母よ、

劇場公開日:

母よ、

解説

「息子の部屋」のナンニ・モレッティ監督による自叙伝的作品で、母親の介護など、プライベートの難題を抱えながら、映画製作に取り組む女性映画監督を主人公に描いたドラマ。恋人とも別れ、娘の進路問題も抱え、兄とともに入院中の母親の世話をしている映画監督のマルゲリータ。撮影中の新作映画は、アメリカ人俳優バリー・バギンズが撮影に参加した途端、思うように撮影が進まなくなる。ストレスが募る中、追い討ちをかけるかのように、病院から母親の余命宣告を受けてしまう。主人公のマルゲリータ役を演じるのは「はじまりは5つ星ホテルから」などで知られ、モレッティ監督作品でも常連のマルゲリータ・ブイ。アメリカ俳優バリー・バギンズ役には「エクソダス:神と王」「ジゴロ・イン・ニューヨーク」のジョン・タトゥーロ。マルゲリータの兄役でモレッティ自身も出演。

2015年製作/107分/G/イタリア・フランス合作
原題:Mia madre
配給:キノフィルムズ
劇場公開日:2016年3月12日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第68回 カンヌ国際映画祭(2015年)

出品

コンペティション部門
出品作品 ナンニ・モレッティ
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(C)Sacher Film . Fandango . Le Pacte . ARTE France Cinema 2015

映画レビュー

4.0テーブルクロス

2019年3月27日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

知的

かなり前に見たので細部は忘れているが、女性映画監督のストレスとかっこよさにモレッティ監督自身が反映されているようだった。

新鮮な驚きで印象的だったのは、入院中の母親に食事を持参する息子と娘。食事はイタリアンで、ベッドにセットする小さなテーブルなのに赤白チェックのクロスを掛けて母に食事してもらうところ。なくても構わないのにイタリアはこじんまりテーブルに必ずクロスをかける。それでとても暖かみが醸し出される。食事そのものだけでなくて食事をする場所もしつらえるところがいいなと思った。(2022.9.16.)

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talisman

3.0微妙…。

2017年12月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

てっきり病気の母の話だと思っていましたが、予想外に母を介護する娘の話でした。

映画監督という仕事を持ちながら、母親の介護をするという忙しい日々を送る女性。

仕事仲間との対立ばかりで、イライラが募るとともに、娘との会話もギクシャクしてしまい何だか上手くいかない姿が哀れです。

相手のことを少しでも思いやることが出来たら、仲間との関係も良好になるのかもしれませんが、それに気がつかないところが残念な女。

自分の求める仕事をキッチリやりこなそうとする責任感は男性顔負けですが、もう少し肩の力を抜いて生きて欲しかったです。

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ガーコ

3.5降れば土砂降り

2017年7月13日
スマートフォンから投稿

難しい

人ってダメなときは、とことん。

そんなことを思いだす映画でした。

できる限りのことをして毎日を過ごす大切さ。

身にしみました。

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みきねこ

5.0女性映画監督

2017年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

悲しい

主人公は女性映画監督で新作を撮影中だが、主役にアメリカから俳優を招くが、意思の疎通がうまくいかず、予定が遅れ始める。
また、教師をしていた母親が入院中で医師からは楽観できないと言われる。
夫とは別れ、そのあとの恋人とも別れ、一人娘を育てるのは楽しくもあるが大変だ。
映画の撮影と母親の病気、ただでさえ大変なのにいろんなことが起きるのだが、淡々と描いていて涙と笑いで忙しい。

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いやよセブン
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