君の名は。のレビュー・感想・評価
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素敵な感動❗️
良かったよ
この映画はなんか「悪く言ったもん勝ち」
(その方が映画知ってるぅーー)って、なってしまうんですよね。なんか寂しい。
売れた≠面白い ではないか…
???
ふーーん。ディズニーだって、美術館だって、飲食店だって良い物は並ぶし惹き付けられるもんは惹き付けられる(勿論、興味本位やブームだから)なんてのも凄く多いんだろうけど、じゃあ酷評してる人は、そのいい映画という物をもっと世間に知らせて欲しいなあ(と脱線しました笑)
良かったよ。凄く軽やかでテンポもいいし観ていて心地よい。スパークルが流れるとじわーっと目頭が熱くなります。3回も観に行ってしまった。だが、内容的には、ほぼ同時期に上映されてた「聲の形」の方が圧倒的に良し。
日本を代表する最高の映画
これに感動、、、?
映像が美しい
名前忘れすぎてちょっとイラっと…刺青で三葉って彫っとけ!って思いました笑
でもさすが新海誠監督作品。映像が綺麗。ジブリとは違ってリアルな描写で、東京のカットは写真のよう。
人気なだけありますね。私も2回観ました。1回目は普通に観て、2回目は映像を楽しむために。
ストーリーも感動的ですし、主役2人の声は声優ではないけれど演技力があって嫌な声じゃない。入れ替わりは三葉と瀧に3年の時差があることや、三葉が東京に行ったら瀧くんは中学生っていうのが、小学生には分かりづらいかも?弟はあんまり分かってませんでした。私的にはわかりやすいストーリーだと思いましたけどね。
低評価の人は「人気の割に…」って感じですかね。人気だということを知らずにみたらもう0.5星つけたのでは?
子供目線から…
物語のお粗末さが悔やまれる良質アニメ
まずこれはアニメ好きが好みそうな雰囲気のアニメだ。ジブリなどの全年代向けとは少し趣が異なる。時折出てくるコミカルな演出などアニメ好きがニヤリとしてしまう点が随所にある。そしてどこかで見たことのあるような画一化された「お約束」キャラクター達。
巫女さん美少女のヒロインをはじめとして、気の強いロリキャラの妹や、メガネ美男子で世話焼きの親友などが典型だろう。
(これは人物設定を分かりやすくして説明を省く映画手法なのかも)
またタイムリープで恋人を救うというベタなストーリーはアニメ業界では手垢のつくほど使い尽くされたテンプレート設定だ。
極端に言えばオタクが受け入れやすい作品とも言える。しかしそれらオタク要素をくど過ぎ無い程度にスパイスとして加え、有名アーティストの歌を前面に出して大衆に受け入れられるよう上手くバランス調整ができている作品。
感想を一言で言うなら「物語のお粗末さが悔やまれる良作」。各要素は輝いており、部分部分は優良エンターテイメントアニメと言えるだけに非常に惜しい。作画演出はとても綺麗なのに。テンポも良く、映像と音楽のシンクロも最高なのに。美男美女の時空を超えた運命的な結びつきという設定も恥ずかしくなるくらいだが、エンタメとしては王道。
入れ替わりなどについて矛盾だらけというレビューを多くみかけるが、科学的な辻褄は理屈をこねればいくらでも合わせようがある。ファンタジーと割り切れば時空交換に関する数多のご都合もあまり気にせず、楽しく受け入れられた。実際二人の入れ替わりにはとてもワクワクドキドキした。
また恋愛に関する心の機微が足りないとの指摘も多いが、恋愛アニメとしてはこの程度の説明でも互いに恋心が生じることについて納得できる範疇であると思う。(あくまでオタク基準ではですが…)
物語は主人公二人の想いに強くフォーカスした作りとなっている。その部分だけ勢いが突出していてストーリーをぐいぐい引っ張るが、物語の筋においてお粗末さが目立つ。それは後半にいくほど顕著だ。
矛盾は大小様々見受けられるが、特に私はクライマックス前の展開にどうしても共感できず、その後ずっと違和感に捕われ続けたまま終焉を迎えてしまった。監督という神が無理に物語を進めている様が見えてしまい興ざめしてしまったのだ。最後まで引っかからず没頭できた人が羨ましい。おそらく感動の涙を流したであろうエンディングを冷めた目で見ている自分が悲しかった。
勢いによって思春期前後の若い視聴者の心はがっちりとらえた一方で、多数の矛盾点を無視できないというような目の肥えた大人たちからは酷評が噴出している。そんな映画だと思う。
もう少し丁寧な作りであったなら本当の高評価を勝ち得たのにと悔やまれるとても「惜しい」作品。次回作に期待しています。
以下私の引っかかった点についてのグチです。
(ネタバレあり)
三葉の友人二人が人々を避難させるために犯罪行動を起こす流れについて、浅はかすぎると感じてしまい、腑に落ちず違和感を押さえきれなくなってしまった。
いくら三葉の事が好きだからといって、いくら若さゆえで大人に反発心があるからといって、また百歩譲って彗星の壁画を事前に二人が見た可能性があるからといって、あの犯罪行動は絶対に起こさないと感じた。あれをやったら人生が終わる。確信の持てない状況でその選択をするとは到底思えなかった。
B級ハリウッド映画によく見られる「無理矢理ご都合クライマックス」でまとめてしまったようなお粗末さ。
せめてもう一つだけ設定を加えてほしかった。未来の惨劇を友人二人が何らかの方法によって100%確信したという場面を追加するだけで筋は通ったのだ。
色々な考察サイトを巡ったがこの点に関しては妥当な回答が見当たらない。だれか多少無理にでも理屈をつけてくれよと叫びたくなる。そうすれば夢から覚めずに泣けたのに。
繋がる想いを彩る、澄みきった映像と音楽!
通常スクリーンで鑑賞。
原作は既読です。
原作は「転校生」的なボーイ・ミーツ・ガールと思って読み進めていましたが、中盤に明かされた衝撃の事実に唖然とし、そこから始まる怒涛の展開とカタルシス満載のクライマックスまでページを捲る手が止まりませんでした。なんと云う発想力なのだろうかと、新海誠監督の才能に惚れ惚れしました。
結末を知った状態で鑑賞したわけですが、「だからどうなんだ」と言わんばかりの鮮烈な映画体験でした。
原作を先に読まなけりゃ良かったな、と…。何も知らない状態で観たかったです。後悔の念を覚えました。
実写かと錯覚させる緻密で流麗な風景描写。煌びやかで幻想的な中に残酷な美しさが際立つ彗星。RADWINPSの澄み渡る歌声。映像に見事にマッチングしたメロディーと歌詞。…
どれもが刺激的で、ひとつひとつの完成度の高さに圧倒されました。どれかひとつでも欠けていたら、こんなに魅力的な映画にはならなかったんじゃないかなと思いました。
特に良かったのは、三葉が人々を救うためにボロボロになりながら全力疾走する場面で流れた「スパークル」。歌詞の内容に涙が止まりませんでした。こんなにも美しく、抒情的なラブソングは今まで聴いたことがありません。映像との相乗効果を図る上で、これ以上無いマッチングなのではないかな、と…。傑作映画音楽のひとつに数えても良い気がしました。
普遍的な青春恋愛物に加味されたSF要素が、ふたりの恋の切なさに拍車を掛ける効果を持ち、運命的な物語を盛り上げる大切な要素になっているところが斬新だと思いました。
日本古来の伝統文化も織り交ぜながら、ロマンを感じさせられる伝奇的な設定も構築して、日本だからこそつくり得た独特な世界観の物語になっているところも魅力的でした。
誰もが共感出来、新しいと感じられる稀有な作品だったことが、大ヒットの要因のひとつではないかなと思いました。
[余談]
大都会と山間の集落と云う、日本の風景の二面性を捉えながら、そこに住む男女が互いの暮らしを知り、根底に在るものを理解し、多くの人々を救うことに繋がっていく様は、昔と今が混在する日本文化を象徴する光景にも思えました。
[追記(2019/08/08)]
「何故、宮水家には入れ替りの能力があるのだろうか?」と考えた時、もしかしたらそれは、ご先祖様から連綿と受け継がれて来た想いの結晶かもしれない、と思いました。
彗星災害はいつかまた起こるかもしれない。この厄災から自分たちの子孫を守らなければならない、と云う強い想いが、この能力を発現させたのかもしれないな、と…
今私たちが生きているのも、ご先祖様たちの想いや願いの果てであり、それがDNAとなって私たちに息づいている…。古来から脈々と繋がれて来た想いを無意識下で知っているからこそ、これほど多くの人々の共感を得られたのかも。
組紐や口噛み酒など、伝統文化が重要なアイテムとして登場しましたが、それも古来より受け継がれて来たもの。こめられた意味に耳を傾けることで、古からの想いを受け取ることが出来る。たとえその由来が失われようとも、奥底に秘められたものを感じ取ることは可能だし、瀧と三葉の繋がりを紐解く手掛かりにもなりそうだと思いました。
[以降の鑑賞記録]
2017/? ?/? ?:Blu-ray
2017/? ?/? ?:Blu-ray
2017/? ?/? ?:Blu-ray(英語主題歌音声)
2018/? ?/? ?:Blu-ray
2019/06/30:日曜プライム
2019/08/08:Blu-ray
※修正(2022/10/03)
どうだろう
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