あるみち
解説
第37回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2015グランプリ受賞作品。監督の杉本大地自身が主人公を演じ、大学浪人から大学に入学し、新しい友人たちとの出会いや、昔の仲間との関係性の変化、母親との何気ない日常など、杉本監督自身の体験を再現した。友人や母親も実際の本人たちが演じている。15年・第28回東京国際映画祭のPFF提携企画等で上映。
2015年製作/85分/日本
第37回ぴあフィルムフェスティバル・PFFアワード2015グランプリ受賞作品。監督の杉本大地自身が主人公を演じ、大学浪人から大学に入学し、新しい友人たちとの出会いや、昔の仲間との関係性の変化、母親との何気ない日常など、杉本監督自身の体験を再現した。友人や母親も実際の本人たちが演じている。15年・第28回東京国際映画祭のPFF提携企画等で上映。
2015年製作/85分/日本
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2016年2月13日「PFFアワード2015」グランプリは杉本大地監督「あるみち」
2015年9月24日この監督の作品は「同じ月は見えない」を見て興味を持ちました。
何だろうと思いながら調べていたら、こんな作品も手がけていたのですね。多分日本で一番HOTな映画監督ではないのでしょうか?
商業映画、わからん映画、その間にある個性ある映画を作る数少ない監督だと思います。次の作品に期待します。
自主映画っていうことが逆にこの映画に価値を与えているだけ。実はなんてことのない多くの監督たちがとっくに通過した所にある作品。ここを通過して一回りした上で、またこういう作品を作った時に名作になる可能性はあるが、自主映画だという事に甘んじているだけの作品。監督自身が主演をしていますが演技が結構ひどい。ものすごく中途半端でナチュラルなことを心がけている感が痛々しい。それはその他の人たちにも言えることで中途半端な演技指導が行われて素人丸出しである。それを、これが自主映画の味です。と言わんばかりの中途半端な撮影・録音技術。ちゃんと計算して作ってあるとすれば脚本家としての才能はすごい可能性があるが、映画としてこれはない。
こういう映画は良いかもしれない、響くね!!
偉い人達が色々言ってるけど、そうじゃないんだよね。
難しい事はわからないけど、「うん、うん・・・」って映画を見てうなずけるかって事だね。ここ10年久々に映画見て泣いたよ。
「あるみち」・・・私も「あるみち」。
以前から気になっていたので東京国際映画際で見ました。
この感性はすごい。今まで固定されていた日本の映画から良い意味ではみ出ている。荒削りではあるが、それが返って新鮮味を出している。ドキュメンタリータッチで話は進むが、ドキュメンタリーではなく
計算しつくされた脚本をもとに演出したという。
人が死んだり爆発はしないが、何気ない台詞?会話?から淡々と主人公の心情を描きだしている、押し付ける事がない演出に心地良さを感じた。
すばらしい感性を持ったこういう若い監督を大切にして行かなければ日本映画の将来はないような気がする。
この作品をグランプリにしたPFFの感性もまだまだ捨てたものではない。