「疲労感に襲われる」葛城事件 豆さんの映画レビュー(感想・評価)
疲労感に襲われる
観賞後、激しい疲労感に襲われる。
家族全員が病んでるというか精神が崩壊してる。何でそうなるんだ、何を考えてるんだ…などと考えるだけで疲れてくる。
特に父親の存在、家族・家庭はこうあるべき!自分は正しい!それが全てのような閉塞感に息苦しくなる。作られた幸せ、現実を見ようとしてない家族。
また、この家族には、ごく普通の家庭のご飯がない。食卓のシーンもだけど会話の中にもない。全てが出前やコンビニ…おかしい事にも気づかない。
観賞中ずっとムカムカし理解もしたくない感情に包まれ、終わった後もずっと後を引き疲労感と絶望だけが残る。こんな映画そうそうない。
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