スティーブ・ジョブズのレビュー・感想・評価
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ソリューション
相対的にジョブスはクズだ、
絶対的では無いけど
ただ、クズも認めるような、
多様性の許容が結果的に社会にはあるが故に
Mac iMac iPod iPhoneと革命が成されたと思う
Macはだれのためのモノか?
最も理解し 確信しているのもジョブス
製品=ソリューション=課題解決、
課題=解決すべき問題、
問題=理想と現実を隔てるギャップ
このギャップを把握することは困難、
それをできていたのがジョブス
だれのための課題解決を成したいか、
の選択において、
世界の!大衆の!
がtop priority であり、
対 家族、対 仲間、が希薄だったのだろう
けれども希薄であって
皆無ではなかったことが
ラストのあたたかさに繋がる
知らない人にはおすすめできない。
・知らない人にはおすすめできない。
スティーブ・ジョブズ氏のこと、PC・デバイス?業界のことをあまり知らないからこそ、興味があったので鑑賞してみました。
この映画は、氏と他の登場人物との会話が中心に描写されています。確かに、その会話の内容には氏の性格等が表現されています。しかし、全体的にふわっとしてます。こういう事情を抱えながらも偉業を達したのだという結果をみせてはいるけれど、具体的に登場人物がどういうことをしてきたのかはっきりしませんでした。会話から推測・想像しろということでしょうが、経過の描写が少しはほしかったです。
氏にとって重要な出来事である新商品の発表会?の直前ごとでシーンを分けている点は斬新でよかったです。演技はリアルでした。
全てがハズレ
ベストセラーとなった伝記を原作にして,スティーブ・ジョブズの姿を描こうとしたものらしいが,結果的には失敗作だと思った。まず,描かれているのが Macintosh 発表の 1984 年から,Apple を退社に追い込まれ,NeXT 社を設立した後 Apple 社に戻って iMac を発表する 1998 年までの 14 年間に限られており,iPhone や iPad の開発の話は一切出て来ず,Woz と Apple II を開発していた頃の話が時々回想されるだけという構成であったのは,一体何を狙ったのだろう?スタンフォードの名演説も,iPhone の発表時の神懸かったプレゼンも描かれず,最晩年の闘病も一切触れられていないこの映画は,ジョブズの偉大さを何も描いていない。
初代 Mac のお披露目のステージでの苦労話で散々気を揉ませておきながら,肝心な発表シーンを描かないという脚本には,映画の序盤から深い失望を覚えた。何というひねくれた脚本だと思ったら,「ソーシャル・ネットワーク」を手がけた人だった。あの映画もイライラさせられるだけで何も面白い話が拾えなかったので,非常に肩すかしを食らったのを忘れることができないのだが,またしても,という思いをさせられた気がしてならない。同じ奴が作った地雷を2度踏まされたような思いである。
この脚本家は,どうやらコンピュータ技術には一切興味がなく,主人公の人間的な欠陥や,仮定や職場での人間関係やゴシップなどにしか関心がないらしく,全く辟易とさせられる話ばかりが連続した。偉業を成した人物を自分らの水準まで引き摺り下ろし,ほら,こいつも結局どうしようもない人間だったんだと面白おかしく描いて自己満足している多くの駄作に,新作が加わったというだけの話である。この映画を観ても,ジョブズが成し遂げた偉業の凄さは一切伝わらず,私のような古くからの Mac ユーザにとっては,新しいエピソードも一切出て来なかった。
Apple II の電源からメイン基盤,画像回路から HDD 周り,さらには OS までほとんど1人で作り上げ,現代の電子回路技術者のカリスマとして特筆されるべきウォズは,ただの太った電子オタクとしてしか描かれておらず,Apple の最も苦しい時期に会社を支えた Apple II というプロダクトを口汚く罵るだけのジョブズばかりを執拗に描いた理由は何だろうか?この監督はウォズに親でも殺されたのかという不審感を抱くほどであった。ジョブズをクビにしたスカリーの描き方は更に酷かった。
キャスティングも納得できるものではなく,最初のシーンに出て来たのがてっきりスカリーだと思ったらそれがジョブズだというのには最初から違和感全開で,結局最後までその違和感が晴れることはなかった。中くらいのスクリーンの劇場に私1人だけという貸し切り状態で見られてラッキーと,最初は喜んだのだが,こんな面白くもない映画を1人で見たからといっても何の自慢にもならないと思った。
(映像3,脚本1,役者2,音楽2,演出1)×4= 36 点
天才の素顔
アップルの創始者、スティーブ・ジョブズの伝記映画。
アシュトン・カッチャー版とマイケル・ファスベンダー版を一気に鑑賞。
こちらは、アカデミー主演男優賞にもノミネートされたマイケル・ファスベンダー版の話題作。
似てる似てないで言ったら、似てない。
しかし、そこは演技力でカバー。
中盤のジェフ・ダニエルズとの激論シーンは圧巻。
特筆すべきは、マーケティング担当ジョアンナ役のケイト・ウィンスレット。
ジョブズの右腕で、彼に物怖じせずズケズケ言う、“仕事上の女房役”。
オスカー助演女優賞ノミネート、大穴受賞とも言われた存在感は納得。
監督にダニー・ボイル、脚本にアーロン・ソーキンの贅沢な豪華版。
二人の才人が迫ったのは、IT界のカリスマに非ず、“人間”スティーブ・ジョブズ。
焦点が面白い。
アシュトン・カッチャー版のように半生を描くのではなく、ジョブズの転機となった3商品発表会の舞台裏。
1984年、Macintosh発表会。
1988年、NeXT Cube発表会。
1998年、iMac発表会。
とりわけ3つの時代を通して描かれる興味深い点は、“父親”としての顔。
1984年のMacintosh発表会直前、元恋人が娘リサの認知を求め、控室に現れる。
この時もスタッフに無理難題を押し付ける完璧主義。
とは言え、人の子。
そんな男にだって、父親としての情愛が…
NO!
認知を一切認めず、元恋人に厳しい言葉を投げ掛け、幼い娘を失望させる。
1988年、養育費だけは送り続けていたが、娘への接し方はぎこちない。
そして1998年、父娘の仲は深刻化、娘との和解を決意する…。
当初は、父は娘を拒絶、娘は父からの愛情を渇望。
それが、娘は父を拒絶、父は娘への愛情を示そうとする様に立場逆転。
一応彼なりに娘を愛している。
だが、元から人へ優しさを表せない男、幾ら娘とは言えどう愛情を伝えていいか分からない。
しかも、年頃になった娘は、これまで乗り越えてきたどの修羅場よりも難題。
IT業界に革命をもたらしたカリスマがさらけ出した素顔、脆さ。
そんな彼へジョアンナが叱咤した言葉にグッときた。
ラストシーンは、カリスマとしてではなく、娘を通して“一人の人間”もしくは“父親”としてのスティーブ・ジョブズを垣間見た。
アーロン・ソーキンの凄過ぎる脚本
こんな伝記映画観たことない。凄い。兎にも角にもアーロン・ソーキンの脚本が凄過ぎる。ジョブズの生涯を3回の新商品発表会直前の舞台裏に集約させるというアクロバティックなもの。劇中の言葉を借りるなら「現実歪曲」かもしれないが何よりも真実を捉えている。超絶大傑作
これ当初は監督デヴィッド・フィンチャーで企画が進められたけど結局ダニー・ボイルになったんよな。『ソーシャル・ネットワーク』を生涯ベストに挙げる者としてはフィンチャー版も観てみたかったけどダニー・ボイルも本作ではビジュアリストとしていい仕事してました
しかしアーロン・ソーキンは『市民ケーン』が好きなんだなと思った。『ソーシャル・ネットワーク』も本作もラストは「バラのつぼみ」やもんな
台詞も素晴らしい。「Newtonを切ったのはタッチペンを使うからだ」「音楽をポケットに入れてやる」とかそれぞれiPhoneとiPodを示唆してみたり。アーロン・ソーキンの書くダイアログは含蓄あるのは言うまでもなく言外の意味も富んでて…何回も言うけどアーロン・ソーキンの脚本は凄過ぎる
「こんな映画観たことない!」と思わせてくれる作品が大好きです
完璧な脚本と体現したボイル監督
アップル社の共同創業者スティーブ・ジョブズの伝記映画として世に送り出されたが、本作を伝記枠として括るのは間違いである。
2013年に同タイトルで公開された主演アシュトン・カッチャー版ジョブズ。伝記という意味ではこちらのほうが相応しい。全体を通してジョブズに似せようとメイクからカッチャーの演技まで注力していたことが垣間見れる上に彼の半生を描くという意味でもこの一本を見れば大体は理解できる。ただ、映画の出来として本作ダニー・ボイル監督版ジョブズとは雲泥の差がある。
本作はジョブズの人生の分岐点に焦点を当てている。Macintosh発表、ネクストの発表、そしてiMac発表だ。故にこれらの前後に起きた出来事は詳しく描かれていない。踏み台替わりにカッチャー版ジョブズを鑑賞すれば、批判まみれで消えた前作の価値も少しは上がるだろう。
前述通り本作は3部作構成。それぞれがジョブズの起点となっており、この描き方が伝記とかけ離れた3部の劇を見ている心地よい感覚に浸れる。そして、元々は舞台監督であったダニー・ボイル監督がこの脚本を映画化した時点でこの映画の成功は約束されても同然。
その中でも魅了されるのが年代に合わせた空間づくりだ。Macintosh発表の1984年は16mmフィルム撮影を駆使しレトロな映像で時代背景を表現。年代が変わりiMac発表の1998年には現代主流であるデジタル撮影で繊細な映像美を披露。3部それぞれがオリジナルの特徴を醸し出していることで全体的にオシャレな映画となっている。
伝記映画といえば対象の人間にどこまで近づけるかというのが期待するところでもあるが、本作の主演マイケル・ファスベンダーは1部である1984年から意識はしていないようで、監督もそこは気にしていなかったらしい。確かに仕草や話し方でジョブズの人間性は垣間見れるが外見はファスベンダーそのまま。これは一貫して意識していなかったことらしいのだが、驚くのは3部でのファスベンダーだ。姿を現すとジョブズが蘇ったかのような風貌で登場する。これには監督も驚きを隠せなかったらしいが、考えれば1部から似せようとしていなかったのにここで急に頑張るのも不自然な話。これが自然と出来上がったジョブズという信憑性が高い出来事となると冒頭からの素晴らしい空間づくりの賜物と感じる。
最後はちょっと
伝記というよりも実在の人物をモチーフにした舞台劇。それぞれのキャラクターが立ってて面白い。アップルあるあるネタも絡み合って楽しい。ジョブスは際立っている。まさにクソ野郎だが、視聴する側は彼の功績の偉大さを知っているからこそバランスをとることができる。ストーリー展開は疑問。あらぬ方向に話は収束していくので、最後はおいてけぼりをくった感が否めない。
なかなかいい映画でした。
映画の造作が面白いということと、ジョブズの変化と周囲の変化が時をおいて変化してゆくのが面白かった。
変化するということを表現するためにこういう映画の造りになったということなのだろうけど、それはそれで素晴らしい。
難しいということもないけれど、見慣れてないとそう捉えられるのかもしれない。ラストシーンはことによかった。
トゥルーマン・ショーみたいな気持ちになった。
世界を変えた天才は完璧な人間ではなかった。
世界を変えた天才は完璧な人間ではなかった。父親としての姿そして家族の物語を始めて観た。傲慢で自分勝手な人間を取り巻く人達の行動や心情がいかにスティーブ・ジョブズが変人であったかを際立たせる。面白い。
スティーブ・ジョブズの描き方が独特
スティーブ・ジョブズの生涯の内でマックの発表会の場面でアップル社の人々の葛藤と娘との関わりを表現している。確かに天才だったが売れなかったら外される世界。でも彼は甦りアイポットも発明した。マネージャー役?ケイトが良かった。
あらためてジョブズの凄さを実感
プレゼン以外で見せる人間としてのジョブズについては、いろいろなところで語られているけど、あまり真剣に見てきませんでした。この映画はノンフィクションなの?だとしたら、あの素晴らしいプレゼンの裏でこんなことが起こっていたかと思うと、改めてすごい人なんだなと感じました。
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