エイリアン コヴェナントのレビュー・感想・評価
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え??? 難解すぎる…
エイリアンシリーズは、コレが初めて。
映像のクオリティはとても高く、空虚で洗練された雰囲気が未来世界をイメージさせる。
一方で、主人公たちのとる行動がどれも稚拙で、未来人のくせに「バカなんじゃないの?」と思わざるを得ないシーンがたくさんある。ヘルメット取るのが早すぎだろ!!一安心したからって、宇宙船内でイチャイチャするなよ!!など。
そして、肝心のエイリアンをサポートするアイツ!とても知的で無敵な存在だけど、本作で描かれる作戦はなかなかの行き当たりバッタリで、とても上手いとは言えない。
エイリアンシリーズを見ている人には、過去作との関連があったりして面白いのかもしれないけど、全く見ていない私には、サッパリでした。
なぜ「カントリーロード」?
前作『プロメテウス』では、アンドロイドのデヴィッド(マイケル・ファスベンダー)がなぜ採取した微生物をチャーリーに飲ませたのかという謎が残ったままだった。続編となる今作ではその答えを用意してくれているものの、これは明らかに“ロボット三原則”違反だ!アイザック・アシモフ氏がこれを観たら怒り出すに違いない。
巨大宇宙船コヴェナント号は入植者2000人以上を乗せて、惑星オリガエ6を目指していたが、途中、謎の電波を受信し、そのおかげでもっと近くに人類が居住可能の惑星を発見する。オリガエは到着するのに7年以上もかかるし、数週間で到達可能なその惑星を目指して進路を変更することになった。コールドスリープしていた夫ジェイコブ(ジェームズ・フランコ)を亡くしたばかりのダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)は気が進まなかったのに・・・
母船から探査船に乗り移って10人が惑星の調査を開始する。巨大な謎の物体を発見し、やがて洞窟を発見して中に入る面々。そう、ここは前作『プロメテウス』で到着した惑星と同じだったのだ。植物の胞子から粉が付着し、宿主となった2人がエイリアンを体で育てるハメになってしまう。内1人が探査船に運ばれるが、姿を現したエイリアンと格闘したため探査船は大爆破。母船に帰るための無線機も嵐のためなかなか送信できないでいた。
その窮地を救ってくれたのが10年前に消息を絶ったプロメテウス号のアンドロイド搭乗員のデヴィッドだったのだ。コヴェナント号のアンドロイド・ウォルターとそっくり。ウォルターの方はダニエルズを助けるとき負傷し、左手首を失っていたという相違点のみ。縦笛を教えたり、語り合ったりして和やかな雰囲気で過ごすデヴィッドとウォルター。しかし、エイリアンは宿主を探すのに必死だ。彼らはまたしても窮地に陥る。
デヴィッドの謎は解けたが、過去の『エイリアン』でもアンドロイドが人を殺そうとしていた。これはもうアンドロイドに恨みしか持っていないようなストーリーだと勘ぐってしまう。というより、いつかは人間がアンドロイドに支配されると疑心暗鬼になっているのか。てなことを考えてみると、やっぱりアメリカ人的な発想なんだろうなぁ・・・
本当の恐怖がついに覚醒!
エイリアン・シリーズ第6作(前日譚シリーズ第2作)。
レンタルDVDで鑑賞(吹替)。
前作は繋がりを敢えてぼかすような印象を受けましたが、本作はタイトルにもずばりエイリアンの名が入って、本格的な前日譚と言える作品になっていました。主人公の女性もどこかしらリプリーを彷彿とさせる雰囲気がありました。
前作のラストでちらっと登場したクリーチャーは、似たところはあるもののまだまだ私たちの知るエイリアンとは違う形態でしたが、本作でついにそのものな生物が誕生。本当の恐怖が始まっていきました。誕生の所以に衝撃を受けました。
エイリアン・エッグ、フェイスハガー、チェストバスターと馴染みのあるものたちが登場して、無条件にたぎりました。その獰猛さと不気味さは相変わらず。次々に血祭りに上げられていく人間たち。原点回帰な恐怖描写が堪らなかったです。
生命の起源に迫り、人間の存在そのものを問うテーマに胸がゾクゾクしました。独特の映像ビジュアルも去ることながら、深い問い掛けに満ちた内容に圧倒されっぱなし。
リドリー・スコット監督はやっぱりすごいなぁ、と…。押えるべきところをきちんと押さえて、尚且つさらなる高みへと押し上げていく手腕が素晴らしい限りだと思いました。
1作目には接続していないので続編に期待ですが、ニール・ブロムカンプ監督の新作次第でどう展開するか変わるそうなので動向を注視したい。前日譚シリーズが完成したら、エイリアン・シリーズは生命とは何かと云うテーマを孕んだ壮大なSF叙事詩の様相を呈しそうであり、想像しただけでワクワク!
※修正(2023/08/27)
人造人間が主役なの…⁉️
1979年の最初のエイリアンは当時、大学生でしたが、観終わった後、肩の力が入っていたのがドッと抜けた疲労感に襲われるほど緊迫感と怖さを感じました。
リプリーの強さの中にエロチシズムさえも訴えてくるものがあり、リドリー・スコットの映画の凄さを見せつけられた事を覚えています。
そのエイリアン誕生の起源となる今作。プロメテウスからの流れをくむ中で、エイリアン誕生の謎に迫ると聞いて期待していました。
SF作品としとのエイリアン自体が迫り来る恐怖やグロさは確かにありましたが、それ以上に新種創造としてのストーリー性が濃く、エイリアンは脇役に追いやられた感じはしました。むしろ、最後をみると人造人間が主役だったみたいな…。
先は見える展開でしたが、それでも面白く、2時間引き込まれたのはリドリー・スコットの映画づくりなのかな。
観るたびに解らなくなるから予習大事
プロメテウスの続編
フォックスがディズニーに買収されたのもわかる
こ、これは。リドリースコット、ボケたの? いや、言いたいことややら...
旧シリーズ一作目のインパクトを引きずってるだけ
緩急の効いた大人のモンスターパニック
マイケルファスべンダーの為の映画
苦手だけど良かった
子どもの頃見たエイリアンがトラウマで一切見て来なかったのだけど、
エイリアンがどうやって誕生したか、は人間ドラマや探検がメインなのでは?と借りて見た。
観たらエイリアンはエイリアンだった。
急に出て来る演出、CGにより増したスピード感と生々しい質感にドキドキしまくりだった。
苦手だわぁと思いながら観てたけど、
マイケルファスベンダー同士の関係性とミステリ要素が重なって、
後半は映画として面白い作りだなぁと思った。
主人公があまり活躍してなかった気もするけど、
マイケル・ファスベンダーの怪しさと次々に死んで行くクルーを観てると飽きなかった。
エイリアンシリーズ観てないからよく分からないけど、人間からドバッと出て来る誕生シーンはエグいけど、つるんとした頭のデカくミニサイズのエイリアンは案外可愛らしかった。
そんなに悪くもないけど、スッキリしない。
映画館で期待して観た。
映像表現的にはそんなに悪くはないが
とにかく作品として暗い。
アメリカのハリウッド作品は
このところ全体的に暗い。
アメリカの社会不安が映画に現れているのではないか?
アメリカ社会が病んでいるのかもしれない。
ただ、主役はあのエイリアンなので
ある程度暗いのは仕方ない。
エイリアンが創られた秘密が
少し明らかにはなったが
それには人間が関わっており
そのストーリーが何とも暗いのである。
さらにエイリアンではお馴染みのキャラクター、
アンドロイドな重要な部分で関係しているようだ。
結果としてさらに続編も匂わせる展開。
確かにそんなに単純に語れる話でもない。
登場する人間はあまりに弱く知恵もない。
バタバタとまたしてもエイリアンに
やられてしまう。
観た後はやはり何ともスッキリしない。
期待していただけに残念。
リドリースコット監督には
次回続編でスッキリした展開で締めていただけるようにお願いしたい。
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