あやしい彼女のレビュー・感想・評価
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ローマの休日を見上げてごらん
韓国版の内容はすっかり忘れてしまっているのですが、多分基本プロットは同じ。まったく違うのは昭和歌謡曲をフィーチャーしたところだろう。「真っ赤な太陽」、「見上げてごらん夜の星を」、「悲しくてやりきれない」などなど、見事に現代的にアレンジし、北村拓海のバンドにピタリと合っていた。特に「悲しくてやりきれない」を歌う多部未華子の涙がとても良かった。
“老人ド真ん中”という言葉には笑わせてもらったけど、全体的にはちょっとテンポが悪くなるような箇所あり。これは多分韓国版も同じ。そして、ベスパ、ジェラート、真実の口をそのまま表現て、オードリー・ヘプバーンと『ローマの休日』にかなりオマージュを捧げているのはわかる。ラストのグレゴリー・ペックも最高!
そんなコミカルな内容の映画でしたが、ショックだったのは金井克子がかなりのおばあちゃんだったことだろうか。子どもの頃に歌番組での「他人の関係」を見てドキドキさせてくれた金井克子。まぁ夏木マリのほうがセクシーだったかな・・・。などと思い出しつつ、なぜ「他人の関係」を歌わない??と、見終わってあれこれ考えたのですが、家族の絆をテーマにしているストーリーなだけに「逢うときにはいつでも他人の二人」なんて場違いだったのかもしれません。志賀廣太郎にとっては「はじめての顔」でもないし・・・
なんといっても北村拓海のギターが上手い!ちょっと二十歳の頃の自分に戻って、映像に合わせて弾いてみたけど、あれだけ上手く弾けなかったよ・・・トホホ。
『○○○○彼女』シリーズ?
どうせ『多部未華子ファン映画』なんでしょ?(←なんてヒドい偏見…💧)と思い…休日に朝食をとりながら 軽い気持ちで観始めたのですが、まぁ 最初のうちはお年寄りの会話劇と早すぎる不自然な動きで、やっぱりね〜とは思ってしまったんですが、、
どんどん引き込まれていき 泣いて笑って、笑っては泣くという事態に(笑) それでいて、多部さんの魅力も思う存分楽しみまして……。観終わる頃には好きになってました(汗)
そういえば昔、あどけなさ残る多部未華子さんが、
アニメ映画『カーズ』の公開記念特番で、
“ルート66"を巡る番組に出演されていた事を思い出し
、素敵な女優さんに成られたとも感じました。。。
この『惚れてまうやろ〜映画』で思い出したのが、
『陽だまりの彼女』これもファンタジーで最後
上野樹里さんを好きになってるところが同じかなと思いました(笑)
さすがの多部未華子
そしてなんと北村匠海
彼は最近 「猫」って言う歌でめちゃくちゃ歌が上手い事が広く知れ渡り、それを知った上で見るとバンドにうつつをぬかす男の子の役がリアルに見える。
多部ちゃんは最近「ワタなぎ」って略されるドラマでも評価されてたけれど、私的にはいやいやこういうんじゃない多部未華子の魅力は!っておもってたそのままの演技力を見せつけられた。
エンドロールで金井克子って出て来て
げげってびっくり
じゃあいっそ自分の歌歌ってくれたらよかったのに。
いや全然気づかなかったわー。
挿入歌に関する監修が小林武史さんっていうのもまさにって感じだし、最終的に歌ってた女の子も上手い。
要潤の役所もいいし
なかなか良い映画じゃないか。
大作じゃなくてもこんないいのがあるよと
教えてあげたくなる感じ。
過去と現代の融合みたいな。
倍賞美津子演じるおばあちゃんが20代の少女に若返るファンタジックな映画。
戦災の貧しい時代を経験し女手ひとつで娘を育ててきたおばあちゃん役の倍賞美津子、そして共に苦労してきたジロウさんの世代。
そして倍賞美津子の娘は、それはそれで昭和平成の現代社会で苦労して息子を育て大学生にした世代。
そして大学生でバンドをする若者世代。
この3世代全てが登場し、入り交じる、珍しい映画ではないかと。
過去と現代の価値観の融合とも言うべきか。難しく言うとそうだが、3世代の家族愛の話が中心かな。
倍賞美津子とジロウさんの語り合いも良かったし。
最後に小林聡美演じる娘が母のこれまでの苦労を本当の意味で実感。理解し、ねぎらいお互いに抱きしめ合うシーンは良かった。
多部未華子が好演ですね。
それに多部未華子がかわいいんだな。
歌は特別うまいわけじゃないだろうけど、、見上げてごらん夜の星を♪
とか、曲名は知らないけどいい曲だったし、確かにいい曲は何十年も時を超えて世代を超えて心にしみいるものだなと感じた。
楽しい、深みのある、広い世代で共感できる珍しいタイプのユニークな映画ではないでしょうか。
楽しい気持ちになりました。
人生の元気をチャージ!
多部未華子さんがかわいい
心に染入ってくる映画
自分らしく生きられるのはあたりまえではない
若返り。
多部未華子がよかった。小林のような大女優に対して母親役をやっても堂...
多部未華子がよかった。小林のような大女優に対して母親役をやっても堂々としていてリアリティがある。プロデューサーの彼もよかった。私自身が58年生まれで自身のリアリティがあるかもしれないけど、韓国のドラマとは別の意味でリアリティがあった。
自身が61だから、自身の人生を振り返ってのリアリティもあるのかも。同じ人生を生きるという言葉が心強かった。じろうのラストシーンも素敵。
てのひらの宝石に気づいて
いい映画だった。
多部さんの表情や歌にとても惹かれた。魅力的な女優さんだ。
オードリーの髪型がチャーミングな目元に合っていて美しかった。ちょっぴりおばさんっぽい服も彼女が着ると粋なモダンガールになってしまうのだから不思議 だ。
ビジュアルもさることながら歌も素晴らしかった。澄んだ高音は優しくて、必死に生きてきた力強さや切なさが表情に滲み出ていた。私もつられて泣きそうになった。
冒頭で自分の苦労話ばかりしていた主人公だが、この奇跡を通して変わった。自分には何もないと思っていたけど、自分の娘や、周りの人間がいることがどれだけ幸せなのかに気づいた。
夢、若さ、諦め、全てをまるっと包んで前を向かせてくれるような、てのひらの宝石に気づかせてくれるような、そんな映画だった。
倍賞さんが多部ちゃんに若返る話。既視感ありありだが、最後にはホロリ...
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