映画 聲の形のレビュー・感想・評価
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色々考えさせられるなー
リアル。本当にリアル。なんか、本当に色々考えさせられた映画だった
同時期のアニメ映画「君の名は。」と比べることはできない。内容も伝えたいことも違いすぎる。
個人的には君の名は。のほうが面白かったが、これはいろんなことを考えさせてくれた、という意味で大満足。
おもしろかった!
原作も読んでみる!
感動の拒絶
レビュアーの状況
【原作未読】【公開初日に観てきました】
原作を読んでおらず、あまり事前情報も観ていなかった中で観てきました。
凄く不思議な映画でした。
感情移入で泣きそうになる瞬間は幾度もあるものの
全編を通して感動する観客を慎重に拒絶していました。
感動をしないけれど、各キャラクターに共感ができる。
やりきれない感情の発露としての怒り、涙に共感して泣きそうになる。とにかく目が離せない。離していたくない、という映画でした。
物語の流れとしては
各キャラクターの欠点、古傷を幾度となく掘り返し
お互い、そして自らすら傷つけ、すれ違い合いながら、
それでも自分の傷口と向き合い、失敗しながらその傷を受け入れていく(癒していく)話でした。
ただ作中の細やかな描写をしっかり追えないと
(そして各キャラクターの背景にある状況を推定できないと)
不快感を感じる描写の数々の割に感動がなく
かなりしんどいと思います。
それから、これは原作未読組の戯言なのですが
主人公とヒロインの転機のイベントの前の何か(決定的な)出来事
や
真柴君に関わるエピソードが意図的にカットされているようにも感じました。
無くても成立する話として仕上がっていると思うのですが
きっと入っていたら、もっと素敵だったんだろうな(原作読むか...。)
という気分になりました。
いい作品だと思います。
ただ、感動しようと思って観に行くべきではないですし
キレイで片づけられないことも多くあります。
(すれちがい、別離のキレイさを求めるなら「君の名は。」をお勧めします。)
また、映画の描写からどれだけのことを読み取れるかで
評価も変わってくると思います。
そういったことを踏まえて、観に行くべきか一度考えてから観にいかれることをお勧めします。
涙が止まらない
原作を何度も読んでいる者です。
正直、深く長い原作を2時間にまとめられるのか。
そういう不安がありました。
いざ見てみると驚きました。驚かされました。
一部省かれた場面もありましたが、流れは一緒だし、大切な場面が全部映っている。
自分の好きな場面があるのですが、それを見事に再現していて、涙が止まりませんでした。
そして声優。
声優さんの演技に圧倒されました。
特に印象的だったのは耳の聞こえない主人公を演じた早見沙織さん、親友の永束を演じた小野賢章さんです。
もうこれはレビューを見ずに、とりあえず見に行った方がいい作品です。
自分の中では大ヒット上映中の君の名は。を超える作品となりました。是非見てみてください!!
考えさせられるけど、傑作!
イジメがテーマなので、観てて心が締め付けられる作品。でも、沢山の人が見た方がいいと思いました。
人って、なぜ他者を傷付けてしまうんでしょうね
イジメじゃなくても、人は常に他人を知らずに傷付けたりしてしまう生き物、『聲の形』のような作品を観ることで、他者の気持ちや、痛みを想像できるようになれる人が増えるといいなと、思わされる作品でした。
駄目な自分を受け入れてくれる人(友達)の存在がいるのは有難い事ですね。
頑張って、自分を変えようと足掻く主人公には、勇気を貰えます。
『君の名は』も良い出来で感動しましたが、『聲の形』は本質がまったく違う別物の良作!
どちらも、必見な作品。
京アニはいい仕事しますねぇ。
間違っても『聲の形』は実写映画にはしないで欲しい。すべてだいなしにしてしまいそうだから。
面白いか面白くないで言えば胸糞
原作未読
突然の展開からOP
まずこの時点でOP の雰囲気が合ってなくて驚いた
そして2時間胸糞展開
予告を見て予想はしてたが、ここまでとは思ってなかった
途中からハッピーライフが始まるかと思いきや
ハッピーエンドになっただけで最初から最後まで胸糞!
そして流れるED なんか雰囲気が違うと思うんだよなあ
出てくる女の子が皆可愛いのは救われたが···
マジでそれだけ
女の子は可愛い!
これは間違いない
キャラデザから仕草まで全部可愛い!
さすが京アニ
でも京アニだから可愛いのは当然と思ってる
硝子みたいな可愛い女の子が居れば俺だって必死に手話覚えるんだけどな
学校で見せられるような
障害者への理解を深めるための映画、みたいでした
対象年齢は中学生~20代前半ぐらいかな
恋人と見に行くものではないし、家族で見るものでもないと思う
悪くはないが人に薦められるものではないな
リピーターがつくのかも疑問
見終わって楽しかった、面白かったと言える映画ではない
見終わって残るのは胸糞感
ここまで映画に泣かされたのは久しぶり。
とても共感できました。
半ば頃からから最後まで涙が止まりませんでした。
ストーリーはとても共感できるし、人によってはとても感動できるとおもいます。(学校や友達が苦手という方は特に観てほしい)、思ってたよりというかほとんど恋愛要素はありません。
そして作画これは流石、京都アニメーションと言わざるを得ません。一言で言って素晴らしいです。水や涙をシーンごとに分けられている。これは悲しい涙、嬉し涙、全く違います。
キャラクターの動きも表情も凝っているなぁと思いました。目の形、輪郭、声、髪型、動作、一人一人全く違うので見ごたえがあります。
そして何より凄いと思ったのは、声優さん方ですね。特に早見沙織さん。流石ですね、早見さんが演じた西宮硝子は西宮硝子そのものでした。
効果音も迫力があり、とても良い演出でした。
是非映画館で観てほしい。おすすめの作品です(*´▽`*)
良かった!
全体的に、キャラクター、ストーリーともに感動しました!将也と硝子の小学生時代から高校生になって、再会して好き同志になるまでの切ない事(小学生のときのいじめなど)まで、描きだしている事など内容が、濃い内容で感動しました!君の名は。とは、違う感動がありました。Blu-rayを買うつもりです。
考えさせられ、共感できる作品
レビュー☆1以下の人は荒らしなので気にしないでいいです
それと、これは「いじめ」、「恋愛」がテーマではありません!
ヤバイ...!
声優、映像、ストーリーなどなどすべてにおいて素晴らしかったです!
正直今年観た映画の中で一番面白かったと思います!
ラストのところやばすぎる!
君の名は。と比較するのはなんなの?
監督も脚本家も「確信犯」
先行上映会で鑑賞。予想以上の出来映えに満足。だが原作ファンの誰もが「なぜ●●をカットしたの!」と嘆くだろう。
全7巻を129分に凝縮するにあたり、監督・脚本家は内面描写を主人公2人に限定し、他のキャラたちの背景・内面描写をあえて切り捨てた。
結果、原作を読んでいない人には、各人の言動が不可解で表層的に映るかもしれない。原作を知る者としては、物足りなさ・もどかしさで悶絶してしまうだろう。
だが原作漫画に描かれた各人の内面は、将也・硝子には決して届かない「心の声」である。映画を見て感じる「不可解さ・もどかしさ」は、将也・硝子から見た各人の姿そのものである。各人の内面描写を不十分にした分、観客は「将也目線」でのいらだちを追体験することができる。
健常者だから、言葉を駆使できるから、内面をすべて伝えられるわけではない。むしろ、言葉を駆使できるからこそ、取り繕って、ウソも交えてしまう。
音声の「声」を伝えられない将也と硝子は、だからこそ必死で自身の思いを伝えようとし、相手の思いを読み取ろうとする。
周囲の仲間は、音声の「声」を発することができる分、心の内の「声」からは遠ざかってしまう。
この作品は、コミュニケーションとディスコミュニケーションを描いた映画である。
あえて「描かない」ことによって、ディスコミュニケーションを観客に痛感させる構成を選択したのではないか。
おそらく「確信犯」。不満を抱いた時点で、私たちは監督・脚本家の術中に見事にはまっているのである。
★一緒に見た中3の息子の感想。
「面白かったけど、11話テレビアニメで完全版が見たい」
原点0.5点は、未だテレビアニメ化が発表されていない事への不満表明です。
比較して
試写会で鑑賞。
直前に「君の名は」を見ていたので、つい比較してしまう。
全然違う映画ですが、鑑賞後の満足感は断然「聲の形」の方が上。
ついつい原作本を買ってしまい…なるほど、漫画も面白い。
みんな幸せになってくれ!
自分の嫌いな部分も愛して
見てて胸が痛くなりました。
だからこそ、いろんなことを考えさせてくれる映画でした。
原作の単行本7巻分を2時間にまとめたので、省かれていたり改変されていたりする部分もありますが、とてもよくまとめられていたと思います。
このアニメが抱えるテーマが重いだけに、見ていながら胸が痛くなるシーンも多々ありました。しかし、その重さゆえにきっと映画を観た人は様々なことを感じると思います。
作画・背景等に関しては素晴らしいの一言。京都アニメーションが制作するアニメは安心してみていられます。
また早見沙織さんの演技は本当に素晴らしかった。声優って凄いなって改めて思う作品でした。
少年よ、頑張れ!
大好きな、山田尚子監督作品。
冒頭の小学生時代のシーンでやられました!
教室という一つの空間で共同生活を送ることの難しさ。
誰が悪いとか良いとかではない。
そこにあるのは、子供たちの素顔な気持ちが作り出した、現実世界が広がっています。
からかう側もからかわれる側も、上手く噛み合わないからイライラする…。
そのもどかしさが、一人の少女を虐めるという行為に発展させてしまうのです。
少女をいじめた少年も、一緒になっていじめていたクラスメイトからいじめられ、孤立する道を辿ります。
それから5年…。
一人も友達ができなかった少年は、いじめていた少女の元を訪れることに。
手話を覚えた少年は、彼女と仲良くなれるのでしょうか…。
冒頭から息つく間もなく見入ってしまい、時間が経つのがあっという間でした。
胸がえぐられるような一つ一つの言葉に、見ているこっちの心が折れそうになりました。
それでも、少年はめげずにいろんなことに挑戦します!
辛い過去は2度と消せないけれど、その記憶を新しいものに変えることはできるはず!
奇跡を信じて彼女に向き合う、青年の直向きで素直な姿に感動しました。
声優の入野自由さんの声がこの世界をより一層素敵なものにしているように感じます!
この作品を見逃さずに見れて良かったです!
講談社の方々の熱き思いと、読者の方々の熱烈な気持ちから生まれた感動作は、オススメしたい作品の一つです!
現実的で考えさせられる
自分大事、他人に無関心、いい人を偽善者批判、自分の悪事を隠すために巨悪を作り上げる…。誰もが自分は悪くないという体を保ちながら、内側で自分を失っていく。多分、今のいじめの構造ってこんな感じなんだろうな…。と考えさせられました。
登場人物が、それぞれ個性的でしかも魅力があり、それぞれの苦悩もおもしろおかしく深い作品となっていました。上演時間以上に濃い内容でした。
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