ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
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極点、極限、究極
まあ、なんていうのかな~。
「極点」「極限」「究極」というのだろうか?
なにごとも過激さをモットーとしているタランティーノだけど、これはやりすぎじゃないのと思わせてくれる作品だ。「イングロリアル・バスターズ」はナチスドイツを、前作「ジャンゴ」ではアメリカのタブー黒人差別を隠れ蓑に好き勝手やってはいたんだけど。
今回は悪党ども。黒人賞金稼ぎだったり、女強盗だったり、首つり死刑執行人だったりする。こいつらまともな神経が皆無の極悪人ぞろい。
そこで繰り広げられるのはグロ・エロ・ナンセンス、アナーキーな世界。前の作品はグロテスクな表現でも、理由があった。敵は、嫌味なナチスの将校だったり、黒人を抑圧する傲慢な白人だったりしたんだけど、今度はどいつもこいつも感情移入できない連中なんだ。はじめにいい人はバッタバッタ殺されちゃうんだからね、まったく。
極悪人、残った8人のうち誰が生き残る?
はっきりいって、そんなことどうでもよくなってくる。
(となりで見ていたアベックの女の子なんか、頭を抱えて、目をつぶっていたからね。わかった?絶対にタランティーノの映画はカレカノジョとみたらいけないよ)かくいう僕もはやく終わらないかな、と思っていたクチです。3時間は長すぎでしょ。
でも、いまになってレビューを書いていると、あの黒人賞金稼ぎサミュエル・L・ジャクソンのぎょろりとした目ん玉が、真ん丸い鼻のアナが脳裏にこびりついてる。あの女極悪人ジェニファー・ジェイソン・リーの何人もの血を浴びた顔がクローズアップされてしまうんだ。ああ、イヤだ。
人が見たくないものを見せる。これもひとつのアートだろうとは思う。でもやっぱり好きじゃないんだよね。
(付足)アカデミー作曲賞をとったエンニオ・モリコーネの音楽はよかったですよ。
曲者八人
遊星からの物体Xリスペクト映画
嘘の反対とは?
どこかで観たシチュエーションの結末が‼︎
長くは感じない
タランティーノ最高傑作❗❗
最高!!!
超面白い!!
タランティーノ作品の中でも1.2を争う程、自分好み。
パルプフィクション以来の衝撃!!
脚本に妥協が感じられない。
もう、僕の中では恐らく今年ナンバー1作品でしょう。
最初から最後まで、ワクワクしっぱなしだった。
あの女の顔の状態の変化とか、サミュエルLジャクソンのカメラ目線の老人に向けたセリフとか、頭の吹っ飛ばし具合とか、リンカーンの手紙とか、銃声の低音の響きかたとか、馬車馬の走るスローモーションの描写とか、他にもたくさんの全てのタランティーノ節シーンのクオリティが高いというか、円熟味というか、完成度メチャ高いと思う。
パルプフィクションから二十数年を経て、ここに来てタランティーノの本当の意味での哲学と巨匠感を見せつけてくれた。
本当に面白い、ただそれだけの映画です。
良いとか、悪いとか、為になるとか、ならないとか、そういう事ではなく、僕には最高のエンターテイメントです。
なかなか、共感を得られないとはおもいますが。。。笑
タランティーノ万歳です!!!
タランティーノ復活
振りと自己紹介
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