ヘイトフル・エイトのレビュー・感想・評価
全308件中、201~220件目を表示
ジャンゴ越えてる
タランティーノ流バイオレンス最骨頂
密室に到着するまで長いのは、その裏で山小屋で起きてることを想起させる(あとから)
密室多い
2.76対1
なのにどアップばっかり密室だし エルエル
前半雪景色
ラストスパートが最高
非常に面白くてスリリングな作品で長いながらも楽しく最後まで見ることが出来た。ひとりで観に行ったのだが、一緒に行く相手によっては興ざめかもしれない。R18なので宣言しているようなものだけど
168分
長さは、そんなに感じなかった。良くも悪くもタランティーノらしい映画。会話の面白さとあいかわらずのお下劣シーン、お馴染みのメンバーなどなど、それなりに楽しめた。なんだかんだで、毎回観てしまうタランティーノ作品!(笑)
長いけど
個人的に人狼ゲームみたいな感じかな〜って思って見始めたけど、案外そーでもなかったです。
1章をもっと簡単にまとめて1章の時間を短くするかわりにレッドロックの部分までを書いたらスッキリします!
ここからは少しネタバレになりますが
人狼ゲームで例えたら人狼5、多重人格1、市民4って感じですかねw
血みどろの暴力+言葉の暴力=コメディ
種田陽平が美術。それほど凝ったセットではないけれとも、山小屋としては大きな部類だろう。馬が12頭も入る馬小屋があり、周りは一面雪原。とてもシンプルなストーリーであり、セットだった。壊れた扉がクソ面白い。タランティーノだからこその暴力描写をみせつけてくれるが、ここまでやられると笑える。訳ありの嘘ッパチ八人。いや、嘘をついてないものもいる。リンカーンの時代の南北戦争直後のアメリカ人を描いた優れた密室スリラーである。コメディの要素が大きいような気もするが、あの早口の台詞回しとどぎつい内容のせいかもしれない。
見る人を選びます(ネタバレ要素あり)
ミステリーではありません。ホラー要素はありませんが、スプラッターに分類していいかと。とにかく超絶“悪趣味”です。
映画としては相当良く出来てます。☆4、あるいは4.5くらいつけられます。
その映画技術で語るストーリーとクライマックスが鮮血どばどば悪人達の惨劇パーティーなので、「これが観たかった!」という人と「こんな話とは思わなかった。。。」という人に分かれると思います。個人的には後者でしたし惨劇は好きではないのでその点☆3くらい。
作品トータル評価は間を取って☆3.5としました。
映画は見世物であり娯楽であります。人類社会に於いて長い間、公開処刑や私刑もまた娯楽の機能を持っていたと聞きます。
その意味では映画のある側面の正統な継承者といえる作品です。
事実、3時間弱に及ぶ本作鑑賞後の私の心は、比較的爽快な気分でした。
長いよ…
まぁ、面白くない訳じゃない。けど、なんとも悠長な語り口で進むし、会話劇だから、どうしても長く感じられるし単調になる…
ちょっと寝ちゃったもん…
悪趣味なのはまぁ持ち味なんだとしても、「またこんなオチかい!」と言わざるを得ない展開はどうなのか?
あと、あの人の出演はちゃんとアナウンスされてるンだっけ?かなり良い感じの退場の仕方でしたけど。
切れ味抜群!沸点超えの会話劇!
高校時代よりこよなく愛しつづける、クエンティン・タランティーノ監督第8作目を六本木ヒルズで鑑賞。
10:15上映回だったのでガラガラかと思いきや、50代以降の映画好きと思われるお一人様たちでいっぱい!
ご夫婦は2組、女性客は2人くらい、カップルは皆無と、タランティーノ層がはっきりわかる客足でした。
本作は、タラちゃん初の密室劇と紹介されてますが、「レザボア・ドッグス」の頃から密室劇の傾向は強く、
ある特定された場所で繰り広げる会話劇がとても上手な監督です。
中でも「イングロリアス・バスターズ」のオープニングの一軒家でのシークエンスは、全て満点の出来で、タランティーノの真骨頂といえる最高のシーンでした。
本作は、「そんな密室シークエンスが168分間観続けられるなんて、こんな大好物な映画はない!」と思って、期待値MAXの状態での鑑賞。
冒頭、そんな期待をよそに、雪山でのロケーションが続いて、「密室劇じゃねーのかよ!」と正直裏切られた気分。
…と思いきや、馬車内での会話劇が大部分で、それはそれで良くできている!
70ミリカメラで撮った映像も、デジタルにはない歪み感があってとっても素敵!
導入部分としてこの雪山シークエンスは、今後の展開をより一層期待させられる出来でした。
第2章目以降、ついにミニーの紳士服店に辿り着いてからは、ヨダレものの密室シークエンスのオンパレード!!!
人間関係や思惑が話す内容以外に、所作やカメラアングル・編集でも見え隠れする独特の演出!
くすり笑いと爆笑がごちゃまぜになった会話の妙!
躊躇のないドッパドバの血の嵐!
そして、ラストの切れ味の良さ!
どっぷりタラちゃんの世界に浸かってしまい、のぼせそうな程です。
正直、いまの映画のテンポに慣れている人には、ちょっと間延びして感じるかもしれません。
逆に演劇などの会話劇を観慣れてる人には、その濃厚な時間を楽しめるかと思います。
R18だし、アクションもラブロマンスもないし、ドバドバだし、売れっ子若手スターも出てないし、客を選ぶ映画かもしれませんが、
タランティーノの映画をリアルタイムで鑑賞できるってだけで幸せな世代に生きているんですから、
観に行かないって選択はないと思います!
裏切らない
やっぱり期待を裏切らない!
血まみれ。会話。全て楽しめました。
往年の俳優たち、歳くっておじいちゃんになってるけど、その重厚感と雪山の山小屋というシチュエーションがあってて、よかった…
すごい簡単に言うと、19世紀版レザボアドッグスでした。
一瞬出てきたネコが心配なので、星マイナス0.5。
さすがタランティーノ。
とんでもない映画の登場である。こういう映画を撮り続けることができるなら、クエンティン・タランティーノには一生涯映画を撮り続けてほしい。
タランティーノには多くのファンがその新作を楽しみにしていて、しかもあまり失望させない。これはすごいことである。
で、本作。
ひとつの場所で延々と繰り広げられる物語は「レザボア・ドッグス」を思わせるし、時間軸をいじるのは「パルプ・フィクション」を思い出させる。
つまりは、タランティーノの集大成的な映画になっている。
登場人物が惜しげもなく死んでいくのもタランティーノらしいといえばいえる。その死はいつも驚きを伴い、物語の転回を促す。タランティーノのストーリーテリングは心憎いばかりである。
役者陣も演出によくこたえている。ウォルトン・ゴギンズの狂言回しはかなりよかった。
2時間48分を長尺と感じさせない緻密な脚本と大胆な演出、役者の名演が相まって、タランティーノ言うところの、これまでの最高傑作というのは当たっているかもしれない。
映画ファン必見である。
こんなものだと思う
タランティーノってよく考えたらそんな好きでもない。いつも不器用な人なんだなって思いつつ、それが魅力なのでなんとも言えない。二度目に見ると腑に落ちるところも意外とある人で。
明らかに前半退屈だし、まあ、つまるところ大した話ではないし。
またいつものように日本の配給会社の意欲的なキャッチコピーが絶対信用ならないと思ってたけど、ダサいだけでなく、マイナス効果を生んでいた。密室ミステリー? それだけで評価を下げる。本当に日本の配給会社は頭の悪い人の集まりだと思う。頭悪いんだから意欲出すな、と言いたい。
暴力と意外性を兼ね備えた、ハズレの無い一本
待望のタランティーノ監督第8作で、70mmフィルムで撮影が敢行された事も話題になった本作。
70mmの画面なんて体験したが無かったので、謎の使命感に駆られて劇場へ足を運んだ。
その甲斐あって、自分が今まで観てきたタラさん映画の中でも、一、二を争う充実感だった。
物語は、第一章「レッドロックへの最後の駅馬車」(だったかな? 記憶が曖昧)で幕を開ける。
タラ映画の常連、サミュエル・L・ジャクソン演じる黒人賞金稼ぎのウォーレンと、
駅馬車に乗った、カート・ラッセル演じるこれまた賞金稼ぎのルースとの出会い。
そして馬車には、ジェニファー・ジェイソン・リー演じる1万ドルの賞金が懸けられたドメルグが、
手錠に繋がれて同乗しており、彼女の左目には痛々しいアザが。
タラさんお馴染みのトーク合戦がここでまず繰り広げられるわけだが、
後々伏線として利いてくる「リンカーンの手紙」以外のシーンは少し間延びし過ぎかな、と思った。
でもまぁ、こんなもんだよね。
途中に、ルースとドメルグが理由あってフッ飛ばされるシーンがあるのだが、結構笑えた。
第二章……のタイトルは忘れたが、ここではウォーレン達とウォルトン・ゴギンズ演じるマニックスの出会いが描かれる。
ちなみにマニックスは、この映画の中でも個人的にかなり気に入ってるキャラクター。
ここでも駅馬車内での凸凹トークが思う存分楽しめるが、
ここでの黒人ウォーレンと、元・黒人虐殺略奪団のマニックスとの対立はラストに響くので要CHECKだ。
第三章「ミニーの服飾店」(確実に間違ってます)では、物語が動き出していく。
タイトルの通り、一癖も二癖もあるような8人が、中継地である良い感じの雰囲気なログハウスに集結する。
ちなみに、このログハウスを含めた作品美術を手掛けたのは、日本人の種田陽平。
「キル・ビル」にも参加した人物だが、ウォーレンの赤いタイと裏地の黄色いマントがアクセントになった衣装に、驚異的なセンスを感じた。
タラさんの真骨頂を感じたのは、ウォーレンがブルース・ダーン演じる老いた南軍将軍、スミザーズとやり合うシーン。
よくアメリカ映画を見ていると、相手を挑発したりなんかするのに「オレのアソコを舐めてくれよ」みたいな台詞が飛ぶが、
実際にそれを撮っちゃいました。って感じのシーンだから、是非ともCHECK。
男がフルチン真っ裸になるカットが含まれていて、本作がR18なのは、それも起因しているらしい。
しかし残念なことに、鑑賞前の用事で意外と疲れていた自分は、この第三章で少し意識が遠のいてしまった。
とはいえ非常に大事なシーンが続くので、これから観ようという貴方には十分な休養を取ってからの鑑賞をお勧めする。
一番面白くなってくるのが、第四章「ドメルグには秘密がある」からだ。
ここからの話は何を描いてもネタバレになってしまうので控えたいが、
「パルプ・フィクション」のようなタラ謹製の時間逆行シナリオの妙が光っていたと思う。
ここで初めて、人死にが出るシーンとなるのだが、ここがすごく面白い。
マンガみたいにオッサンが血を吹いて苦悶し、オマケにもういっちょ的な感じで血を吹きまくる。
思わず「フフッ」てなっちゃうんですね。
部位欠損とか、マグナムで顔が吹き飛んだりとかもあるよ!
そして、衝撃の最終章「黒い男と白い天国」。(もしかしたら間に第五章があったかも)
「レザボア・ドッグス」のような駆け引き感が楽しめて、最後は笑えちゃう、タランティーノらしい章。
というか、閉鎖空間を舞台としている時点で「レザボア」っぽいんだけど。
と、ここまで書いてきたが、何故に評価が欠けているかというと、鑑賞中に意識が飛んだから。
可能ならもう一度劇場に行きたいが、そんな金銭的余裕も時間もないので、ソフト化を大人しく待とうと思う。
それでも実質的な評価は文句なしの星5で、満足度もタラ作品史上トップレベルに高い一本。
彼らしい長尺の作品にはなっているが、随所に楽しめるポイントもあり、
なおかつよく練られた意外性のある脚本になっているので、彼の作品の入門編としても最適かもしれない。
アカデミー音楽賞を受賞したエンニオ・モリコーネの楽曲は、マカロニ・ウエスタンの懐かしみを覚える仕上がり。
タラとは相思相愛のタッグ、という事だが、確かにタラのビンテージなオープニング演出などとマッチしていた。
あれ…?期待ハズレ。タランティーノでティムでサミュエルでマドセンで...
あれ…?期待ハズレ。タランティーノでティムでサミュエルでマドセンで、久々にフザケた弾丸トークかと思ってしまったので、拍子抜け。いや面白いけど。もったいないなあ。もっとこう、できたでしょうよー。こーいうのはこのメンツじゃなくてもいーじゃんー。
長いですと?
多くの人々がその独特な歴史と物語を共有する国アメリカ。タランティーノがその民話を描いたらどうなるのか。それがこの物語。監督と同じ時代に生まれ、リアルタイムで新作が見られる幸福。映画を観ている間の幸福がいつまでもいつまでも続いて欲しいと願ってしまう。日本では上映環境がなく、本国での70mmのインターミッション入り187分バージョンが観たかった。不要に長い映画は私も嫌いだが、本作がそれにあたるとは思わない。長くなければならない必然もあるのだ。
タランティーノの映画。
んー正直これだけても良いぐらい正に
「タランティーノの映画」
でした。
良い意味でも悪い意味でもってことです。
ただ本編が3時間近いので覚悟してましたが、
タランティーノ映画には欠かせないセリフの掛け合いが冒頭から満載で第2章あたりで睡魔に襲われたのはボクの失態です。ここでこの映画を長いだの無駄だのと否定する人はタランティーノの良さをわかってない証拠ですね。ストーリーには全く関係のないセリフの掛け合いこそタランティーノ映画には必須で、それがあるがために長尺になるから削るなんてことがあればタランティーノはそこで終わりです。
そもそも当時の西部劇映画には160分超の作品がゴロゴロあって、正直名作と言われてる映画でもなかなか退屈で観れたもんではないです。ボクも凡人ってことですね。だからこその長尺だったのかと勝手に解釈してましたが、違うんですかね?
人間的に決してタランティーノは好きにはなれないですが、映画は面白い作品が多いですよね。
なんかここまでくるとタランティーノ映画というジャンルとして確立されてきたようにさえ思います。
アンダーグラウンドなエンターテイメント作品を撮らせれば右に出るものはいない。
ちょっと言い過ぎですがね。
ということで、
過大評価をするつもりはないですが、
減点する理由がないので満点です。
後半戦
前半は、淡々とストーリーが流れてゆくような感じ。個性的なキャラクターが満載で、かけ合いが面白かった。演技力は素晴らしい。
後半戦は、かけひきとスリルあり…
やっぱりタランティーノです。グロいです。
会場にいた、外人さんがゲラゲラ笑っていました。
全308件中、201~220件目を表示