下女

1960年製作/108分/韓国
原題または英題:The Housemaid

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映画レビュー

未評価 2025年の目から見ると・・

2025年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 今や日本映画の遥か先を行き世界市場を疾駆する韓国映画を、60年以上前に世界に知らしめたとされる1960年作のサスペンス・ホラーです。

 或るピアニスト一家に下女(こんな言葉も今では聞かなくなりましたが)として入った女性が徐々にこの家を支配し悲劇に到るというお話。作品のコッテリ感は確かに現在の韓国映画に通じる肌触りで、後世の作品に影響を及ぼしたというのも理解出来ます。しかし僕には、少し杜撰と感じられる脚本が気になり、2025年の目からは十分に楽しめませんでした。

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La Strada

4.0 トリッキーなサイコホラー

2023年8月25日
iPhoneアプリから投稿

韓国映画の大胆不敵でトリッキーな脚本がパク・チャヌクやポン・ジュノが登場する遙か半世紀前から既に大成されていたことを思い知るに十分な一作だった。『パラサイト』が本作を一つの偉大な範型にしていることは自明だ。

平和なブルジョア一家の前に現れたのはメイド(=下女)志願の若い女。彼女は一昔前のノワール映画に出てくるファム・ファタールよろしく一家の主人を籠絡する。ここまではいかにも一家の悲惨な破滅を予感させるような筋立てだし、実際にそれは当たっているのだが、そこへ辿るまでの道筋は面白おかしく曲がりくねっている。

下女の孕んだ子供が流産に終わる、というあたりまではギリギリ想定の範疇内だったが、そこから巻き起こる悲劇のドミノ倒しには思わず笑ってしまった。子供を喪ってからというもの、下女からはすっかりファム・ファタールの耀いが消え失せ、愛と屈辱と憎悪に取り憑かれた鬼畜と化す。物語はもはや貧富のエレジーといった射程から大きく逸脱し、さながらサイコホラーの様相を呈する。階段、殺鼠剤といった危うげな伏線が一気呵成に爆発する終盤の展開には目を瞠る。

無責任な梯子外しのようなラストシーンは普通であれば立腹もののはずなのに、あまりにも勢いがあるものだから面白さが勝っている。「男であれば誰もがそうですからね」と画面に向かって微笑む主人から目を逸らしてしまった俺の負け。

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因果

3.0 必見のカルト。

2022年2月18日
iPhoneアプリから投稿

YouTube初見。
何処か雑な仕上りと撮られてしまった感、なるほどカルト。
節操無く予測不能な展開と驚愕のラスト。
ネタバレ回避要。
白黒画の不気味なマジ怖。
1960年の韓国か。
数多作品の下敷き説も確かに。
必見、と言おう。

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きねまっきい

3.0  約60年前の映画。むかしの映画で当時の韓国もどんな様子なのかわか...

2021年3月30日
iPhoneアプリから投稿

 約60年前の映画。むかしの映画で当時の韓国もどんな様子なのかわからないし、ちょっとピンと来なかった💦
ただ、旦那さん、ちょっとぉ!しっかりしてくださいよって感じでしたね。
 最後で、えっ?ドテッとコケる感じというか、そんなオチ?で拍子抜け😏

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アンディぴっと