完全なる脱獄

ようわからん。事件の全体がこの映画を見ただけではようわからん。チェコでしたっけ、むこうでは大きな事件だったのかもしれないが。
弁護士の女はもうちょっと、普通ぽい女優を使ったほうがよかったのでは？なんか微妙に派手で、微妙に年くってるし。真面目に見るには気が散るなあ、と。
最後もすっきりせんしなあ。

ある事件を巡っての不当な捜査に、やり直しを求める弁護士、収監中の受刑者、警察や法に携わる人達との攻防。

実話をベースにした作品。

でも、ほとんどフィクション。

余り やり取りに熱さは感じないけど、徐々に見えてくる不正や、黒幕の黒幕。
こうやって、お上の都合の良い様に、闇に消される人も沢山いるんだろうなって思った。

問題の人物、カイーネクも　実際には悪に手を染めている一人。
所詮は捨て駒。

脱獄を繰り返せるチェコの刑務所って何なんだ？っと思いながら、現在も収監中のカイーネクに多少は同情を示しつつ、結局〜焼きは回って来るんだよっと。

最後も、一番大きな黒幕に迫るところまで行かず　その人物は誰も手出しが出来ないほど大きい存在だということが伺われる。

最後にカイーネク本人の画像も出てきます。