映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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涙出たよ
君の名は、、とほぼ同時に観に行き。一般的な君の名はの評価をこちらにあげたい。
原作は読んでません。
あまり泣かないんですが、、作りもん世界のおためごかしだと分かっていてもサビ的シーンでは鼻水泣きしました。
も一回観たい
衝撃的な作品
良識と常識を持っていたらそのような行動に走らないでしょ!という場面ばかりで全く感情移入できず、泣けなかった
いじめや障碍者について真正面から向き合った作品では決して無いので、特に小さなことに影響を受けやすい低年齢層には絶対に見てほしくない作品
ここまで180度違う感想を持っている人達が大勢いることに、非常に衝撃を受けた
涙が
なんども予告編見て
どうしても見たくて初の1人映画までした作品
絵が終始安定してるし声優さんもばっちり
さすが京アニだという感じ
映画後に原作見ましたが、
ぎゅっとまとめた感とちょっと省いたところはありましたが
ちゃんとまとまってるし感動できる
周りの子にも見てほしいとおすすめできる映画
ぜひ映画館でといいたいところですが
DVDでぜひ
手話シーンが字幕ないとわからないのは難点
でも物語の流れ的にこんなかなと予測するのも楽しかったです
立川で見てきた
前回2016/9/23に新宿で見て痛く感銘を受け、原作買って、更に感動し、身内に読ませ、会社の夜勤用推薦図書として常設したり、嫌な人のあだ名に「川井さん」などが定着した頃に丁度、立川からメールがきて、スタッフ監修の極音上映と聞いて見てきた。
正直思ったほどではないというか思ったとおりというかうんなんかそんな感じ。
ヤマカンも言ってたけど二回目見ると荒削りな荒の部分に目がいっちゃって初回に見た時の感動より目減りしちゃうかなとか、原作読んでからだとイヤリングの件とか強調しすぎ?とか思ったり。うんまぁ原作読んだのがでかいと思う。原作の方が良い。
で、音響の話なんだけど。
これも、これも初回見た時の衝撃の方がでかくて、記憶の中の音響と大差ないというか、まぁ俺そこまで耳よくねぇしなというのが正直な感想。
ですが、花火と最後の世界が開けるシーンは良かった。花火見に行った時の胸に音が響く感じを思い出した。
まだ見てない人なら絶対に立川に行くべきだし、
耳の聞こえない人も絶対に立川に行くべきだし、
最近立川以外で見て記憶が増長してない内の人も行くべき
書いてて思ったけどあくまで初回と立川の対比であって
映画自体はいいよ思い出すだにうるっとくるもん
泣かないでよ西宮
聲の形が心の聲に…。
今年、最初の映画鑑賞。前々から観たいと思っていた作品。「君の名は」がエンタメ作品なら、こちらはグッと思春期の心にスポットを当てたヒューマンドラマ。
心の聲が形となって、それぞれの登場人物の痛みとなって、すれ違っていく。と同時に温かさを運ぶ。
年をとって考えれば、そんな事と思える事もこの時期には、あまりにも大きなシコリとなって、トラウマに…。
主人公は、そんな苦しみと向き合い方を、もがき、模索する。現在、イジメや学級崩壊をしている今の子供達が観て欲しい作品。
但し、学校や先生を安易に悪く描くのはやめて‼︎今の殆どな先生や学校は一生懸命、子供のために取り組んでいる。それでも、こうした事はいつの時代も起こるんだってこと。
気になっていた映画
親子で鑑賞
小学校のシーンが、個人的にとても辛くてザワザワしてしまいました。言葉や思いは、何か心の奥からやってくる。たとえ、とても刹那的で発作的に思えても。こんなことを言える人って、どんな生活してるのだろう? どんな人とどんなやりとりをしているのだろうか?と思って見ていました。
アニメだから、とてもキャラが立っていて実写より良かったです。多分、若い俳優さん達ならみんな一緒に見えてしまったと思います。
これもあざとい?
原作未読、予備知識なしでの鑑賞。
聲…石板の楽器の簡略字に耳を加えてできた文字だそうです。つまり、口から発する音というよりは、空気の振動、響きを耳で拾う、というのがこの字の成り立ちなのですね。
伝えたい、分かって欲しい、上手く言葉に出来ない、
だけどそもそも何を分かって欲しいのか自分でもよく分からない。
自分のことばかり分かって欲しいって訴えているようだけど、こちらのことを理解しようとしているのか?
ごめんなさいと言うけど、どう反応して欲しいんだ?
イジメが良くないことくらい分かってる、だけど止める勇気がない、第一そんなことしたら自分だってイジメられる。
分かってるのに口にしない自分は卑怯だ、このままだとますます自己嫌悪に陥る、もう居場所がない、逃げるしかない。
よほど生まれついての強靱な精神力を持った方以外、誰でも感じるようなもどかしさがとても丁寧に、しかも多くの人が思いあたるような友人関係の中で描かれていると思いました。
少女は聴覚に障害があるので、コミュニケーションの手段がたまたま手話や表情が主体となっているだけで、伝えたいという気持ちや相手のことを理解しようとする気持ち(響きを拾う力)は、障害の有無とはあまり関係が無いのだと気付かされました。むしろ、生半可な言語表現や態度の方が、本質を見誤らせることの方が多いのかも知れません。鑑賞後、もしかして自分がその生半可な奴じゃないのか、と若干の後ろめたさも覚えさせられる、ちょっとほろ苦い映画でもあります。
障害をお持ちの方、そのご家族や関係者の方のご苦労は想像することしかできませんが、障害の有無に関わらず、何かを伝えよう、理解しようとする行動が何かを響かせ、何かの形を渡すことができるのだということを教えてくれた素晴らしい作品です。
君の名は。やこの世界の片隅に、など今年多くの人が繰り返し観ている映画はどの作品も、制作した側(伝える側)の意図をはるかに超える様々な形に響いているのだと思います。きっと3回観た方は3回とも違う形で作品世界を捉えているはずです。
どこかのヒット作品のレビューで、万人受けを狙った、とか、あざとい(小利口、露骨で抜け目ない)という表現をネガティヴな意味で使っているのを見た記憶があるのですが、製作者に何かを伝えたいという熱意があるのなら、構わないのではないでしょうか。どういう形で受け取るのかは、受け手側次第なのだと思います。伝えたいことはどんな形なのだろう、と何度も考えさせられるような深みや厚みや共感性やいら立ちや知的刺戟がなかったら、繰り返し観る人はいないと思います。
名作です!!
名作だと思います。我が家では中学から大学の子供たちも全員が二回観ました。こんなことになるとは思ってもみませんでした。一回目、それなりに感動して近くの「聖地」に「巡礼」までした「君の名は。」の予告がキッカケで本作を観ましたが、それとは比べものにならないくらい何度も涙があふれ、衝撃を受け、それが後に尾を引きました。どういうことだったのか原作を買って家族で読み、考えさせられました。ネットでの見解もたくさん検索しました。知れば知るほど深く「生きる意味(人は希望や意味無しに生きられない)」とか「命の重さ(それでも生きているだけで価値がある)」とかを思わされ、改めて映画でどう描かれていたのか確認したくなりました。映画は本当に良くできています。聴覚障害を持つヒロインの硝子の気持ちに私自身も気付けなかったことがショックだったのですが、主人公の将也が感じていることを追体験しているのだと理解しました。ラストは映画のほうが好きです。アニメでこんなに心をつかまれるのは個人的には三十年程前に観た「銀河鉄道の夜」以来です。学校に通う子供たちの話で、いじめが描かれていたり、どちらも文科省が後押ししてたり、サントラが素晴らしいことや、どちらも原作が何度も書きなおされていて、物語がまだ未完のような余韻が残るところも似ています。またどちらにもクライマックスで主人公が神に自分のささやかな切なる思いを述べる独白の場面がありますが、その中身はエゴではなく他人の幸せのために自分の命を使いたいという若者らしい純粋で切羽詰まった誓いの発露です。その願いが聞き届けられて奇跡が起き、主人公は最後に再出発できるのだなと思われる展開があります。そのファンタジー的な要素も心揺さぶられる重要な要因かもしれません。世の中がわかったような気になっていた若い時よりも歳を重ねる程に「今、見えているものだけが全てではない。むしろ見えないものや未来にどのような意識を向けるかのほうが大事だ」と感じているだけに、とても説得力を覚え、感動しました。
一言で衝撃的な作品でした。
ちょうど山田尚子監督が舞台挨拶にいらっしゃった日に鑑賞しました。
観に行くきっかけは『君の名は。』を鑑賞してから2ヵ月ほどの間にTwitterで『聲の形』の評価の高さを感じ、気になり始めたからです。
因みに前情報は『聲の形』公式サイトにあるPVのみで、原作のコミックなどは全く見ていません。
作品の内容に関してですが一通り見てみて“リアル感”と“場面場面の衝撃”を感じました。小学生時代ではよく見られる場面が過去を思い返せば妙に納得してしまったり、ただ今の目線で見るとどうしても許せない感情が沸き上がってしまったりしてしまいますね。そういったリアル感は非常に伝わりました。
あとリアルならではで起きること、不測の事態、人間関係のいざこざ、過去と現実など様々な場面で衝撃的で、結構心に来ました。ストレートなリアルさが描けていると思います。
けど一番は硝子の聴覚障害が肝で、“伝えよう”という気持ちと将也の“変わろう”とする姿がとくに心に残りました。
初鑑賞が山田尚子監督の舞台挨拶の日ともあり、本当に素晴らしい作品だな~と感じ、素直に拍手しました。
監督の貴重な話も聞けましたし、その後原作が気になりコミック全巻を読みましたが、映画で全て収まりきらないほどのボリュームで映画で語られなかった話も多くあり、驚いたことを覚えています。
総評ですが、観て良かった作品でした。それは間違いないです。
また、この作品は2回観に行きましたが、内容がちょっと濃い(重たい)ので2回目は1回目ほどのめり込みはしませんでしたので4.5という評価にさせていただきました。
重たいけれど、大事なテーマ。傷ついた者達の確かな絆。
【賛否両論チェック】
賛:傷つき、生きる意味を見失っていた主人公が、かつて傷つけた相手と再会し、次第に惹かれていく様子が、切ない雰囲気の中で描かれるのが印象的。その過程で少しずつ他人の声を聴こうと、必死で心を開いていこうとする姿にも、またグッとくるものがある。
否:イジメや自殺未遂等、重たいテーマが続くので、軽い気持ちでは観られない。
軽い気持ちでイジめていたことが、全て自分に返ってきて、初めて他人の痛みに気がついた将也。彼が死ぬ前の身辺整理のつもりで再会したイジメの相手・聴覚障害を持つ硝子と打ち解け、次第に心惹かれていく姿が、切なくも温かな雰囲気の中で描かれていきます。
イジメや自殺未遂等、重たいテーマではありますが、思春期の主人公達が葛藤し、ぶつかり合いながらも彼らなりの答えを探そうと模索していく様子に、胸が熱くなるようです。心を開けない相手の顔に「×」がかかって見える演出も意味深ですし、
「君に、生きるのを手伝ってほしい。」
というセリフは、本当に心に残る名言だと思います。
なかなか気軽に観られる作品ではないかも知れませんが、生きることを改めて考えさせられる、そんな1本です。
私の映画
聴覚障害、いじめ、自殺、恋愛…
いろんなテーマが折り重なっている作品だから、観た人それぞれの経験や興味によってどこをクローズアップするのかは変わってくるだろう。
私にとっては完全に、ディスコミュニケーションの映画だった。
主人公の将也が校内すべての人間の顔に×を付けたあたりで号泣。
その後はずっとダラダラ泣き続けた。
泣きすぎて吐きそうだった。
これは私の映画だ。
だから、客観的に、冷静に評価することなんてできない。
映画を観て泣いてたのは今の私じゃなくて、
学校内の全ての人間の顔に×を付けて、俯いて、見下して、
でも誰かに手を差し伸べてほしくてしょうがなかった、17歳の私だ。
あの頃の自分が見たら…、多分受け入れられないだろうな。
そんなにうまくいかねえよ、って言うと思う。
でも彼女に言いたい。
今いる世界が、世界のすべてじゃないってことを。
いろんな経験をして、自信をつけることで、世界はどんどん広がるってことを。
ポスターのキャッチコピーにもなっている「君に生きるのを手伝ってほしい」の台詞が素晴らしい。
本当に生きるのがギリギリな将也だからこそ、嘘くさくない重さが生まれる。
それにしても、将也のお母さんの髪型はあれでいいのか…?
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