フリーキッチン
劇場公開日:2015年11月28日
解説
福満しげゆきの短編漫画「娘味」を実写映画化し、カニバリズムをベースに描いたホラーテイストのブラックコメディ。母親と2人で暮らす高校生のミツオ。幼い頃に母が殺した父と愛人を食して以来、食卓には人間の肉を使った料理が当たり前のように並ぶようになった。ミツオの知らないうちに人を捕まえ、浴槽で手際よく「料理」をする母。その肉を食べただけで性別や年齢までわかるようになってしまったミツオ。そんなミツオがペットショップの店員カナに惹かれはじめるのだが……。監督は本作が劇場作品デビューとなる中村研太郎。
2013年製作/81分/日本
スタッフ・キャスト
全てのスタッフ・キャストを見る
カニバリズムが特別なことではなく日常となっているところがたまらないです。
豚肉牛肉鶏肉と同じ扱い。
狙っていない時にも不気味さと狂気でクラクラします。
終始淡々としたストーリーが印象的だったが
息子の食レポと母の変態ぶりがツッコミたくなるほど
おもしろい!この映画の母の変態ぶりを見てシリアルママを連想してしてしまった。本編にわたるブラックな笑いと恐ろしい映画なのにどこかキュンキュンするこのよくわからない感情を楽しんでほしい!笑
隠れた名作?僕はとても大好きな映画です!
ラストはかなりいい感じでしたよー
2016年8月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
ミートローフが美味しそうに焼けてます… そんなお腹が減りそうな映像から始まります。
数々の母親の手料理が並びます。まぁそこそこ美味しそうです。食材が人間という事を除けば…
息子は尋常じゃない舌の持ち主です。まさに神の舌を持つ男です。
ラスト、ここであの奇妙な伏線もってきたかwとちょっぴり笑えます。
ペットショップ(熱帯魚屋)をもってきたとこが、どこか『冷たい熱帯魚』を彷彿させます。
2016年1月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
作品を知ってから近くで公開されるのを待っててやっと見れた。
あらすじを見る限りミツオちゃんも母と同様、カナを最終的には料理する展開になると思っていたが、カナの家庭も食卓に人間の肉が登場していて、最終的にはミツオ母をミツオとカナ2人で料理するという予想外の展開だった。
最後のミツオ母を唐揚げとして食べたとき『お袋の味』とミツオが言っていたのがとても印象的だった。
グリーン・インフェルノと2本続けて観たが、肉を食べることに恐怖を覚えるどころかむしろ肉が食べたくなってきてそのまま唐揚げ食べに行った…