エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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全体的に暗い エイリアンに期待していたものと違う路線に向かってる
エイリアン誕生、人類誕生をアンドロイドも絡めた物語は面白いと思うが、終わりまで暗く陰湿な感じ
見ていてすっきりしないというか、前作からのモヤモヤがさらに何かひっかかったような嫌な展開と終わり方
次があるかもわからない興収だったようだが、ぜひ見事に伝説のオリジンへとつなげてほしい
より深いテーマに
エイリアンよりもアンドロイドが怖くなる。
芸術や創造がテーマになっていることもあり、全体的に上品な印象。
音楽も映像も静謐な雰囲気で美しかった。
私の浅い知識では聖書や古典の引用に気づけずなところが多かったのだが、そのあたり掘り下げたらもっと面白そう。
単なるエイリアンパニック映画に留まらず、人間がこれから直面するであろう恐怖や問題をより深く提示してくれてるような。
見ごたえのある良作でした。
コレジャナイエイリアン
とにかく終始、コレジャナイ感が付きまとう一作。エイリアンシリーズの駄作は3だと心に決めていたのだが、下手をしたら3の駄作ぶりを越えるかもしれない。
とはいえそこはスコットだし映像は良い。宗教的なシナリオも悪くはない。しかしエイリアンシリーズに求められているものはなにもなく、ただただ、エイリアン出しとけば客は満足するだろう的な感覚がにじみ出てくる。
あとキャラクターがアホばかりなのも終始イライラさせられた。お前ら2000人の命預かってるくせして脳みそ足りなすぎだろというツッコミを入れたくて仕方がなかった。
超攻撃的エイリアン
もはや寄生された事も分からないと言う生理的に受け付けない流れ。
情報もなく警戒心も弱いクルー。
精鋭とは思えないメンバーに少しイラついた。
「エイリアン」一作目の前日譚的なポジションのシリーズだから、多分こうなるだろう…と思った通りになってしまう。
すでに「プロメテウス」で小難しい理屈を並べ、観る者を疲れさせたと思うが、今作もアンドロイドに小咄を繰り返させ、物事の推察力の欠片もないクルーが次々と餌食になる為、宇宙に行くってこんな程度の覚悟と認識で行けるのか?と呆れる。
作品としてはこんなもんだろうし思った以上の作品にはならない。続編は期待しない。
TOHOシネマズ府中にて観賞
中盤、アンドロイドのデイヴィッドが「ほう…入植者2000人、素晴らしい」(ニヤリ)と呟いた時点で、劇中の主人公達チームのミッションが「入植者へのエイリアン寄生を死守すること」と提示される。
そして、主人公達の目標は達成されないことも直ぐに読めてくる。
何故なら、これは続編ありきの作品だから。デイヴィッドの成果が負けるようでは、本作と前作が無意味になるから。
もう一つの先が読める理由は、主人公チームが全員あまりにも迂闊な方々で、彼らがデイヴィッドの知謀に敵うはずがない。
クルー全員がこっちの予想の斜め下を行く行動と決断を見せてくれるのは、今時の映画ではお目に掛かれない。
一、宇宙服を着用せずに初めての星を探索。案の定、何か吸い込む。
二、感染したらしきクルーをいとも容易く船内へ。案の定、艦を失う。
三、慌てて血で滑る!驚いたことに別のクルーも滑る!ドリフか。
四、艦内で慌てて乱射発砲して大爆発。こんなマヌケなシーン、全くの想定外。
五、2000人の顧客より私情を露骨に優先する操縦士。チームにカップルが多いのは入植後を想定しているんでしょうが、弊害大ですね。
五、「遠くに行くなよ」と言われた女軍人。案の定、遠くに行って襲われる。
六、「卵をよく見て下さい。いいですよ~」と言われて覗き込む艦長。案の定、フェイスハガーに飛びつかれる。
拾い物エイリアン映画の快作『ライフ』のクルーの一人でも居れば、完全な隔離を達成し、デイヴィッドの陰謀は潰えていただろう。というか、『ライフ』の女船長ならあの星に寄りもしなかったはずだ。
主役すら魅力皆無な人物造形は正直酷いレベル。
宇宙グランギニョールとしても『プロメテウス』のダウンスケール版。リドリー・スコット、老いたか?
撮影や美術は流石に見応えがあった。
シリーズ継続希望
エイリアン自体の怖さは2で終わってたはずです。2でエイリアンが昆虫みたいになって海兵隊が出てきて今度は戦争だでキャメロン監督のベトナム戦争ネタで。それを好むファンが増えたんでしたよね?コロニアルマリーンズはまさにそれ。シガーニィウィーバーや製作者はそうならないように3で原点回帰したかったけれどファンは2のようなアクションを望んだと。3はデビッドフィンチャーに全て任せてたらもっとファンに受け入れられる作品になってたんじゃないかとメイキングを見たら思ったり。
エイリアンの起源を探る新しい話は不評が多いみたいですが、宇宙のいたるところでエンジニアが生命のガーデニングをしていたのなら、地球人が宇宙に出た先々でアンドロイドを織り交ぜながら様々なエイリアンネタができそうです。リドリースコット監督の手を離れても想像を膨らませて作ってほしいとファンとしては次はどうなるかワクワクしながなら期待してます。
一番面白かったのは2、個人的に大好きなのは3、リドリースコット監督が次も監督するならそばで影響力ある助言するスタッフが必要ですかね?観客が想像できない過程でエイリアンの怖さを演出できるように。エイリアンの繁殖も様々ネタ作れそうです。お約束と想定外の組み合わせでアウェイクニングも楽しみにしてます。ノーミラパスの再出演にも期待したりしてます。
リドリースコット
正直2を例外として監督が変わり3と4がかなり微妙だったので前作のプロメテウスからリドリースコットが復帰してくれて最高
あくまで個人の意見だけど前日譚ではあるが映像美、ストーリー性ともに本来のシリーズを超えたと思う
旧約聖書必須?でもない。
「ハカセ⇄デイビッド⇄エイリアン」の関係はさらに左に「神(ヤハウェ)」を持って来ると、哲学的と言うか頭の体操と言うかともかく更に楽しめると思います。その為には一応一神教の思想と旧約聖書のダビデ王のクダリは勉強した方がいいですね。あ、ハカセが半ギレしながら「お茶を入れろ!」とデイビッドに命令する所も聖書絡みです。
あと、ジョンデンバーのカントリーロードが流れてクルーが喜んでいるところは、ブラックもいい所で、都市伝説絡みwww
で、小道具の失敗が一つありましたね。レーザーポインターの色。グリーンが使われはじめたのはここ10年くらいなので更に未来で使われていてもおかしくないのですが、リプリー時代はレッドでしたね。もちろん当時はレッドしか出回っていないし、グリーンになるなんて思ってもいないから仕方ないんだけど、今レーザーがグリーンなのは「レッドより視認性に優れているから」なので、そこら辺知っていると「なんでコヴェナント以降に性能劣化させるんだ?」って考えちゃいます。エクスペンダブルズもレッド使っているしそれで良かったんじゃね?と思います。
第1作とか観てるのでショック感は薄いものの、全体としてはよく練られたストーリーだし、前のを知らなければエイリアン出現シーンはカナリショックだろうと思うので、気に入りました。
リドリー版、ブレードランナー2
ツッコミ所は多々あるものの、少なくとも前作プロメテウスの30倍位は楽しめました。
当初嫌いだった新クリーチャーのデザインも見慣れると可愛く思えてきたり。
小道具のレトロ感や、華のない地味なキャスティングも見事で。正にエイリアン一作目の雰囲気を再現できていたと思います。
ビジュアル面や演出では前作に比べかなり初代エイリアンに近い印象になっていて、安心して見れました。
個人的に残念だったのはエイリアンの生態において、これまでとやや矛盾する設定が加えられていたりする点ですかね。エンジニアの下り等は原作レイプと言われても仕方ないくらいのもので。シリーズのファンの中にも拒否反応を抱く人もいるかと思います。
これらを受け止められるか、不快に感じるかでも作品の評価は割るところでしょう。
また、エイリアンには必要ないような不必要なシーンが多く、ごちゃごちゃした印象は拭えません。監督が良くも悪くもやりたい放題詰め込んでいますが、このカオスな作風にノレれば楽しめるはず。
作中登場するアンドロイド・デイビッドの"親殺し"のテーマ性は、ブレードランナーのロイを思わせて興味深かったです。
ネオモーフの活躍もきっちり描かれていて楽しく見れました。
エイリアン映画としては十分次第点。
次回以降二作かけて何を描き初代エイリアンに繋げるのか、監督の作家性が問われるところかもしれません。
新3部作であるなら、納得出来る
エイリアンに繋がるようになるのかなと思っていたことをお詫びします。映像技術はあいも変わらず素晴らしいし、次に繋がるラストは良かったと思います。次回作期待しますが、米国でヒットしなかったと聞いていますので、資金が集まるのか心配しています。
謎が深まる。
エイリアンシリーズを全て見ていて、
関連作はやっぱり気になっちゃう派なので(笑)
いざ見てみましたが(・U・)、、、
正直言ってしまうと、
「前日譚」と称されてますが、やはり
エイリアンサーガシリーズとはまた
'別の'ものと思いました。
前作のプロメテウスもそうだったと思いますが、
妙にストーリーが哲学っぽくなったり深みがあったり、既存のエイリアンシリーズのような
「単純」とは違うけど「シンプル」というものではなくなってしまっていて難しかったですね。。
映画の感想を言うと
まぁまぁかなって感じでした(^◽︎^;)。
既存のシリーズに負けず劣らずのグロさもあり
(映画館で見るとやっぱり怖いかなって感じ笑)、
ヒロインがエイリアンと戦う場面が少しかっこよかったかなって感じです。
あとはマイケル・ファスベンダー演じる
味方のウォルターの勇ましさも良かったです。
残念なのはやっぱりバッド・エンドということで
悪者のデビィッドの勝利。
内心(チクショーーっ!!)と僕も叫びたくなりました
(-_-||)。
そして前日譚ということでやっぱり、
サーガとの繋がりが気になりますが、前述の通り
なんか'無理矢理感'が感じます笑
今作でなぜエイリアンが生まれたかという話は
できましたが、これだとシリーズに出てくる
リプリー達がただの'被害者'にしか思えませんし、
まだ謎もいくつか残りましたね。。
・デビィッドはあの後どうなったのか?
・なぜウェイランド社がエイリアンのことを知っていたのか?
・ジャガーノートにエイリアンの卵があり(デビィッドの置き土産?)、また他のエンジニアがいたのか(デビィッドによって虐殺されなかった生き残りか?)
などなど気になる点はまだ多いですね。
監督によるともう1作、作られるようですが
それはまたプロメテウスとコヴェナントの間の話
だそうですし・・・
また訳がわからなくなりますね笑
アンドロイド。
「プロメテウス」の続編であり「エイリアン」の前編に当たる本作
だがこれならタイトルを「アンドロイド」にしたらどう?なんて
思ってしまった。ファスベンダー演じるデヴィットの登場から
あ~最後はこうなるなと分かってしまったし、彼を観る作品だ
った気がするからだ。エイリアンの創生もかなり残酷で怖いが
それを完成へと導いたデヴィットありきの作品。ウォルターと
デヴィット役でほぼ出ずっぱりのファスベンダーが引張る内容
で、エ?それでダニエルズはいつからどんだけ活躍するのよと
待ちに待ってしまった。特にエイリアンファンではない私でも
興味深く観られたが、プロメテウスがあまり面白いとは思えず
所々を忘れていたので、時間があれば復習してから観たほうが
より繋がりが確認できるのかも。初めてエイリアンを観た時の
ショックや恐怖に慣れてしまった今も気持ち悪さは健在だった。
大ヒット超大作など望まない、これぞエイリアンワールド‼️
これを待っていた
前作プロメテウスに続き、このシリーズはいかにエイリアンの世界に浸れるかにつきる。
映画としてどうこうは置いておこう。
そうゆう意味では満点です。
ついに明かされたエイリアン誕生の謎。
もはや主役はデヴィッドになってしまいましたが、プロメテウスの動向からそれも想定内ではあった。
デヴィッドのドラマとも言えるのか…
スコットよ、ありがとう。
満足
「エイリアン」シリーズの第1,2作を観ていると尚良いが、前作「プロメテウス」の観賞は必須。初めてエイリアンを観るという人には全く向いていないが、リドリー・スコットはあの年にして今までのシリーズをはるかに凌ぐ壮大な世界を想像していると思うと脱帽だ。
後付け感は否めず、シリーズにも矛盾が生じるのは事実だが、それはハリウッド映画ならではの「無かったこと」にして切り抜けれそうだ。(確か「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」はそうなっていたはずだ)前作よりは分かりづらいこともなく、きちんと「エイリアン」だったが、それでも謎は解明しきれていない。
ファンとしては気になるジャガーノート号のエンジニアの存在や、なぜ彼らは人類を滅ぼそうとしたのかなど、本編を観ただけではまだ分からない部分は正直まだ多い。それを分かりやすく解釈しているサイトがあったり、映画パンフレットやBlu-rayなどのソフトの特典映像にヒントが隠されていたりなどがされているものの、劇中でしっかり描いて欲しいものだ。私はそのじれったさや分からないものへのわくわく感や作品そのものの世界観にはまり、お気に入りの一本になったのだが、それにしてもやりたいことをやり過ぎに感じる。興行成績を期待するならば、今のやり方は適していないだろうと思われる。
だが、リドリー・スコット監督が自身のやりたいことを突き進むのであれば、我々もそれに便乗して観たい人だけ観れば良いと言うことなのだろうか。
スペースコメディー映画(笑)
前作に引き続いて、クルー全員が間抜け過ぎて笑ってしまいます。
血で滑って笑い、再度滑って爆笑、挙句の果てに宇宙船爆破させ大爆笑。
映画館で久々に大声で笑ってしまった。
まぁ、リドリー・スコット監督だからそれでいいんです。
なんだか温かい目で「うんうん、こういうのが作りたかったんだね。こまかいツッコミ所は気にしない」
監督への愛があれば楽しめる映画だと思います。
全327件中、81~100件目を表示