エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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【「プロメテウス」の100年後、「エイリアン」の20年前に起こった出来事:エイリアンシリーズ第2作(時系列でいうと)】
リドリースコット監督のエイリアンへの想いは尽きない。今作ではエイリアン誕生の事実が描かれる。
そのリドリーのSF感覚は揺るぎないものであり、洗練された映像は大変見応えがある。
又、マイケル・ファスペンダーが演じる、デヴィッドとウォルターという新旧2世代のアンドロイドも魅力的。(マイケル・ファスペンダーのアンドロイド感が凄い。本当にアンドロイドじゃないかな)
只、ヒロイン、ダニエルズを演じたキャサリン・ウォーターストンはサブキャラが合うのではないかなとふと思ってしまった作品。
<2017年9月15日 劇場にて鑑賞>
エイリアンシリーズの作品性をさらに引き上げた本作
個人評価:4.2
プロメテウスの完全続編。伏線や謎を回収してくれる優れた脚本と感じる。
前話で描かれたアンドロイドであるデヴィッドの創造主への探求と憧れ。自分を作った人間こそが神であり、その人間を創造した創造主への憧れ。生命を作り出す事は、その者にとっての神になる事と同義。
神という言葉をエンジニアという表現を使っている世界観も素晴らしい。
人間が作ったアンドロイドが、人間と人間を作った創造主を脅かすエイリアンの創造主になり、彼らの神になるラストは、シリーズ通しての謎を一気に回収する結末として、感動すら込み上げる締めくくり。
単純にパニックSF好きのエイリアンファンには響かないもしれないが、本作の物語でエイリアンシリーズの作品性がさらに増す仕上がりになっている。
エイリアンの起源は人間?
リドリー・スコット監督
エイリアン進化論☆
挽回したのでは?
プロメテウスはぱっとしなかったが、それを今回は挽回したのでは?しかし、まあ、いろんな意見があるようで。
プロメテウスはなんというか、気負い過ぎた感じがあって頭でっかちで中身が薄いという印象だった。それを踏まえ、やっぱりこれだよな、というところに戻ってきている。
プラス前作でチャレンジしたであろう新しい映像技術も加わりバランスがいい。ビジュアルコンセプトについてはHRギーガーが遺したものをより忠実に再現する方向でしょうか。グロテスクでありながら神々しさを感じさせる美しい造形美が随所に見られます。
ヒロインの選択もばっちりかと思う。
ラストのアンドロイド替え玉はくるくるでやっぱりきた、とみんな察したことでしょう。それもまた楽し。
設定資料集か短編で十分。
え??? 難解すぎる…
エイリアンシリーズは、コレが初めて。
映像のクオリティはとても高く、空虚で洗練された雰囲気が未来世界をイメージさせる。
一方で、主人公たちのとる行動がどれも稚拙で、未来人のくせに「バカなんじゃないの?」と思わざるを得ないシーンがたくさんある。ヘルメット取るのが早すぎだろ!!一安心したからって、宇宙船内でイチャイチャするなよ!!など。
そして、肝心のエイリアンをサポートするアイツ!とても知的で無敵な存在だけど、本作で描かれる作戦はなかなかの行き当たりバッタリで、とても上手いとは言えない。
エイリアンシリーズを見ている人には、過去作との関連があったりして面白いのかもしれないけど、全く見ていない私には、サッパリでした。
なぜ「カントリーロード」?
前作『プロメテウス』では、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)がなぜ採取した微生物をチャーリーに飲ませたのかという謎が残ったままだった。続編となる今作ではその答えを用意してくれているものの、これは明らかに“ロボット三原則”違反だ!アイザック・アシモフ氏がこれを観たら怒り出すに違いない。
巨大宇宙船コヴェナント号は入植者2000人以上を乗せて、惑星オリガエ6を目指していたが、途中、謎の電波を受信し、そのおかげでもっと近くに人類が居住可能の惑星を発見する。オリガエは到着するのに7年以上もかかるし、数週間で到達可能なその惑星を目指して進路を変更することになった。コールドスリープしていた夫ジェイコブ(ジェームズ・フランコ)を亡くしたばかりのダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)は気が進まなかったのに・・・
母船から探査船に乗り移って10人が惑星の調査を開始する。巨大な謎の物体を発見し、やがて洞窟を発見して中に入る面々。そう、ここは前作『プロメテウス』で到着した惑星と同じだったのだ。植物の胞子から粉が付着し、宿主となった2人がエイリアンを体で育てるハメになってしまう。内1人が探査船に運ばれるが、姿を現したエイリアンと格闘したため探査船は大爆破。母船に帰るための無線機も嵐のためなかなか送信できないでいた。
その窮地を救ってくれたのが10年前に消息を絶ったプロメテウス号のアンドロイド搭乗員のデヴィッドだったのだ。コヴェナント号のアンドロイド・ウォルターとそっくり。ウォルターの方はダニエルズを助けるとき負傷し、左手首を失っていたという相違点のみ。縦笛を教えたり、語り合ったりして和やかな雰囲気で過ごすデヴィッドとウォルター。しかし、エイリアンは宿主を探すのに必死だ。彼らはまたしても窮地に陥る。
デヴィッドの謎は解けたが、過去の『エイリアン』でもアンドロイドが人を殺そうとしていた。これはもうアンドロイドに恨みしか持っていないようなストーリーだと勘ぐってしまう。というより、いつかは人間がアンドロイドに支配されると疑心暗鬼になっているのか。てなことを考えてみると、やっぱりアメリカ人的な発想なんだろうなぁ・・・
人造人間が主役なの…⁉️
1979年の最初のエイリアンは当時、大学生でしたが、観終わった後、肩の力が入っていたのがドッと抜けた疲労感に襲われるほど緊迫感と怖さを感じました。
リプリーの強さの中にエロチシズムさえも訴えてくるものがあり、リドリー・スコットの映画の凄さを見せつけられた事を覚えています。
そのエイリアン誕生の起源となる今作。プロメテウスからの流れをくむ中で、エイリアン誕生の謎に迫ると聞いて期待していました。
SF作品としとのエイリアン自体が迫り来る恐怖やグロさは確かにありましたが、それ以上に新種創造としてのストーリー性が濃く、エイリアンは脇役に追いやられた感じはしました。むしろ、最後をみると人造人間が主役だったみたいな…。
先は見える展開でしたが、それでも面白く、2時間引き込まれたのはリドリー・スコットの映画づくりなのかな。
観るたびに解らなくなるから予習大事
プロメテウスの続編
フォックスがディズニーに買収されたのもわかる
こ、これは。リドリースコット、ボケたの? いや、言いたいことややら...
旧シリーズ一作目のインパクトを引きずってるだけ
緩急の効いた大人のモンスターパニック
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