ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
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バカおもしれーじゃねーか!
タランティーノの作品の中でも
会話が多くとても、世界に入りやすかったです。
タランティーノの作品が大好きなのでとても楽しめました!世界観に色彩タランティーノの中でもとても、大好きです!とても、満足な作品でした!
媚びないタランティーノ
本作ほど客に受けたりヒットを狙ったり賞を意識したりヲ100%していない問答無用に好きに撮ったタランティーノ最高傑作も満更なブッ飛んだ一作。
ダラダラ会話も無駄なシーンは無く前半から会話によって先が読めずハラハラ、ドキドキが長い時間持続され鑑賞にも力が入る。
相変わらずオープニングから客のテンションを上げる演出には驚かされる。
ジェニファー・ジェイソン・リーがとにかく凄まじい存在感で本作の中心なのは間違いないし彼女を観ているだけで長い上映時間も耐えられる感が。
見所に見せ場は全編通して全部と言い切れる程に静かで何も起こらない時間や終盤のドンパチに駄話とダメな所は一切ナシの誰にも媚びないタランティーノ最高傑作なテンション全開。
舞台劇を観てるようで引き込まれる!!
長いですが舞台劇を観てるようで引き込まれます。最初胡散臭いなあコイツと思っていた自称保安官ですが、軽薄だし印象が薄いままストーリーが展開し、最後男をアゲるさまは大変お見事でとても興奮しました。種田洋平デザインの山小屋も素敵です。パンフレットを読むと、タランティーノ自身が各キャストに電話で出演交渉しているさまが書いてあり、非常に熱い男だと知りました。今まで食わず嫌いだったのは勿体なかったと気が付きました。
グロい
やりたい放題タラワールドに初心者注意(笑
とりたて、タランティーノの信者ではありません。
けど彼が愛する1960~70年代のグラインドハウスムービーは、
大好きです。
幼い頃テレビや3本立て映画館で、
飽きるほど観ました。
だから、彼が愛情を注いだ映画を観るのは、
やっぱり楽しいですね。
今時フイルムにこだわるのがいい!
しかもなんと70ミリワイドスクリーンなんて(笑)
シネコンの時代、上映できる映画館がどれだけあるんだろう。
たぶん映画製作史上最後の70ミリなのでは?
残念ながら日本では35ミリにダウンされて、
しかも上下に黒みを作る始末ですが。
けど、冒頭からフィルム粒子の空気感は、
70sそのまま。そしてタイトルのダサいタイポグラフィに、
フィックスの長回しに、エンニオさんの音楽。
確信犯的な演出に、ニヤニヤしっぱなし。
そういえばCMの世界でも、
フイルムにこだわる監督は少なくなりました。
デジタルでかなりフイルムに近いトーンが
出すせるようになったのと、
結局編集するのにデジタル変換してしまうので。
何よりフイルムって高いんですよ。
デジタルは、取り放題ですから。
けど久々に観るシネスコープは、
やっぱり味があっていいですね。
ミステリーっぽい映画の宣伝文句で
「全員嘘つき!」って、
配給会社までもが嘘つきでした(笑)
理詰めもまったくない、
あけっぴろげな分かりやすさで、
これもタランティーノだなぁ。
あとはもうワールド全開。
冒頭から女は殴りまくって青タンに鼻血だわ、
ニガーニガーって差別用語垂れ流しだわ、
吐血はかぶるわ、脳みそぶちまけるわ、◯◯◯だわ、
もうあっぱれです。
構成も憎い。
観客をわざと焦らすような長〜い会話劇から一変、
転がり落ちるようなぶっ壊れ方に。
このやり口って好きじゃないけど、
いつも忘れられない映画に
なっちゃうんだよなぁ(笑)
風景も素晴らしいし、
何より山小屋のセットが良かった。
ワンルームで出演者全員が見渡せるけど、
奥行き感がハンパない。
どの画角もカッコよくて、
よく計算されていますね。
美術はキルビル同様、
日本人の方。
すごい才能ですね。
タランティーノ組の俳優陣は、
さすがの安定感だけど、
新入りのジェニファー・ジェイソン・リーが良かった。
ホントに性悪なカンジで、
演技とは思えないほどの凄みがありました。
助演女優賞、獲れると思いましたけどね。
彼女もレギュラーになるんでしょう。
とにかく期待通りのぶっ壊れぶりで、
その存在感はさすが。
そこに期待していくなら、大満足でしょう!
けど何となく観る?的なカップルや、
タラ様洗礼前の素人さんには、
何本か予習していきましょう。
なめてると長尺とエロとグロと後味の悪さに、
きっと痛い目にあいますよ(笑)
タランティーノらしい映画です。
面白いけど、視覚的にヘヴィ
タランティーノ作品最高です!
臭いのする映画
西部劇版レザボアドッグス
タランティーノ式、アンチドグマ主義
〇〇〇をしゃぶらせた者が〇〇〇を撃ち抜かれる。その事から解るのは……
「憎悪がある者はそれ相当の憎悪で報復される」というもの凄く真っ当な見解だ。
それが血まみれ血みどろでもだ。だってタランティーノだから。
だからラストのアレももの凄く真っ当な終わり方である。
どうやら『イングロリアス・バスターズ』から始まったタランティーノの政治性メッセージ映画は「落ち着くところに落ち着いた」ようだ。
個人的に気になるのはこれが70mmでないために本当にこの映画の面白さを堪能できているのかどうか良くわからないところか。
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