エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
全339件中、141~160件目を表示
神をも恐れぬリドリー・スコット!
「エイリアン映画」というよりは「リドリー・スコット映画」として鑑賞した方が楽しめるシリーズです。
リドリー・スコットはこれまでの作品で「残酷な現実」を描いてきた監督です。なので「残酷な現実」を覆い隠す「宗教」、特に「キリスト教」に対してかなり嫌悪感を抱いており、
「プロメテウス」では主人公が身につけている十字架をデヴィッドが外したり、
「オデッセイ」では同僚のクルーが残した木製の十字架を燃やして火を起こしたりなど、
これまでの作品でキリスト教に対して様々な嫌がらせを行ってきました。
その思想は今作にも反映されています。
映画の冒頭、「コヴェナント」号は船長「ジェイコブ」の事故死によって「クリス」が代理船長になります。
「コヴェナント」は「約束」であり、ここでは「人類と神様との約束」の意味、
「ジェイコブ」はヘブライ語が由来であり、ここでは「ユダヤ教」を意味します。ジェイコブをノンクレジットで演じているのはジェームズ・フランコという有名な俳優で、彼はユダヤ人です。
「クリス」はそのまま「キリスト教」の意味です。
映画の冒頭のシーンは要するに、
「人類と神様との約束」は「ユダヤ教」から「キリスト教」に託された。
と読むことが出来ます。
ただ、そこでこの「クリス」代理船長がヘッポコ過ぎたために人類の未来が危機に晒されることにるという展開は、今作におけるリドリー・スコットなりのキリスト教への嫌がらせだと思いました。
その他にも、リドリー・スコットの思想的な部分がこれでもかとばかりに凝縮されている感じが、リドスコファンの私からしたら堪らなかったです!最高でした!
その他の部分の私なりの解釈はwebサイトに書いてあるので、もし興味があったらそっちも読んで下さいー
結構面白かった
プロメテウス→コヴェナントと、宇宙船の名前が副題に入るシリーズですね。
従来の「恐怖感」というよりは「絶望感」に重きを置いた作りになっていましたね。スコット監督の作品は色々見てきましたが、コンセプトがしっかりしているものが多い印象です。ストーリー進行も飛躍のない丁寧なつくりをしていました。
個人的な印象ですが、デヴィットは皮肉が効いていました。ひとりぽつんと自己完結している人間はどこぞのツイッター民の自分語り・自己完結の気持ち悪さに似ていると思いました。
まだまだ続くね
冒頭のデヴィッド誕生シーンがテーマなんでしょ。アンドロイドって怖いよね映画でエイリアンの扱いが雑というか安っぽい。新種の花粉やらフェイスハガーでも幼体産まれるまで早くないっすか。成長も早いよね。白ハゲ人類ご先祖から産まれた白エイリアンもキモいけどもっとおどろおどろしく扱ったらいいのにね。
戦闘シーンとお決まりの放出までのバトルはいつものようにおもしろかった。
休眠に入るまえにダニエルズが湖畔の小屋を手伝ってねと言うのになにも答えなかったから、こいつデヴィッド!ってことになったんだけど、そこら辺のことは観てる人の想像にお任せしますっていうエイリアンシリーズのあるあるパターンにしてくれたらよかったのに。
まだまだ続くね
ずっこけ探検隊
基本的には楽しめたが、どこか漂うこれじゃない感
何やら微妙に評判が芳しくないようなので、どうなのかなと・・・不安な気持ちに駆られつつ、やや期待値を下げて見てみましたが、思いのほか普通には楽しめました。
でも、ホント「普通には」って感じなんですよね。
良く言えばエイリアンシリーズのいいとこ取りで、ファンにはたまらないシーン満載の映画でしたけど、悪く言えば既視感ありありで新鮮味はあまりなく、無理にこれを作らなくても・・・と思えなくもなかったです、前日譚は正直「プロメテウス」だけで十分でしょと言いたくもなるぐらい、もうお腹一杯と言うか、くどいと言うか、ちょっと飽きてきたと言うか、まあそんな感じで・・・心躍ると言う心境には至らなかったですかね。
勿論、つまらなくは無かったんですよ、単純にSFホラーとしては普通に楽しんで見れたし、普通にドキドキしましたし、一定の評価は十分していい作品だと思うのですが、何でしょうかねぇ、好みの問題かもしれませんが、これじゃない感がどこかにあって、何となく受け入れ難い部分が・・・。
まあこれ言ってしまえばお終いかもしれませんが、エイリアンの起源云々はもうどうでもいい心境に至ってきました(苦笑)
でもまだあと2作続く予定なんですもんね、何だかんだで作られれば見ますけど、今時点ではそこまで見たい気持ちは湧いてきてないかも・・・。
と、いちゃもんばかり書いてますが、B級ホラー的な部分は結構楽しんで見ていたのもまた事実、人間ってなんでこんなにバカなんだろうと、ヤキモキしつつもそのバカさ加減を欲している自分もいたりして、エイリアンに、更にはアンドロイドに翻弄される人間のおバカちゃんな部分はまずまず楽しませてもらいました、この手の映画お約束的シーンも結構好きでしたよ。
お約束と言えばリプリーを筆頭とするシリーズのヒロインはタンクトップでエイリアンと戦うのが定番ですが、本作もまさしく!
ただダニエルズを演じたキャサリン・ウォーターストンに、本作ではそれほど魅力を感じれなかったのはちょっと残念、それとエイリアンとの戦闘シーンが、やや物足りなかった印象で・・・いろいろと哲学的な要素を入れたり、主人公がエイリアンでも人間でもなくなった分、やっぱり何か違う感は拭えなかったですかね。
で、とうとう主人公の位置に上りつめたのがマイケル・ファスベンダー演じるデビッドでしたが、マイケル・ファスベンダーの演技はさすがの一言も、彼を巡る流れが個人的には微妙に苦手な流れで、その分ちょっと私の中では割引要素になってしまったかなぁ、前作でもこうなることは予見されてましたけどね、だけに、更なる続編に対してそこまで期待値が上がってこないと言うか何と言うか・・・。
リドリー・スコットらしいブレードランナー的な哲学が盛り込まれていたので、逆に好きな方はむしろ好きかもしれませんが。
まあ何にしても、溜息が出るぐらい壮大な映像美に関しては文句なしでしたし、サバイバルホラーとしてもまずまずは楽しめました、シリーズファンなら見て損は無い一本でしょう、でも楽しめたけど世間ではあまり絶賛されてないのも妙に納得ではありました。
ファンメイドのような味わい
プロメテウスの続編で、エイリアンの誕生談でもある本作。エイリアン第一作を踏襲したのか大量のエイリアンとの大戦ではなく、いち個体との死闘を描く。
その割りには雰囲気がエイリアン2だったなあ…「完璧な生命体」であるエイリアンの完全無欠さが全く表れていない。
まあ、2も好きだからいいんだけど、1のじっとりとした、徐々に追い詰められていく恐怖を観たかったなあ。
モンスターパニック映画としては上々。プロメテウスの続編としてもかなり面白い。それならタイトルはプロメテウス2の方がよかったんでないの?というツッコミはおいといて。
降り立った惑星で未知の生命体に遭遇、訳もわからないまま船員が減っていく様子はエイリアンそのもの。モンスターも気持ち悪さが半端なく、かなりの高得点。モンスターに翻弄されまくる前半は非常に面白い。
ただ、後半プロメテウスとの繋がりが顕になったあたりからは少し雰囲気が違う。いや、毎回こんな感じだったっけ?ずっとモンスターの恐怖に怯えていなかったなあ…エイリアンが船に入り込んだあともあまり危機感を感じなかったし。追跡できすぎてるんだよね、仕方がないけど。
オチは、まあ、よそうできるのではないでしょうか。後半に少し不満があるが、方向性の違いみたいなものなので、充分楽しめた。続編もあるのかな?
後味がすごく悪い
気持ち悪さは健在
プロメテウスを観とけば良かったと後悔…… プロメテウスの続編で、エ...
う〜ん、、、
面白く無いこともなかったけど、やはり1作目は超えられないよね。という話。
プロメテウス観たけどあんまり記憶に残ってなかったせいで、え?こんなんやったっけ??という感じ。
とりあえず、マザーに背くテネシーにもイラっとするやろうけど、嫁もアホ過ぎるやろ‼︎ というツッコミは誰もが抱くハズ。。。
自分達が母艦に帰るためにある調査船で銃乱射て😂キチガイやがなwww
冷静さのカケラもないし飛行士失格やがなwww
とりあえず、終始ファスベンダー氏のドアップ画像が続くせいで胸やけ起こしそうでした(;´Д`A
※マイケル・ファスベンダー氏は嫌いではない
途中挟まる心地いい程のキャサリンの普通さに癒されつつも、あまりしっくりこないまま観賞終了。
結論 : イケメンは長時間ドアップで観賞するものではない。
エイリアンは、旧3部作で終わらせておくのが正解でしたね。
面白かった
プロメテウス?エイリアン?
デイビッドは嘘をつく
結構楽しめました
1から観てるけど、エイリアンを進化させたのアンドロイド?
映画が始まると、アンドロイドと作った人との会話から始まるから、キモはアンドロイドかと思ったらビンゴ。
確かにAIが独自の言語で会話し始めたり、ヒトラーを賛美したりして慌てさせたってあるけど。
人類移住計画で、途中で人間が生きられる星見つけて、そこがエイリアンの巣だった、しかもアンドロイドがエイリアンを進化させていたなんて、途中から話の全てがわかってしまい、金返せと叫びたくなった。
ストーリーがこれからどうなるんだろう?ってワクワク感全くなくて、ラストなんて萎え過ぎる終わり方に。
驚きが全く無い。
アンドロイドは都合よくエイリアンカプセルを作れるんですね(^^)
どうせ、懲りずにまた作るんだろうけど、もういいや。
箸休め的な…
気が滅入る(ToT)
全てが悪い方悪い方へと話が進み、最後も救われないエンディング。「エイリアン」とか「エイリアン2」とかは密閉性の高いパニックと絶望的な展開の末に、娯楽性の高いカタルシスによって作品を楽しむことができた。勿論また続編があるのだろうけど後味が悪い。せめて最後にウォルターも母船にしがみついています的なカットがあったら作品の印象が大きく変わったと思う。いずれにしても作品の主役はウォルターとデイビットだったようだ。
全339件中、141~160件目を表示