レディ・ソルジャー(2014)

解説

「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートが主演し、悪名高き米軍グアンタナモ収容所の実態を女性兵士の視点から描いたドラマ。軍に入隊したばかりの女性兵士エイミーは、キューバのグアンタナモ湾にある収容キャンプに配属される。そこにはテロリストの疑いをかけられた人々が多数収容されており、エイミーは彼らの監視を命じられる。本当にテロリストなのかどうかもわからない個性的な収容者たちと毎日顔を合わせるうちに、心身をすり減らしていくエイミー。そんな中、エイミーは中東系の男性収容者アリと親しくなるが……。アリ役に「別離」のペイマン・モアディ。

2014年製作/117分/アメリカ
原題:Camp X-Ray

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映画レビュー

3.5グアンタナモで

2022年10月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

グアンタナモに長期間拘留されているアラブ人。罪状は不明。「捕虜」だとジュネーブ条約で保護されないといけないので「拘留者」と呼ばれている。新兵エイミー(クリステン・スチュワート)は拘留者が自殺しないよう監視するという任務に就くのだが....
人権が認められていないグアンタナモの現実と悩む新兵。真面目な、いい映画でした。

邦題があまりに適当で情けない。今時なら「グアンタナモ」で充分よかったのに。

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arlecchino

4.0悲しくなります・・

2021年1月4日
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映画は生き甲斐

3.5アメリカは正義か…?

2018年9月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

グアンタナモ湾収容キャンプ。
2002年に設立され、9・11などテロリストの疑いある者を収容している米軍施設。
その実態は…。
一人の若い女性兵を通して描く。

主な仕事内容は、“拘留者”の監視。ここでは、“捕虜”ではなく“拘留者”と呼ぶ。
一日何度何度何度も、巡回。
食事や本の提供。
中には、うるさくしつこい者も居る。
問題起こした者が居れば、数人がかりで取り抑え。
時には○○爆弾を投げつけられる。
地味だが、その実はハード。
疲労に蝕まれていく…。

さらに追い討ちをかけるのが、“軍”そのもの。
命令は絶対だが、そこに私情が挟むと…。
ある時直属の上官と“そういうムード”になるが、拒む。
それ以降、規定違反のシャワーの監視や突然の夜勤変更へ。あらぬ疑惑を問い詰められる。
疲労に加え、精神的にも追い込まれ、身心共に疲弊していく…。
そんな時、一人の拘留者と交流を持つ…。

無論、個人的な接触は禁止。奴らは、アメリカの敵。
しかもその拘留者“471番”、特にうるさくしつこい。
やたらと話し掛けてきたり、個人的な事を聞いてきたり、ハリポタの最終巻が読みたい…などなど。
挑発的でもある。
最初は面倒臭い奴だったが…、巡回中密かに話す内に、何故か気掛かりな存在になっていく。
それは同時に、本当にテロリストなのかという疑問へ…。

ここに収容されてる者は皆、テロに関与ある者ではなく、疑いある者。
という事はつまり、無実で収容されてる者も居るかもしれない。
本当にテロリストの疑いあるか、そうでないかなんて分からない。劇中でも明白には描かれない。
疑わしきは罰せず。
が、疑わしい者は皆拘留し、自由も尊厳も奪い、時には酷な仕打ちも…。
アメリカは、正義か…?

クリステン・スチュワートが熱演。
またしてもB級アクションを彷彿させる罪深い邦題だが、シリアスで考えさせられる人間ドラマ。

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近大

3.5考えさせるね

2016年12月1日
iPhoneアプリから投稿

アメリカのテロ戦争の実体を批判する作品だと思う。

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素子
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