あやしい彼女のレビュー・感想・評価
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若さと自由と多部未華子
多部未華子はコメディエンヌでしょ!と最初に感じたのは『ルート225』を見た時だった。なんともシュールな世界の中で、彼女が真面目な役を真面目に演じれば演じるほど笑えてしまったのを覚えている。それと比べると本作の笑いは真逆で、クレイジーなのは突如若返ってしまう多部未華子の方であり、彼女の言動そのものが笑いを生み出している。銭湯でのぼせる姿に、彼女がお嫁に行けるのか?と余計な心配さえしてしまったが、「まいったね〜」と照れ臭く笑う姿は嫁に来てもらいたいと思うほどキュートだ(笑)。
オリジナルの韓国版は未見なので、比較してどうこうは述べないが、脚本が実にユニークだ。時折引用される『ローマの休日』が映画ファンの心をくすぐるし、ヒロインの偽名は爆笑もの!そして、お姫様は幸せというおとぎ話の固定概念を覆し、庶民の生活の楽しさを謳ったあの名作に対し、今作は若いことが真の美徳か?というところに踏み込んでくる。
若い時には何でもできる。若いとは良いものだ。うむ、確かにそうかもしれない。だが、それは現在においてのことだ。昭和歌謡曲と共に描かれる個人も国も貧しかった時代の苦労話には、若いだけではどうにもならないやるせなさに涙腺を刺激される。それゆえに孫に今の時代の自由さを語る台詞がグッとくる。
多部未華子、倍賞美津子、小林聡美というコメディエンヌ(と言っても、真面目な役どころもあるが)が織りなすアンサンブルはキャスティングの妙だ。笑って、笑って、ホロリ、かと思えば、“えっ、アンタも…!?”というまさかのオチに再び笑って、あ〜、スッキリ!欲を言えば、もう少しドタバタ感があっても良かったと思うし、ラストのフェスも昭和歌謡曲で締めくくった方が説得力が増した気もするが、全体を通じて、意外な拾い物をした気分だ。
親と見たくなる!
おもしろい!
とても良くて、とても惜しい(;´д`)
公開前から結構期待してましたが、やっと観ました。
多部未華子さんによる、多部未華子の為の映画♪
期待に違わず面白かったです♪
結構泣かせるシーンもあります。
往年の懐メロにジーンと来ます。…もうそんな歳なのね…
ラストも親が子を思う気持ちにウルッと来て、自分の親不孝さに切なくなります…
…ただ、いろんな意味で惜しいです。
「なんで急にこうなるの?」「なんでここをカットするの?」とか多数。「ここいらないんじゃね?」と思うシーンとかもあるので、そこをカットして、ここをもっと膨らませれば…と言うシーンが結構アリ。
一番引っ掛かったのはラストのフェスのシーンでオリジナル曲を歌うところ。
「フェスではオリジナルを!」と言うのは劇中でも言われていたけど、ここは懐メロを2~3曲歌ってから、オリジナルを歌えば、もっと盛り上がっていたと思うのに残念。懐メロで注目されたバンドだけにこの流れの方が良いかなと。
多部未華子さんはレトロな可愛さを上手く表現しているし、歌も上手いし、婆ちゃん流のべらんめい口調が良い感じです。
それだけに惜しい!
ちなみに劇中の「あやしい彼女」と言うバンド名は昨今の「ゲ○の極み○女」的なセンスから来たんですかね?
ならば、ここは「ピンキーとキラーズ」的なレトロチックで来て欲しかったですな。
でも、スマッシュヒットです。♪
追記:
突っ込んだら負けか?と言うぐらいに鑑賞中はいろんなツッコミが頭に浮かびましたが、鑑賞後にじわりじわりと来てます。
特に「悲しくてやりきれない」「見上げてごらん夜の星を」と言った往年の名曲を改めて聴きたくなる中毒に掛かりました。
韓国版のオリジナルを鑑賞せずなのですが、これらの曲の採用は日本版のオリジナルだと思いますが、曲も素晴らしいけどこれらを使用するセンスが素晴らしいです。
改めて、時代を経ても色褪せない名曲の素晴らしさに感銘しました。
もう一度観てみると印象が変わるのかな?と思える不思議な中毒性がありますね♪
スタンディングオベーションしたかった。
家族からの勧めで、予備知識なしで見ましたが、最高にハマりました。
DVDが出てから、、、と思っていましたが、もう一度劇場で観たい程の秀作です。
今までレビューを書いたことがありませんが、余りにもいい映画だったので、感想を書きたいと思い、本サイトに登録しました。
多部未華子さんの歌唱力や、小林武史さんが編曲された昭和の名曲、あのライブシーンなど、、、本当に良かったです。勧めてくれた妻に感謝。。。
過去を思い出して感極まるシーン、20歳に戻って青春を謳歌するシーン、ライブに向かって新曲を一生懸命作るシーン、、、挙げだしたらキリがありませんが、多くのシーンに共感、感動しました。
映画が終わってから、スタンディングオベーションしようと思いましたが(大袈裟??)、ダメですね、周囲の目を気にしてしまいました。
本作は、役者さんの演技を堪能するのであれば、DVDでも可能なのだと思いますが、ライブシーンを始めとした多部未華子さんの歌唱シーンは、映画館にて大音量高音質で観た方が絶対良いです。
見れば分かります。
歌に聴きほれた
多部さんってあんなに歌がうまかったの?。
ふつう俳優が映画で歌う場面って、少し引くか途中省略だと思うけど聴きほれた。
「見あげてごらん夜の星を」「真っ赤な太陽」、全然飽きなかった、引かなかった。
そして「悲しくてやりきれない」は多部さんの表情もすごいし映像もよくて泣きました。
歌(CD)も出しているのかなと思ったけどそんなことはなく、何週間も前からこの映画のために歌を練習したと聞いてびっくり。
俳優ってすごいですね。
多部さん、倍賞さんの口調もすごく似ていて、これもびっくり。
「君に届け」で初めて見たけどいろんな役ができるんだなあ。
映画自体も素晴らしかった。こんな文化が日本にあってよかった。
多部ちゃん、歌うまし。
優しい歌声
あやしい彼女
多部未華子 スッゴク良かった!
多部未華子、最高!!
若返りの話は、ちょうど放送が終わったばかりのスミカスミレでお腹いっ...
何度でも観たい久々の大ヒット
多部ちゃんにノックアウト‼︎
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