君の名は。のレビュー・感想・評価
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タイムリープ系プラトニックラブムービー
終盤のみつはとタキ君が隕石落下前に黄昏時に出会う時、果てしなく泣ける。君の名前が分からない焦燥感。何かを探しているが何を探しているか分からない虚無感。隕石の美しさだけが際立つ。高校生の必死さ。2回目を観た時に冒頭から震える展開。
女子が髪を切る時は何かある時に決まってる。ドラマだから。
全然期待してなかったのに
売れた割りにイマイチという話ばかり聞いていたから
全く期待してなかったけど、いい意味で予想を裏切った。良かった。
アニメーションならではの世界観が魅力的。
新宿や四谷なんてガチャガチャうるさくて汚いイメージしかないけど
それをこんな眩しくて澄んだ空気感で表現できるとは驚き。
一方で、真面目に考察とかしだしたら楽めなかっただろうなとも思った。
アニメだけど
アニメだけど、とっても面白かった!
最初は入れ替わりで起こるコメディ要素からふと始まるlove展開と実は時間が違うことに気づいた二人の必然的なすれ違い、そして彗星を巡るタイムリミットを巡るサスペンス要素もありとても見応えがあるステキな映画だと思う。
東京の町中の景色も田舎の景色もとてもキレイに描かれており気持ちがいい。突飛な設定にもかかわらず青春や恋のみずみずしさも伝わり、頬をニヤケさせる。前半のコメディ要素もどこかほんわかとさせて安心して観ていられる。俳優陣も声に違和感はなく、物語に集中出来るし音楽も良いと思った。「男女の入れ替わり」というよくある設定も使い古された感じもなく成立していたと思う。
入れ替わっているのに連絡取らない(取れない)のに理由はちゃんとあるのだろうとは予想していたとは微妙に時間がずれているとは思わず…。そこからお互いがお互いを求める姿は見守りたくなり、会ってからの2人にニヤニヤ。記憶が無くなることによる切なさはいいスパイスとなり感動を呼ぶ(泣かなかったけど)
個人的にはアニメとしては大傑作。
大切な人、場所、想い。
やっと見た。ありがちな「男女入れ替わり」の設定を時間がズレている事で繋ぐ。
思春期の淡い恋心が描かれている点も好き。キュンキュンくる物語はやっぱり好き。若い、青いと言われようが好き。
場所も時間も違う二人が誰彼れ時に出会う。なんとも良いシーンだった。名前を書ききらない所も裏切りがあって良い。授業の伏線がここで回収される。
「大切な人、場所、想い」
忘れちゃいけないこと、でも忘れてしまうこと、をもう一度考えたくなる。そんな作品。
アラを消しとばす仕上げにはなまる
多くの人がアラ探しされていますし、わたくしも上映後アラを、あげたくなりました。が、怒涛のように蘇る良いところの方がはるかに多く、アラなど、どうでもよく思いました。人も、情景も、細かなエピソードも、全部マルです。
5つ星に一つ足りないのは、TV版だったのでカットしてありそうなところ。カットしてる?してない?? そこ、未チェックです。
ということは、放映版がカットなしなら、そこが、私にとっての「アラ」に見えるところ。しかしそれは合わせて、「もっと描写してほしいところ」であり「もつとゆっくりみたいところ」。それが監督の本意・真意なのかどうか知りたい、というかんじですかね。
つまり、自分にとっての未解決部分を残しているので星半分残してます。
まぁまぁ良かった(・∀・)
話題になってたものの、映画館まで足を運ぶ気分にもなれなくて地上波待ってました(・∀・)
男女入れ替わるのは、ありがちなストーリーだけど。引き込まれる内容でした。
入れ替わってる事に気付いてスマホにその日の出来事を記録しておく
・・ってやってるのに、3年前と3年後を気づかないのは
ちょとおかしいけどね(笑)
大体スマホで日記つけてたんだからカンレンダー見たら西暦出てるだろうしさww
あとお互い好きになる描写が分かりにくいというは
多くのレビューにありますが・・
私はそんなことよりも、う~ん??と思うのは・・
入れ替わりが終わって自分の身体に戻ったときから、
だんだん記憶が薄れるんですよね??
だったら好きだったことも忘れるのでは・・?
・・と頭の固いことを考えしまいました(;´∀`)
それに三葉が東京に行ってる時は瀧クンの事を本人に出会うまで覚えているのに、
最後の彗星が落ちてくるって時には、もう名前忘れてるし・・
記憶が薄れる時間が曖昧すぎるかなぁ・・って思った。
そんな私は頭が固いのでしょうか(´・ω・`)
ただ全般通しては面白かったです。
RADWIMPSの曲も凄くあってたし、音楽流されてなのか・・
泣きそうになるシーンが何回かありました。
アニメ要素としては、景色が綺麗でリアルなのでよく出来てると思いました。
作画ミスも目立ちましたが、ストーリーには支障ないのでまぁいいかな(;´∀`)
芸能人の声優起用は反対派なのですが、
この作品は全く違和感なしで良かったです。
結論は・・凄く良いでもなく・・悪くもなく・・
「まぁまぁ良かった」
古い部分もあるし、新しい部分もある。大人も見られそうなアニメ映画。
まず『君の名は』という題名が昔の名作にひっかけていて惹かれる。
絵がすごくきれいで背景がリアル。
東京の生活や田舎の生活を細部までしっかり書き込んでいる。
音楽もすごくよくてREDWIMPSのMVみたいなところもある。
ストーリーも最初のところは名作映画『転校生』みたいでよかった。
個人的にも『転校生』は大好きで、蓮佛美沙子さん版も劇場で見た。(ほとんど観客いなかったけど・・・)
なんとなくこういうのは『セーラー服と機関銃』→『時をかける少女』→『転校生』の80年代シリーズで回しているような気がする。
もちろんリメイクではないし、そのままやるわけないから、どうするんだろう?というところに興味があった。
山々に囲まれた田舎町に住む女子高生の三葉は、町長である父の選挙運動や、家系の神社の風習などに鬱屈(うっくつ)していた。それゆえに都会への憧れを強く持っていたが、ある日彼女は自分が都会に暮らしている少年になった夢を見る。夢では東京での生活を楽しみながらも、その不思議な感覚に困惑する三葉。一方、東京在住の男子高校生・瀧も自分が田舎町に生活する少女になった夢を見る。やがて二人はそれが夢ではなく、実際に入れ替わっていることに気づき始める。携帯にその日の出来事や注意事項を書き残したりして連絡はとれるが、直接電話やメールはできない。そのうち入れ替わることがなくなってしまった。不審に思った瀧は、僅かな情報をたよりに直接会いに行くことを決意するが・・・。
粗筋書いたけど、ここまではそこそこまともで、このままの感じで最後までいくのか?と思っていた。
しかし、ここからが怒涛の展開で、ウソだろ?そんなのアリ?みたいな感じになった。
ネタばれしちゃうけど、『転校生』の”入れ替わり”に、『僕だけがいない街』の”リバイバル”(いつかはわからないけど昔の自分に戻て過去を変える能力)を足して大掛かりにしたようなストーリーになった。
ここが意見の分かれるところかもしれない。
①なんだかわかんないけどスゲーと思う人
②予定調和を崩していて面白いと思う人
③なんとかついていってそれなりに面白かったけど、どうなの?と思う人
④なんだこれ?メチャクチャじゃないか、こんなのダメと思う人。
普段あまり映画見ない人はたぶん①で、普通の映画ファンは③か
④、変わってる映画ファンは②だと思う。
でも最初の導入部分がうまいし、後半も野球に例えるなら、バットの芯には当たっていないけど、フルスイングで振り切っているので、なんとかぎりぎり風の影響もあってスタンドに入り、ホームランになったという感じだった。
個人的にはなんとなく納得いかない部分もあったけど全体的には面白かった。
後半から引き込まれる
映画館で観賞後、テレビでも観賞☆
内容がわかっていても後半から引き込まれた。
声優さん達も自然で音楽も良かった。
同じアニメ映画だと細田守監督のサマーウォーズの方が好みだが、こちらはこちらで楽しめた☆
どっちも神木くんが声優で凄い☆
面白いけど、、
映画の宣伝が、激しかったので、なんとなく「自分は見ないぞ!」っていう気持ちで見ましたw
映画自体は面白いです。万人うけしそうだなぁて思いました。でも、いちゃもんを付けたくなっちゃうのは私だけかしら、、
実家が湖のモデルの場所なのでそんなに走れるか?って思いました。
其処此処に設定のズレと浅さがある
うん。観客動員数の割に評価が低い人も多いので、警戒して観ていたが、概ね面白かった。
特に全編に流れる瑞々しさは清々しい。
登場人物ではウブで生真面目な三葉より、妹の四葉の生意気さ加減が好ましい。お婆ちゃんはちょっと説教臭いかな…。
突っ込ませてもらうと、高校生の台詞としてちょっとどうかと思うところが。
・「酒税法違反」←高校生が知っててもおかしくないけど唐突。
・「生まれ変わったらイケメンの男の子にしてください」←普通だったら、都会のかわいい女の子にしてくださいというところを、何故イケメンの男の子? これは、何故入れ替わる相手が瀧くんなのかと突っ込まれることへの予防線がありありとしてて、興醒め。
・髪の毛切って「失恋?」←(三葉が巫女だから長い髪に思い入れがあったとしても)いつの時代?
・「嫁入り前のむすめ」←いつの時代?
これらは普通の高校生を描こうとしているからこそ、余計目立つなぁと思いました。また、散々言われていたようにおっさん目線がそこかしこに。ぎりぎり見えない乳首とかね。
色んな人物が頬を赤らめることが多くて、それがなんか漫画のステレオタイプというか、オタクっぽい描写というか…。
あとラスト。忙しい時間にわざわざ途中下車して階段まで行ったのにすれ違うなよ!
どうせ巡り会うのはわかってるんだから、見つめあったならさっさと話しかけてしまえ!
気をもたせるどころか、まどろっこしくて多少イライラした。
あと、三葉と瀧くんが山頂で出会うところで、記憶の消滅が加速したので驚いた。
入れ替わりが終わって暫く経過しても瀧くんの記憶は無くならなかったのに、三葉の死を意識してから急加速。
口噛み酒も飲んで再び入れ替わったのに、なぜ?
三年前と現在が違う時間軸で同時進行しているのなら、本来なら、三葉が死んで入れ替わりが無くなった時点で記憶が消えていくのが、この世界上のルールなのではないだろうか・・・?
どうしても展開を崩したくないのなら、冒頭で「どうしても思い出せないことがある…」というような、瀧くんのモノローグなどがあれば、違和感が減らせたかもしれない。
あと、三葉が彗星が落ちて死ぬことがわかっていたことや、同級生と変電所を爆発させたことは、彼女の中でどう記憶されているのかな。
ま、そこはいいとして、ラストのご都合主義も手抜き。
共通設定がないと、二人が偶然出会うことに無理がある。瀧くんが糸森のスケッチと共に三葉の顔も描いていて、そのスケッチを大事に持っているとか、そういうアイテムがあれば説得力もあったかもしれないのに。
これだけ騒がれたけど、瑞々しいだけではキャラクターの浅さを看過できない年齢の私にとって、この映画は「そこそこ楽しめたが大した傑作ではない」という評価に落ち着いた。
余談ですが、ほとんどの人は興味ないだろうが、巫女の舞の戯作と振り付けが歌舞伎役者の中村壱太郎だった!
あそこの動きはよく描けているなと感心していたけれど、適当に拾ってきた動画から作画したわけじゃなかったんですね。
歌舞伎ファンとしては嬉しい発見でした。
率直な感想
初見がテレビ放送の録画でした。2016年興行収入1位らしいけど、どーせビジュアルが綺麗なだけの男女入れ替わりもんだろ。スマホをイジリながらの視聴でしたが、さにあらず。最初こそしょーもなと思いながらチラチラ見ていたのですが、中盤からグイグイ引き込まれ、涙が止まらない事態に。
物語を作るとき、登場人物を殺すのは人を最も簡単に感動させる手法であり、最も卑怯な手段でもあります。それをしてなお涙が止まらなかったのが、この作品の良さなのかもしれません。ストーリーの分かりやすさ、音楽、ビジュアル、全てがいい方向にリンクしたんでしょう。
劇場ではなく、部屋で見たのもストーリーに引き込まれた一因でしょうね。全てを知った上で見た2回目は最初から涙の嵐でした。3回目はまた何年後か、に取っておきます。
ツッコミどころ満載の作品でしたが粗探しはしません。絶賛ではなく「賛」の評価です。
生理的に好きじゃない
背景はとても綺麗だった。
彗星で町民が消えるのを防ぐために、時間を超えて2人が入れ替わっていたんだという大まかなあらすじも、まぁ普通の入れ替わりものにとどまらないよう考えられてるなとは思った。
けど、時系列が分かりにくくて混乱した。(未だによく分からないので後でまとめサイトを探すつもり)
数回入れ替わった中で何で2人がお互いを好きになったのかよく分からず、所々で涙を流しているが全く感情移入できなかった。
置いてきぼり感に笑いさえ込み上げて来た。
なんか絵柄が好きじゃなかった、女子っぽい動きが強調されすぎで気持ち悪かった。
台詞ではない声(「ハッ…」「えっ…」など)多すぎて気になった。
何となく生理的に好きになれなかった。
気にしなければ、かなり面白い!
色々な感想を耳にしますが、私は「色々な事を気にしなければかなり面白い」と思いました。
おっぱい揉んでくれるし、クチカミ酒のもつエロさやヤダミも良い塩梅だし。サービス満載で、そこは高評価です。
これだけの作品なんだし、楽しまなきゃ勿体無いでしょ?
物足りない理由を考えてみた
絵が綺麗であり、作中で画のタッチや時間の推移速度が次々と変わるため生き生きとしたアニメーションにふさわしい映画だった。瀧と三葉の掛け合いに笑わされることもありポップに見ることが出来る良い映画だったが、鑑賞後にこの映画を通して作者は何を伝えたかったのかを振り返っても何も鑑賞前後で得られたものがないと感じた映画だった。
気軽に見れて面白い作品だったのに何故得るものがない映画と感じてしまったのか。その理由を鑑賞後に再考した結果、①メッセージがなかったこと、②新鮮さを感じなかったことの二点が理由だったと感ぜられた。
①メッセージがなかった
この映画は瀧と三葉の恋愛映画であるが、先輩に恋する過程は描かれていても作中に瀧ー三葉感の恋愛の駆け引きや悩みは描かれていない。また、三葉の親子間の軋轢も解消されていないし、唯一メッセージらしく感じられる「結び」に関しても映画を見る限りではメッセージを掴み取ることが出来なかった。
②新鮮さを感じなかった
メッセージがない作品でも良い作品は多く存在する。ホラー作品はメッセージがなくとも気味の悪い感覚を味わえれば良作であるし、英雄譚は主人公が成長する過程やその未知の世界観に心躍れば良い作品といえるだろう。しかし、「君の名は。」は同じメッセージが無い作品でも新鮮さを感じられなかったため、良い作品と感じることが出来なかった。
「君の名は。」は未曾有の彗星落下と時を超えた精神置換を描いたSF作品だが、基本的には二人の高校生の日常を描いた作品である。そこで描かれている日常は今生活している現代であり、特別な異世界感や未来感を感じることは出来ない。また、タイムリープや精神置換も稀な設定でないため新鮮さを感じることが出来なかった。
以上の二点が気軽に楽しく見られたのに得られたものがなく物足りないと感じた理由だろう。日常を描くことで違和感無く観客を引き込めたが、日常すぎたために特別なものを描くことが出来なかった作品だと感じた。しかし、描かれているのがリアルな日常であるが故に、数十年後に見直したら「iphoneなんて固体端末を使っていたな」や「人が自動車を運転してる時代もあったのか」と時代を経て「現代の日常」が新鮮さを持てば化けるアニメ作品であり、将来見返すのが楽しみな作品でもある。
全2159件中、321~340件目を表示