マネー・ショート 華麗なる大逆転のレビュー・感想・評価
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自分の無学さを痛感
俳優陣の豪華さと宣伝に惹かれて観たが、金融の知識に疎い自分には、内容はさっぱりだった。
合間合間に、金融の用語をたとえ話で説明してくれていたが、それすらも自分には難解だった。
登場人物たちのバックグラウンドを把握するので精一杯。いや、本音を言えば、それすらも完全には把握できていなかったと思う。
そんな自分が脚本にいちゃもんをつけるのもどうかと思うが、
あえて言わせてもらえるなら、
もうすこし登場人物を絞ってくれたらありがたかった。結局、最後まで誰にも感情移入できずに終わってしまったからだ。
万人受けしない作品ということで星は控えめにつけたが、金融関係の方からみれば、良作なのではないだろうか。なんといっても、俳優陣は一流が揃っているのだし。
ちょっと難しい
原作本も読んでるが、債権などの金融に関する知識がある程度ないと話について行くのが難しい。でもなんとなくわかったし、世間を騒がせたリーマンショックのうらがわでどんな感じのことが起こっていたかを少しは理解することができたと思う。
霞
劇中で扱ってる話しがややこしい割りには、楽に見れた。
世界経済の破綻を招いた"リーマンショク"その裏側というか、過程を描いた作品だった。
なんというか、この世界には明確な三角形があり、最多数を誇る区分けの人々は、搾取という形でこの世界を維持してるんだなあと思えた。
酪農業における羊みたいなもんだろうか?
確かに、話しの核である商品は、聞けば聞くほど胡散臭い…いや、ほぼ犯罪だとも思う。
有りもしないものを、権威と秩序ででっち上げてたのだから。
最早、何を、誰を、信用していいのか分からない。
お金を、預かる銀行自体が元締めなのだ。
そうまでして作り上げた金を、何につぎ込んだのだろうか?
そう思うと、僕らを取り巻く世界が、違って見えてくる。
…と、感じたり考えたりしても、世界はきっと繰り返すんだろうな。
鑑賞してる間、なんだか嫌なものが胸にずっと渦巻いてた。
今の日本は、いや、世界は、どれくらいハリボテなのだろうか?
そんな事を考える。
「実話に基づく話」なのが、余計に嫌な感じだ。
スピード感溢れる映画
アメリカの難しい経済をスタイリッシュにスピード感満載で説明した映画!がやはり、難しい!(笑)大まかには、ほ〜なるほど。となるけど、全部を理解するのは困難かと。ところどころに出てくる偉人の名言には心うたれる!みんなが書いているように、邦題に期待しすぎるのは禁物かと。
ブラピは特別枠で参加したのか!?
ブラピは伝説の元銀行マン役で参加してるけど、伝説の銀行マンなんて探せばどこにでも入るだろ!
そもそもブラピ以外の3人でも作品は成り立つでしょ!ポスターも3人でいい
付け加えたんだよ4人目をブラピのためにw
と思いませんか!
ルーレットでモラルを取り戻す
4人が組んでウォール街と対決的構図を予想していたが、4人が別々のアプローチでサブプライムローンをベースにした全然分からないクソ証券(健全商品の中にリスキーな商品をごちゃ混ぜにした証券)ほとんど詐欺の破たんを予測して賭けた。畑に散布するクソはオーガニック。ウォール街のクソ野郎(女含む)はクソより汚い。医師の鎌田實は色紙に「0(ゼロ)から0(ゼロ)へ」と書いた。生まれてきたときゼロだったはずなので、いままで得てきたものを全部社会にもどして死んでいけたらいい、という意味。資産を何兆円も持っている人はどのように帳尻を合わせるのだろう。
リーマン・ショックは何故おこったか?
この映画ではリーマン等の銀行が破綻する状況が実話に基づきドラマチックに映画化されている。しかし、問題はショックゴにもあり、国庫金による銀行救済にもある。こちらはすでにドキュメント映画として上映されていて、社会問題として大きな反響を呼んだ。今回の映画づくりはその前半だけのエンターテイメントで、個人的には満足できない。
一度見て勉強してからもう一回見たい映画
リーマンショックの裏側を描いた作品。
我々にも分かりやすくするために俳優やセレーナゴメスに説明させるという面白い手法をつかっています。
そのため予備知識がなくてもCDSやCDOがどういうものなのかある程度はわかりやすくなっています。
しかし映画冒頭でもライアンゴズリングが「金融機関はわざと独特な言い回しをして自分たちに疑問をもたれないようにしている」と言ってるように確かに専門用語の連発でした。
そのためある程度がわかっても結局疑問に残る所は多くなってしまいました。
そのためリーマンショックについてさらに詳しく知りたい人や金融に興味を持ったひとは見終わったあと一度用語について勉強してからもう一度見たらとても楽しめるのではないかと思います。
最後に邦題が華麗なる大逆転となっていたりCMがとてもコミカルになっていますが実際は少しシリアスなドキュメンタリーのように感じました。
なのでオーシャンズシリーズの様にスカッとする映画と思って見に来ると少しガッカリしてしまいそうです。
おもしろ教科書
シリアスで難解なあの事件についての映画なのに笑えるコメディ。ウルフオブウォールストリート的な手法は説明っぽくなりすぎず良かった。
もっと主要三グループが絡み合うところが見たかった。
また、華麗なる大逆転ではない。彼らの勝ち=経済破綻なのは彼らも承知で、儲けれど哀愁すらあった。
評価を見てると日本人がリーマンショックについていかに無知かがわかる。
ツマンネ、ワカンネ、モウイカネ(カモ)。
こんな映画ばっか作って、何楽しいんだろな、また途中からZzz…だったわ。これこそ、格付けcccの金返せレベル。この分だとハリウッドこそあと2年持たねーなw。銀行に行ってハリウッドのcds持ち掛けたくなったわ(覚えてるのはここまで)。もちろん、こんなときのためにとオプション(無料券)持ってるオレ様は、被害ゼロだけどさ、ヘヘ。
決してデートに使うこと無かれ。
「デートには絶対禁物!」な、新聞的知的好奇心をこれでもか!と刺激する一本。
芸達者過ぎる俳優陣の集結に加え、解り辛いマネーゲームを時に噛み砕いて観せてくれる演出の軽妙さが良かった。
「世の中、賢い人間の手のひらの上で回っている」
そんな不文律の世界を垣間見させてくれるたのが、非常に心地よかった。
ただしその分、観る側のオツムはフル回転を要される。
テンポは良いのだが、若干ペースの速すぎる作劇についていくのが大変なのは致し方無い所であろうか。
自分はもう一度大学に入りなおし、経済学をイチから学びたくなった。
こんなギャンブルはできないし、したくもないけれど。
力の入った良作ながら、社会科に興味が無ければおそろしく退屈だろう作品。
企画最高、脚本よし、ただしやや難解
サブプライムローン破綻に端を発するリーマンショック。しかし、その金融商品を理解もしくは説明するのはかなり難解であることは、周知の事実だ。この映画を見ても、なにがなんだかわからなかった。脚本家の人も役者も、台詞をおそらく100%理解しているのだろうとは思うが、自分は字幕を読んでもまったくわからなかった。とにかくややこしいということなんだろうと思う。
AAAという格付けされた債権の塊にBBBが混じっていたり、AAAという格付けそのものに意味がなかったりしたのだ。
映画では様々に解説してみせてくれているが、はなっから不良債権になるものに決まっているものを束ねてその不良性を失わせるということなのかな。映画ではクソだのファックだの罵倒用語がのべつまくなしに出てきたが、まさにクズ債権を高額で買わせていたのだから、リーマンブラザースはじめこれで儲けていた証券会社はクソ集団だった。
これは、まじで資本主義の終わりである。村上春樹の1Q84からの引用で、我々は世界の終焉をどこかで望んでいるのだ。みたいな文章がテロップで入っていて、映画自体の成り立ちはとても高尚な場所にいるのは分かったけれども、ではそこからどうやってわれわれの社会は這い上がるのべきなのかまでは分からず。
遺伝子組換え作物を使わず、無農薬で作物を作るというようなことなのだろうけれども。
クリスチャン・ベール良かった。製作にブラッド・ピットが入っている。
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