君の名は。のレビュー・感想・評価
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普通に面白かったけども
あれが、こうで、コレがアレで、なんてどうでもよくて。テーマなんて、観てる時の気分で変わるから、そもそもあってもなくてもよくて。普通に不思議な恋愛モノとしてみました。オッさん観ても、程よくハラハラして、よかったです。
現実的で非現実
わたしの年代からすると2人の年齢が近いので些細な生活もすごくリアル。
最後のアカペラだけの音楽がすっと心に残りました。映画と音楽の世界観の重なり凄かったです。
いつもは汚い東京もこの監督にかかると魔法が掛かったようにきらめくし、非現実的なのにとても現実味があるところおもしろかったです。
ただ、どんな場所でもそこにはその人達の生活があり未来がある、それは当たり前でこれから何が起こるかなんて誰にも予測不可能な世界なのに それを覆してしまった存在。
こうやってほとんどの住民が助かりました、なんてそんな綺麗事 、、、ともやもやとしてしまう感じが少し残りました。もちろんそれが物語というものですけどね 。
誰も彗星が2つに分かれるなんて想像しなかった ただそれを東京の人世界の人が綺麗なんて幻想的と空を見つめるだけ。
誰かにとっては綺麗な映画感動的な映画
誰かにとっては刺さる映画残る映画
誰かにとっては苦しい映画
どんなものに対してもその人によって感じることが違うけれど、
わたしにとっては現実的すぎる非現実の世界が少し苦しくて切なかったです。
現在と3年前
なぜ三葉だったのか?は分かる。しかし、何故滝くんじゃなければならなかったのか?は分からない。滝くんじゃなければダメな理由が欲しい。実際の街並みの風景と、音楽のインサートが良かった。
ファッションセンスとセリフの言い回し、御都合主義の展開には共感し難い。
素晴らしい映像だけれど、ストーリーがちょっと大衆化?
若い心の新鮮で素直なドギマギ感が、やるせない思いで伝わる、素晴らしい映画。
それにしても、今までの深海誠であったら、たぶん後半の途中でストーリーは終わっていたのではないだろうか。二人が再開できるところまで続けたのは、興業的な配慮があったように思う。見終わった後に、心の中に何とも言えない消化不良の余韻を残す今までの作風とはちょっと違って、他の人の意見か何かで、より大衆化したように感じてしまったが….。
ストーリーの作り込みが足りない
ステレオタイプなストーリーでもしっかり作り込めば面白い映画になるのに、これにはそれがまったく欠けている。
クライマックス、三葉が父親を説得するシーンが省かれたので、ラストでなぜ皆が助かったのか分からなかった。狐につままれた気分だった。
あと、3年前の彗星落着で村一つ消滅したという未曽有の大災害を、瀧を含め皆が忘れてるなんてどういうこと?精緻に描けたイラストでピンとくるでしょう。ラーメン屋の親父にたどり着くまで誰も分からないなんて不自然。実際に災害に遭った人達をなめてんのか。
さらに、火山性ガスが発生してるわけでもなく、森林限界を超えてるわけでもないのに、あからさまにクレーターな地形。なんじゃこりゃあ、と心中絶叫した。
ツッコミ所は満載だけど、キラキラした画像は綺麗なので、RADWINPSのプロモーションビデオといった方がしっくりする。RADWINPSのファンなら喜ぶかもね。
過大評価
千と千尋の神隠しを超える!と言われてたので見てみたら‥
過大評価なのではないか?と思いました。
完全に理解するのも無理かなと。
え?これで終わり?と思ったりしました。
絵は綺麗です。しかし最初の方はエロ要素が強いかなと思いました。
声優に関しては三葉の声がうまかったです。
前世?
面白い!
でも前世は関係なかったのね。
勝手に思い込んでしまったために、それじゃあなぜあの二人が入れ代わったのか?なんとなく選ばれし者なのか?
その辺の縁があったらもっと納得のストーリーだったのになぁと思います。
やっと見れました
映画見てなかったので、DVDで初めて見ました。
入れ替わって時系列がわかりにくい、という話は聞いていたので、よくよく考えながら見ていました。最初の三葉サイドの流れはちょっと理解するのに時間がかかりましたが、思ったより全体的にわかりやすくてよかったです。
後半の2人が出会うシーンは、とても幻想的で感動しました。2人の間にある3年という時差を超えてお互いの存在に気付いて出会えたこと。名前を呼び合って、書き留める前に消えてしまい、名前を忘れていくところは見ていて切ない気持ちになりました。
もう出会えないのかと思いましたが、
最終的に出会えてよかったです。
聖地巡りもいつかしたいと思います。
すばらしい!
すばらしい映画です。おそらく響かない人には響きません。なぜならこの映画のテーマは、本当に大切な何かを失った人への思いや共感だからです。最初の30分は退屈でB級です。しかし、この映画は、恋愛をテーマにしていません。恋愛映画としってはあまりに雑なつくりで、逆に言うと監督は、恋愛自体をB級としかとらえていないか、少なくとも手段としかとらえていないようです。ストーリーの後ろに、失った大切なものとの永遠の記憶と後悔、反省や救いという人間の本質的なテーマが隠されています。最後にすれ違いの二人が幸せな出会いを持って結ばれます。しかし、それは、おそらく失った大切な人とまた出会いやり直したいという人間の救いを表現したものであり、まぼろしなのだと思います。夢であるがこそ崇高なもので、運命や人間の存在の本質であるように思います。そういった生きる上での本質を描写している意味で最上級の映画だと思うのです。
いいですね。
今更レンタルで見たのですが大変良い映画でした。
新海監督の作品は「ほしのこえ」の頃から見ていましたが、いよいよ大衆映画(売れる映画)をつくれるまでになったのかと感心する次第です。
新たなヒットメーカーの誕生を喜びたいところですが、次作でこけるような予感がしてなりません(笑)それは陰ながら応援するとして。
監督の持ち味である風景描写はもちろんのこと、いつもの悲哀じみたラブストーリーに今回はちゃんと手を差し伸べてくれたのが後味を良いものにし、万人に許容できる切なさで終わってくれたのが素晴らしかったです。
これはこれまでの作風の一つの執着地点とも言えるのではないでしょうか。
物語も伏線やギミックが余すところなく活かされており、感心しました。
監督は「多くの人を感動させるよりも一人の人生を変えるほどの作品をつくりたい」と以前語っておられたのですが、この映画で結婚したくなったというカップルの声があるそうですので、満足の作品になったかと思います。
評価が満点でなかったのはギミックに違和感があったのと、上記では称賛しましたがラストの終わり方が好みではありませんでした(笑)
というのも主人公達がなぜ自分達が入れ変わった年号に気付いていなかったのかという疑問です。映画の1シーンでは教室に「2016年」と書かれたポスターも散見されますし、携帯で日記つけてたら何年何月なんて気付きそうなものでは?となったわけです。
小説ではこのあたりがすっきりなっているのかな?
野暮な見方かもしれませんが私は気になってしまいました。
あとラストについてですがあの後どうなったのかもう少し明示してくれた方が好みです。
あれはあれでタイトルと相まって美しいですし、監督の持ち味である「切なさ」を残すには正解なのかもしれませんが、「切なさ」を「物足りなさ」に感じてしまいましたね。
と言う訳で色々書きましたがなんすかね。恋したい(笑)
なぜここまでヒットしたのか
視聴:1回目
推薦:学生
感想:男が作ったなぁと言うのが最初の感想です。女の子の設定や描き方がオタクの男が作った感じが滲み出てて観てて少し気になりました。テンポや絵の見せ方は素晴らしく、ありがちな入れ違う設定モノを他とは別物に仕立てることができていました。
このヒットの要因は何だったのか…面白いは面白いのですが、ぜひ教えてほしいのです、メガヒットの理由を。
「中身スッカスカの毒入りケーキを表面だけきれいにデコレーションした感じ」
この映画を率直に一言で言うと、「中身スッカスカの毒入りケーキを表面だけきれいにデコレーションし、みんなそれを「おいしいおいしい」と言って食べた」という感じに思います。たぶん多くの人は表面的なきれいさに騙されて、なんとなく乗せられて感動したような気になってしまったんじゃないでしょうか。でも中身はスッカスカの薄っぺらいストーリーで、所々の表現にはとてもえげつなさ(これが毒の意味です)を感じました。
私はこの映画をタダ券で見に行ったにも関わらず、見終わった後の損した感が半端じゃなかったです。時間と心の浪費間を返してほしいと思いました。どっと疲れました。
CMを見た時からつまらなそうだなとは思っていたのですが、大ヒットしているようだし少しは期待できるのかなと思って見に行ってみたのですが、その淡い期待さえ遥かに凌いで酷かったです。
あるSNSのユーザーが、「この映画や「STAND BY MEドラえもん」を面白くないという奴はひねくれているだけだ」と言ってましたが、それは完全に偏った見方による勝手な決めつけだなと思いました。
私は「STAND BY MEドラえもん」は普通によかったし泣きましたよ。
「アナ雪」もかなり泣いたし「この世界の片隅に」もかなりよかった。
でもこの映画は本当に残念でした。
まずストーリーに関しては本当に誰でも作れるような素人的なつまらないものでした。
意外性ゼロです。
そして何より気になったのが気持ち悪い描写の数々。
ほのエロぐらいなら私も気にしませんよ。でもけっこう気持ち悪いぐらいにエロい描写が多かった。毎度毎度胸を触るとかけっこう笑えないし、バスケのシュートの後やたら胸が揺れるとか、先輩の浴衣のはだけ方とか、全部上品なエロじゃなくてけっこうえげつなさが見えるエロなんですよね。ほんとそれが気持ち悪かった。
レストランでクレーマーが先輩のスカートを切り裂くシーンも凄く下品で嫌でした。その後の裁縫エピソードを入れたかったにしても、すごく嫌な感じのするシーンでした。こういうの、作り手の性格が凄く出てると思います。
他にも口噛み酒というのも本当にあるようですが、これも完全にこの監督の性的嗜好なんだろうなという感じがしました。
正直この辺りの表現は完全に監督の性的趣味を都合のいいストーリーで包むことによって正当化して表現しただけなんだろうなと思います。
女性キャラもあまりにも男性目線で都合のいいキャラに作られています。
まず三葉っていうヒロイン、不自然な程個性というか、キャラがないですよね。あまりに従順というか、主人公の思い通りの言動しかしないという感じです。普通胸を触られたらもっと怒ると思いますけどね・・あまりにおとなし過ぎるんですよね。
先輩のキャラはきれいでかっこいい系という感じで、キャラ設定は悪くなかったと思うんですが、最終的にただの都合のいいお色気姉さんですよね。
そしてこのダッサくてキモイ、さえない主人公が、かわいい系ときれい系の女子二人から好かれるという所が完全に都合のいい設定です。これもおそらく監督がこの主人公に自身を投影して欲求を満たしたかっただけなんじゃないかなという感じです。
特に主人公のキャラは本当に気持ち悪かった。見た目もだけど性格。普段は煮え切らない感じだけど、いざという時正義感を発揮するみたいな感じが今の風潮には受けるのかもしれないけど、そこもほんと都合いいしむしろ普段ウジウジしてるクセにおいしい所だけは持っていくみたいな感じが本当に気持ち悪かった。
作画は別の人ですが、漫画の「ほしのこえ」というやつも大体同じような印象でした。話はとても薄っぺらく、ヒロインはやたら従順でエロ描写が多い。
映像のきれいさはありましたよ。でもこの人の欠点は、「全てをやたらキラキラさせ過ぎること」だと思います。
要するに全ての映像を常にキラキラさせ過ぎて、メリハリがないんですよ。
だから最も映像や物語を盛り上げたいであろう場面であまり映像が際立たない。毎日が誕生日状態なんですよ。もっとメリハリをつけた方がいいと思います。
そしてラスト・・始めからこの「君の名は。」というタイトルからしてすごく安っぽい感があったんだけど、終盤何度も何度も「君の名は・・君の名は・・」と連呼することで更にこれでもかというくらい物語の安っぽさに拍車を掛けています。苦笑でしたね。
本当映画が長すぎて終わる40分くらい前から「早く終われ、早く終われ・・」と思ってました(笑)
前前前世ももううんざり・・。
随分辛口にコメントしましたが、大成建設CMの高跳びのやつは嫌いじゃなかったです。なので個人的にはそういうCMとかの映像だけ作ってればいいのに・・という印象です。
他の方もけっこう言ってましたが、これで泣いたとか感動とか・・正直日本の将来かなり不安です。申し訳ないけどかなり騙されやすい人達なんじゃないかなと・・。純粋に自分の感じ方でよかったっていう人ならまあそれでいいと思いますが、無意識のうちに前評判や映像の煌びやかさ・新しさに乗せられてっていう人は相当流されやすいかな。TVとかの感想は相当操作されてますしね。
商業的に作られたものが必ずしも悪いとは思いません。おもしろければいいと思います。ラピュタとかカリオストロとか単純におもしろいと思います。だけどこれは駄作以外のなにものでもなかった・・そう感じます。ジブリと比べるなど失礼千万。
やや幼い印象の映画
全体を通してそれなりに楽しめましたが、
前作の「言の葉の庭」と比べてしまうと、大衆に迎合した感、ストーリーが子供っぽくやや稚拙であり、ありがちなSFといった印象でした。
「秒速5センチメール」と比べても、やはり今一つな感が否めない。
映像も美しいのですが、それも「言の葉の庭」に比べるとうーん。
好きな監督だけに少し残念です。
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