ジェノサイド・ゲーム
2014年製作/90分/オーストラリア
原題または英題:Turkey Shoot
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・ヒューイット
- 脚本
- ベリンダ・マクローリー
- 製作総指揮
- リチャード・S・ガーディアン
- ウィリアム・フェイマン
- アンソニー・ライオンズ
- マーク・スプラット
- ブライアン・トレンチャード=スミス
- 脚本
- ジョン・ヒューイット
- 撮影
- ワーウィック・フィールド
- 編集
- ジョー・シンプソン
- 音楽
- チェザリー・スカビスゼウスキー
2014年製作/90分/オーストラリア
原題または英題:Turkey Shoot
どことなくハンガー・ゲームを髣髴とさせるような舞台設定の映画でしたが、まあドミニク・パーセル主演の日本未公開映画ですから、やっぱりと言うかある程度予想通り、DVDスルーも当然のB級劣化版ハンガー・ゲームって感じでしたね。
3つのステージそれぞれに出てくる敵が、いくらなんでもB級過ぎでしょ!
存在価値すら無かった敵もいましたし、死に方なんかむしろ気の毒になるぐらい可愛そうな敵もいて・・・。
それにしても恐ろしく皆弱かったなぁ。
あれだけ銃弾ぶっ放してこれだけ当たらないとなると、凄腕と言うよりは一般人より酷いレベルだったような。
動きが俊敏とは言い難い主人公だっただけに、見せ方がホント下手でしたねぇ(苦笑)
ドミニク・パーセルの顔が見えるアクションシーンは動きが鈍く、見えないシーンはキレキレのアクションをするのもあからさま過ぎて失笑でした。
と言うか、顔が見えないおそらくスタントのシーンが7割近くはあった印象でしたので、もう少しドミニク・パーセルには頑張ってもらいたかったかなと。
でも、演技は上手くないけどこの方いい雰囲気は醸し出すんですよね、何だかんだでドミニク中毒な自分がどこかにいたりします・・・。
まあとりあえず、無実の罪で戦争重罪人とされた主人公が生死を懸けたゲームに勝ち残れば釈放的な昔からよくあるこの手の映画は、どんなにクズな脚本や演出でもそれなりには楽しめる(私だけかもしれませんが)ので、一応退屈はしませんでしたけどね。
あまりのB級さ加減が、一周回って面白い部分もありましたし。
普通このフィールドからゲーム参加者は出られない仕掛けが施してあるはずなのに、そうでもなかった辺りとか、突っ込みどころがありすぎて逆に面白かったかも(普通の映画ファンはただつまらないだけだったとは思いますが)
ただ後半の方向性は、私の期待とは違う方向へ行ってしまい、思いっきり尻つぼみ感(え?最初から尻つぼんでるって?)
まあ冤罪の内容がアレでしたので、仕方ないと言えば仕方ないですが・・・。
基本リアルとは皆無な映画でしたが、アフリカ世界大戦な設定だけは妙にリアルだったかなと、アメリカの大好物ですもんね。
しかしターキーシュートの司会者2人が本当にウザったかったなぁ、でもクズい番組にはクズ司会者が似合うってことなのかな。