パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト

劇場公開日:

パコ・デ・ルシア 灼熱のギタリスト

解説

2014年に66歳で急逝したスペインの天才ギタリスト、パコ・デ・ルシアの軌跡をたどるドキュメンタリー。7歳でギターを手にしてから60年間ギターとともに生きたパコ。12歳でプロのギタリストとしてデビューしたパコは、フラメンコの世界に大きな革命をもたらし、フラメンコにとどまらず、ジャズやフュージョンの世界でも広く知られる存在となった。本作では貴重な演奏映像や、カルロス・サンタナ、チック・コリアらギター界のレジェンドたちのインタビューなどによって構成。監督はパコの実の息子であるクーロ・サンチェス。監督の姉妹もプロデューサー、脚本として参加し、亡き父の魅力に肉迫していく。

2014年製作/90分/G/スペイン
原題または英題:Paco de Lucia: la busqueda
配給:レスペ
劇場公開日:2016年7月23日

スタッフ・キャスト

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(C)2014 ZIGGURAT FILMS

映画レビュー

5.0必見!天才フラメンコギターの苦悩と栄光

2022年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

素晴らしい!必見。 パコの家庭は貧困のどん底であったが、音楽一家でリズム感は自然と身に付き、12歳でプロのギタリストとしてデビュー。海外で演奏活動を開始し、フラメンコ界で一目置かれるようになった。 私がパコを聞き始めたのは、ジョン・マクラフリン、エル・ディメオラ、ラリー・コリエルらとジャズ・フュージョンのスーパーギタリストと競演したころ。実は、このころのパコはフラメンコ界からは疎まれ、ジャズ・フュージョン界の中では即興演奏で苦闘していたとあり、トップに位置するものの苦悩が描かれてジーンときた。 天才と呼ばれたパコも、その輝かしい音楽人生において人には言えない苦悩と苦闘があったのだ。 アレハンドロ・サンス、ジョン・マクラフリン、ルーベン・ブラデス、チック・コリア、カルロス・サンタナなどもインタビューで登場する。

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M.Joe

4.5エレガント・ジプシーは凄い

2022年1月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

伝記ドキュメンタリーなるんだけど、正にその通りの人だと記憶するので、嫌味にならない。 アル・ディ・メオラとかカルロスサンタナが登場する時期に僕は彼を聞いていた。主役ではないがエレガント・ジプシーは最高に凄い。もっとも、その後、僕はフリージャズに出会ってしまい、パコ・デ・ルシアがその後どうなったかあまり知らなかった。 当時はクロスオーバーミュージックとかフュージョンとか言っていたのを思い出す。リー・リトナーとかリタントゥフォエバーとかクルセイダーズとか流行っていた。正直に言って、軟弱な音楽と思って、あまり聞かなくなった。ただ、パコ・デ・ルシアだけは、癖が強く、フラメンコミュージックとして、聞いていた記憶がある。しかし、やっぱり、ブラックミュージックとしてのJAZZの方が心が動かされた。 だから、この映画を見て、改めて、パコ・デ・ルシアの凄さを知ったって言う事だ。 亡くなってしまっているのが残念。後はカルロスサンタナだけになった。ダラー・ブランドもドン・チェリーもガトー・バルビエリもハードなクロスオーバーミュージックの牽引役はみんな他界してしまった。大変に残念! 但し、クロスオーバー(そんな言い方しないが)だけで無く、他の音楽も同じだが。

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When I am 75♥️

3.0神がかり

2019年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

天才ギタリストのパコ・デ・ルシアが66歳で亡くなるまでの生涯を追う。 スペイン出身でフラメンコを出発点に音楽の場を広げていく。 演奏シーンが多く鳥肌ものだが、天才を超えた神がかり的なパフォーマンスに驚く。

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いやよセブン

4.5伝説のギタリスト。

2017年10月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

知的

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ハチコ

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