ)って呼ぶんやさ。
この言葉には、ふか~い意味がある。糸をつなげることもムスビ。
人をつなげることもムスビ。時間が流れることもムスビ。
全部神様の力や。わしらの作る組紐も、せやから神様の技。
時間の流れ、そのものを表わしとる。
より集って形をつくり、ねじれて、からまって、時には戻って途切れ、
またつながり、それがムスビ、それが時間。」
中島みゆきさんの歌「糸」が思い出されたのは私だけではないだろう。
あの歌をモチーフに、物語(ドラマ)にすると、こんな感じかな?
そんな感想を待って観終わった。
P.S.
客観的には、Z会のCM「クロスロード」を思い出された。
「言の葉の庭」の雪野先生が、ユキちゃん先生として登場していて、
嬉しかったなぁ。
年齢関係なく楽しめる日本人らしい傑作アニメ映画
初めて見たアニメ映画の「時をかける少女」に通じるものを感じた。
こんな小さな島国で、世界に通用する発展を続ける大都会と、固有の文化を持つ田舎の風景が混在する日本をうまく描いて、日本人の心や受け継がれてきた遺伝子に訴える切なくも見事な傑作。
テンポよく引き込まれる展開に予想もできないし、瀧と三葉を映す構成も抜群によくできていた。
大ヒットしたのがよくわかる、この作品を見れてよかった。
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